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HOME   »   ゴルフ  »  [全米プロ2015] ジェイソン・デイ選手 ついにメジャー制覇!
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 オーストラリアのジェイソン・デイ選手が、8月16日に最終日を迎えた全米プロ選手権大会を制しました。
 デイ選手にとって初めてのメジャートーナメント優勝でした。

 2015年の四大大会を締めくくる今大会、今季のメジャー3大会連続、全米オープン・全英オープン・全米プロ、「最終日・最終組」で回ったデイ選手が優勝したというのは、今シーズンの活躍に対するご褒美のような感じもします。

 優勝争いは、二日目を終わった時点での本ブログの記事でも観たように、ジェイソン・デイ、ジョーダン・スピース(アメリカ)、ジャスティン・ローズ(イングランド)の3選手の争いとなりました。

 サンデーバックナインの後半に入って、ローズ選手が伸び切れず脱落し、デイ選手とスピース選手の競り合いになりました。

 15番ホールを終えて、デイ選手が19アンダーパー、スピース選手が16アンダーと3打差。デイ選手が相当有利な状況でしたが、メジャー未勝利であったデイ選手にとっては、今季メジャー2勝のスピース選手の存在は大きなものだったことでしょう。

 16番ホール・パー5・569ヤード。
 デイ選手のティーショットは365ヤードと報じられました。PGAツアー屈指の飛ばし屋の力を示すロングドライブでした。そしてキッチリと2オン。
 一方のスピース選手は第2打をバンカーに落としてしまいましたから、デイ選手が相当有利かと思われましたが、スピース選手はこのバンカーショットを50cmに寄せます。さすがに、こうしたショットが打てなければ、メジャー連覇(マスターズ→全米オープン)は出来ないのであろうと感じさせる、「ここぞという場面」での正確なショットでした。

 デイ選手も2パットでホールアウトし、両選手ともバーディ。デイ選手が20アンダー、スピース選手が17アンダーとなりました。

 17番ホール・パー3・223ヤード。
 距離の有るパー3ホール。ティーショットのミスが大トラブルに繋がる可能性の有るホールでしたが、両選手ともグリーンをヒットしました。

 デイ選手が13m位、スピース選手が11m位と、二人とも長いバーディパットとなりました。
 まずデイ選手がファーストパットを50cm弱に寄せました。メジャートーナメントの難しいグリーンで、優勝を争う状況では「ベストショット」であったと思います。
 もし、上り3ホールで「優勝を決めたショット」を選ぶとすれば、この17番ホールのファーストパットだと思います。「3打差で最終ホールを迎える」という絶対優位な展開を担保したプレーでした。

 このデイ選手のパッティングに少し押されたのか、パットの名手・スピース選手のファーストパットはショートし、1.5m位のパーセービングパットを残しました。
 しかし、さすがはスピース選手。この「嫌な感じ」のパットをキッチリと決めてパー。デイ選手との差を広げられることはありませんでした。

 18番ホール・パー4・520ヤード。
 距離の有るパー4、難しいホールです。
 とはいえ、このホールのティーインググランドに「3打差」で立つことが出来たデイ選手は、落ち着いていました。ティーショットがFWをヒットします。
 一方のスピース選手もFWヒット。もし、デイ選手にミスが生まれれば、何時でも逆転するぞ、という気迫は全く衰えていません。凄いプレーヤーです。

 2人の第2打も、綺麗にグリーンをヒットしました。2人の技術の高さ、今大会での調子の良さを感じさせるショットの応酬であったと思います。

 この最終ホールの第2打がグリーンをヒットした時、デイ選手の悲願のメジャートーナメント制覇が決まりました。
 観客の大きな拍手を受けながらグリーンに登ったデイ選手の目から涙が溢れました。

 相当長いパッティングでしたが、涙を拭って打ったファーストパットは30cmに寄せるグッドショットでした。
 
 20アンターパーという優勝スコアは、メジャートーナメント歴代最多アンダーパー記録という素晴らしい成績でした。これまでの記録は、タイガー・ウッズ選手の全英オープン・セントアンドリュースにおける19アンダーでした。

 20世紀終盤から長く続いた「タイガー・ウッズ選手の時代」から「ロリー・マキロイ選手の時代」に移り変わったかに観えた2013~14年シーズンでしたが、2014~15年シーズンにはジョーダン・スピース選手とジェイソン・デイ選手が覇権争いに加わりました。
 圧倒的な飛距離を誇るババ・ワトソン選手やダスティン・ジョンソン選手も、一歩も引かぬ構えでしょう。

 現在の世界のゴルフ界は、まさに「群雄割拠の時代」なのです。
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ジェイソン・デイ選手全米プロ2015制覇  
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