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HOME   »   陸上競技  »  [世界陸上2015・女子5000m] 鈴木亜由子選手 大健闘!
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 大会最終日8月30日に行われた、女子5000メートル競走において、日本チームの二人の選手が活躍を魅せました。
 特に、9位に食い込んだ鈴木亜由子選手の粘り強い走りは見事でした。

 レースはスタート後しばらくしてから、日本の2選手が先頭に立ちました。
 尾西美咲選手が先頭に立ち、鈴木亜由子選手が2番手に付けて、先頭集団をリード。
 ペースを上げた日本コンビは、一時は後方集団を15m位リードしました。

 世界大会の長距離競走に良く観られる「超スローペースからのラスト1周勝負」というレース展開とは異なるレースとなったのです。

 さすがに世界一を争う大会の決勝レースですから、日本コンビの「独走」は長くは続かず、後方集団が追い付きました。

 追い付かれてからもしばらくの間は日本コンビが先頭集団を牽引しました。
 縦一列の体勢でしたが、日本の2人の後ろには8名の選手が続きました。
 「後ろに居る選手の内、ひとりでも破れば8位入賞できる」と思いました。

 このまま、日本コンビを先頭にした展開で4000m以降までゆっくりとしたペースで進むの可能性も有るかと思いましたが、2000m付近で後方集団がスパート、日本コンビは追い抜かれました。

 エチオピアのアヤナ選手が先頭に立ちディババ選手が2番手の体勢で、今度はこの2人が後方集団を引き離しにかかったのです。

 追い抜かれた日本コンビはというと、どんどん後方に下がって行くのかとも思われましたが、粘りの走りを展開しています。

 そして、独走となったアヤナ選手がゴールインし、後方で同じエチオピアのテフェリ選手とディババ選手が銀メダル争いを見せていた頃、9番手に居た鈴木選手も前を走るクイケン選手(オランダ)にアタックしました。

 残り50mを切って、鈴木選手は懸命に追い上げます。一時はほとんど並ぶところまで迫りましたが、ゴール手前でクイケン選手が再び加速し、ゴールでは2m程の差が有りました。

 鈴木選手にとっては「8位入賞」にあと一歩に迫った瞬間でした。素晴らしい頑張りでした。

 1~3位がエチオピア勢、4~7位がケニア勢という、2つの長距離種目王国が上位を独占したレースにおいて、鈴木亜由子選手は9位、尾西美咲選手は14位という成績を残したのです。
 日本女子チームとしては、力を出し切ったレースだったのではないでしょうか。

 特に、レースを牽引した序盤の走りと、その結果の関連性を考慮すれば、「自力勝負の重要性」は明らかでしょう。
 レース前に、レース内容をイメージして作戦を立て、怯むことなく実行していくことで、大きな成果・成長が得られるのです。

 後続を大きく引き離して先頭を切る、日本コンビの姿は本当に頼もしいものでしたし、無理をして飛ばしているようには観えませんでした。自分達の走りだったのでしょう。

 見事なチャレンジでした。鈴木亜由子選手と尾西美咲選手の健闘に、大きな拍手を送らせていただきます。
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