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HOME   »   MLB  »  [MLB2015] 「激闘」 サンフランシスコとセントルイスの3連戦
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 [8月17日]
 セントルイス2-1サンフランシスコ
 
 [8月18日]
 サンフランシスコ2-0セントルイス

 [8月19日]
 セントルイス4-3サンフランシスコ

 8月17日~19日にかけて、ナショナルリーグNLの強豪同士、サンフランシスコ・ジャイアンツSFとセントルイス・カージナルスSTLの3連戦が、STLのホーム・ブッシュスタジアムで行われました。

 全米屈指の「ベースボールどころ」セントルイスをホームとするカージナルスは、ワールドシリーズ制覇11度を誇る名門チームです。今シーズンもNL中地区で首位を悠々と走っています。

 2010年以降の5シーズンで3度ワールドチャンピオンに輝いているジャイアンツは、ポストシーズにおける強さが際立つチームです。ここぞというゲームにおける集中力は他の追随を許さないチームでしょう。
 現在NL西地区で、「宿命のライバル」ロサンゼルス・ドジャースと首位争いを演じています。

 この両チームが、シーズンも佳境に入った8月中旬に激突したのです。
 素晴らしいゲームが展開されました。極めて密度の濃いゲームが続いたのです。

① 甲子園大会に勝るとも劣らない全力プレーの連続

 プロ中のプロの選手達のゲームですが、そのプレー振りは「必死そのもの」です。

 ベースボールというスポーツにおけるフィジカル面やメンタル面を極めたプレーヤー達が揃っているのですけれども、そうしたスーパーアスリート達にもかかわらず、余裕を示すプレーは皆無、必死の表情で投げ・打ち・走ります。
 フィジカル面で全力であることはもちろんとして、メンタル面でも全力のプレーの連続なのです。

 「負けたら終わり」のポストシーズンゲームではないのに、このプレー振りには感動しました。
 強豪同士のゲームとはいえ、これがMLBなのでしょうし、MLBの人気の最大の要因なのでしょう。
 
② 両チームの持ち味全開

 最も基本に忠実なチームとも呼ばれるセントルイス、最も気迫に溢れたチームとも呼ばれるサンフランシスコ、両チームの持ち味が存分に発揮された3連戦でした。

 大差・一方的なゲームはひとつも無く、3ゲームとも勝敗の行方は最後まで分からない、見事な競り合いが続きました。

 セントルイスが2勝1敗と勝ち越しましたが、これは「ホームチームの強さ」でしょう。ブッシュスタジアムに詰めかけた4万人以上の「全米で最も目の肥えた観客」と言われる、セントルイスのファンの声援とプレッシャーの前で、カージナルスは負け越すわけには行かなかったのでしょう。

 負け越したとはいえ、ジャイアンツは「互角以上の戦い」を敵地で展開できましたから、十分な手ごたえが得られたことだと思います。

③ マイク・マシーニとブルース・ポウジー、両監督の采配

 両監督の采配も見事でした。

 投手起用においても、「惜しみなく投入する」という感じで、「絶対に勝つ」という気迫に満ちた采配の応酬でした。
 強いチームの指揮官というのは、「チームの中で最も強い闘争心を備えていなければならない」と思いますが、マシーニ監督とポウジー監督は、まさにそうした指揮官であることを示しました。

 第一戦の両チームの先発・ヘストン投手とワカ投手の投げ合い、第二戦のジャイアンツの継投、第二戦と第三戦のサンフランシスコの代打・バムガーナ―「投手」の活躍、第三戦のヤディア・モリーナ捕手の「膝を付いての矢のような二塁送球・盗塁阻止」と決勝ホームラン、等々、個別のプレーを書き始めれば、キリがありません。

 見所満載の3連戦でした。

 夏の甲子園2015の終盤に重なる時期に行われた、MLBの3連戦でしたが、プレーに込める選手達の気持ちの強さは、全く同レベルであったように感じます。

 高年俸の大リーガー達が、「野球小僧」の心持を具備し発揮している。
 それが、MLBそのものなのでしょう。
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