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HOME   »   MLB  »  [MLB2015] パイレーツとカブスの活躍
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 2015年のMLBレギュラーシーズンも9月上旬に差し掛かり、ポストシーズン進出に向けての各地区の競り合いも佳境を迎えました。(以下、9月9日時点の成績)

 アメリカンリーグAL東地区は、トロント・ブルージェイズがニューヨーク・ヤンキースに1.5ゲーム差で首位を走っています。この2チームの競り合いは最後まで続くと思われます。

 AL中地区はカンザスシティ・ロイヤルズがミネソタ・ツインズに11ゲーム差を付けて独走しています。今季、終始好調な戦い振りを披露してきたカンザスシティとしては、ポストシーズンに向けたチーム作りに注力しなければならない時期でしょう。

 AL西地区はヒューストン・アストロズがテキサス・レンジャーズに1.5ゲーム差でトップですが、一時期9ゲーム以上離して独走していたことを考えると、テキサスの追い上げ急というところでしょう。もしテキサスが逆転で地区優勝ということに成れば、滅多に観られない大逆転ということになります。

 一方のナショナルリーグNL東地区は、ニューヨーク・メッツがワシントン・ナショナルズに7ゲーム差の首位です。今季競り合いを続けてきた両チームですが、直近の直接対決でメッツがナショナルズを突き放した形です。メッツの優位が固まりつつあります。

 NL中地区はセントルイス・カージナルスがピッツバーグ・パイレーツに4.5ゲーム差を付けてトップ、3番手にはセントルイスから7.5ゲーム差でシカゴ・カブスが続きます。
 この地区はシーズン当初からセントルイスが走り、悠然たるシーズンを続けてきたように観えますが、ここにきてパイレーツとカブスが「ヒタヒタと迫ってきた」というところでしょうか。
 インターリーグや他地区との対戦成績の関係も有って、この3チームは高い勝率下での争いになっています。

 NL西地区はロサンゼルス・ドジャースがサンフランシスコ・ジャイアンツに8.5ゲーム差を付けて首位です。NL西地区の強豪同士の両チームであり、凄まじいライバル関係にある両チームでもありますが、今季はドジャースのものとなりそうです。
 また、ワイルドカードからワールドシリーズ制覇というパターンを魅せるジャイアンツですが、今季このままではワイルドカードに残るのも難しい情勢です。

 また、このところポストシーズンとなると不思議な程に実力を発揮できないドジャースとしては、1988年以来28年振りのワールドシリーズ進出に向けた戦略・戦術の構築が期待されます。
 ワールドシリーズ優勝6度を誇る名門チームにしてのこの長い不振に、そろそろ終止符を打たなければならないでしょう。ドジャースファンの堪忍袋も、限界に近づいている感じがします。

 さて、こうした各地区の状況を踏まえて特筆すべきは、NL中地区のパイレーツとカブスでしょう。

 2番手のパイレーツは83勝55敗で勝率.601、3番手のカブスは80勝58敗で勝率.580という好成績なのです。

 パイレーツの勝率.601は、他の5地区の全ての首位チームの勝率を上回ります。独走中のAL中地区ロイヤルズの勝率.597をも凌ぐのです。
 
 カブスの勝率.580も、他の5地区の首位チームと比較すれば、前述のロイヤルズ以外の4チームの勝率より上です。

 .633という極めて高い勝率で走るカージナルスが居るがために、2番手・3番手に甘んじているとはいえ、パイレーツとカブスはとても良いシーズンを展開していると言って良いでしょう。

 注目されるのは、NLワイルドカードの2チームに、パイレーツとカブスが進出する可能性が高いという点です。同地区の2位と3位のチームがワイルとカードに進出する可能性があるのです。
 「地区3位のチームでもワールドチャンピオンに成り得る」というのは、何かアメリカンドリームのひとつのように感じます。

 もちろん、まだ20ゲーム以上を残しているレギュラーシーズンですから、強豪カージナルスといえども、地区優勝が固まったというわけでもありません。

 パイレーツ・カブスを交えた3チームによる今後の競り合いが、とても楽しみです。
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