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HOME   »   ゴルフ  »  [PGAツアー2015] タイガー・ウッズ選手と石川遼選手
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 アメリカ・プロゴルフ・ツアーのクイッケンローンズ・ナショナル大会は、7月30日から8月2日、アメリカ・ヴァージニア州のロバート・トレント・ジョーンズ・ゴルフクラブを会場として行われ、トロイ・メリット選手が4日間通算266打・18アンダーパーのスコアで優勝しました。

 トロイ・メリット選手は、アメリカ・アイオワ州出身の29歳、ツアー初優勝でした。PGAツアー8年目のプレーヤーがついに本格化したということになります。

 このトーナメントでは2人のプレーヤーが注目されていました。

 ひとり目はタイガー・ウッズ選手。

 この大会のホストプレーヤーです。
 既にPGAツアー79勝やメジャートーナメント14勝といった、世界プロゴルフ史上屈指のプレーヤーとしての地位を確立しているプレーヤーですが、不倫騒動や故障発症といった理由から、2014年以降は不振を極めています。

 「タイガーの復活」は、アメリカはもとより世界中のゴルフファンが待望しているところですから、今大会のプレー振りが注目されていた訳です。

 そのタイガーは、4日間通算8アンダー・18位タイでした。
 1日目・2日目・4日目は60台のスコアでしたから、3日目の74打が惜しまれる内容です。
 3日目のプレーを観ると、「気迫溢れるベタピンのショット」というタイガーらしいプレーと、「どこまで曲がっていくのか分からない」程のミスショットが併存していました。

 グッドショットを放った時のタイガーの表情や仕草は、全盛時を髣髴とさせるものでした。一方で、どこまで曲がって行くか分からないミスショットを打ってしまった時のタイガーは、何より雰囲気が以前とは全く異なるものでした。

 体型を観ると、下半身がやや細くなった印象でした。
 年齢のこともあるのでしょうが、まだ39歳のタイガーですから、老け込むには早過ぎます。

 現在のツアー全体を見渡せば、道具の改良やトレーニング方法の進歩等の要因から40歳代のプレーヤーの活躍が数多く見られますので、タイガーが復活してくれば、まだまだ世界トップクラスのプレーヤーとしてツアーを席巻して行くことは、十分に可能だと考えられます。

 この大会での数多くのグッドショットを観る限り、「タイガー・ウッズ選手の復活の兆し」は感じられましたし、「タイガーにしか打てないショット」も随所で見られました。
 次のトーナメントに期待したいと思います。

 もうひとりの注目プレーヤーは、石川遼選手です。

 来季のPGAツアーシード権獲得という意味でも、今シーズン残された数少ない大会での成績の重要性が伝えられていました。

 この大会の初日にはホールインワンを始めとする好調なというか「ミラクルなショット」を連発して8アンダーをマークし、トップタイに躍り出ました。
 2日目も好調なプレーを続け、「2日目を終えてトップ」という自身のPGAツアー初の成績・ポジションで決勝ラウンドに進出しました。

 石川遼のプレー=ミラクルなプレー、ですから、今大会こそ本来の石川選手のプレーが展開されるのではないかと期待が高まりましたが、3日目・4日目とスコアを伸ばすことが出来ず、結局11アンダーで10位という成績に終わりました。
 勢いに乗っての初優勝を期待していただけに、本当に残念でした。

 初日の14番ホールから1番ホールにかけての6ホール連続バーディのプレーは、石川遼選手の本領でした。ノーボギー・8アンダーというプレー内容は、石川遼のゴルフを知っている私達にとっては、久しぶりに観る「石川遼のゴルフ」だったのです。

 2日目は7バーディ・4ボギーの3アンダーのプレーでした。初日程ではありませんでしたが、バーディを狙い続ける石川選手のゴルフでした。

 ところが3日目は3バーディ・3ボギー、4日目は2バーディ・2ボギーの共にパープレーでした。
 パープレーに終ってしまったということよりも、「バーディ数の少なさ」が気になる所です。

 石川選手の強みである「アグレッシブな姿勢」が、決勝ラウンドでは影を潜めてしまったのでしょうか。

 この大会の「10位」という成績の結果、石川選手は来季シード権のボーダーラインである125位前後に迫ったと報じられています。 残されたトーナメントでの成績によっては、「シード権を確保できる」可能性が出てきたという訳です。

 しかし、石川遼という選手は、トーナメント毎にコツコツと賞金やポイントを積み上げて、シード権を確保するタイプのプレーヤーではないと感じます。
 「ミラクルなプレーで優勝」し、一気に「自らの立ち位置を決めて行く」プレーヤーでしょう。

 今シーズン、石川選手が参加できるレギュラーツアートーナメントは、残り2試合と報じられました。
 そのどちらかの大会で是非「石川遼のゴルフ」を展開していただきたいと思います。サンデーバックナインで果敢にバーディを狙う姿を魅せていただきたいのです。

 タイガー・ウッズ選手と石川遼選手。立場は異なりますが、この2人のプレーヤーの復活・活躍は、多くのゴルフファンが待望しているものでしょう。

 日本そして世界のプロゴルフの人気を支えるプレーヤーとしての活躍が、待たれるところです。
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