FC2ブログ
HOME   »   ラグビー  »  [ラグビーWC2015] ベスト8 出揃う
RSSフィード iGoogleに追加 MyYahooに追加
 10月11日のゲームを最後に、グループリーグGLの戦いが終わりました。
 A組~D組の1位・2位チームが確定し、ベスト8進出チームおよび決勝トーナメントの組合せが決まりました。

 「死の組」と呼ばれたA組は、1位がオーストラリア、2位がウェールズとなりました。地元のイングランドは、ウェールズとの直接対決で25-28と逆転負けを喫したことが響き、「まさかのGL敗退」となりました。
 これまでの7大会すべてにおいてベスト8入りを果たしていたイングランドが、地元開催の今大会で初めて決勝トーナメント進出を逃すというのですから、A組がいかに厳しい組であったが分かります。
 オーストラリアとウェールズが見事に勝ち抜いたのですが、GLにおける厳しい試合の連続が、チームにどのような影響を及ぼしているのかが心配なところです。

 B組は、1位が南アフリカ、2位がスコットランドでした。
 南アフリカは、緒戦で日本相手に敗れ、「ワールドカップ史上最大の衝撃」と称される番狂わせを演じてしまいましたが、その後は安定した試合を続けました。サモアを相手に6トライ、アメリカを相手に10トライを挙げて圧勝し、スコットランドにも34-16と18点差を付けての完勝でした。まさに優勝候補の力を示した形です。
 スコットランドは緒戦の日本戦で5トライを挙げて大勝し、その後も安定した戦いを展開しました。

 C組は、1位がニュージーランド、2位がアルゼンチンでした。
 ニュージーランドは、緒戦のアルゼンチン戦こそ苦戦しましたが、その後は自在な攻撃を披露して圧勝を積み重ねました。その強さは、優勝候補筆頭の名に恥じないものでした。
 アルゼンチンもニュージーランド戦以外のゲームでは、圧倒的な力を示しました。近年、ベスト8の常連チームに成った感が有りますが、その力を今大会でも示した形です。

 D組は、1位がアイルランド、2位がフランスでした。
 アイルランドはGL最終戦でフランス相手に24-9と完勝しました。近時の6か国対抗で魅せた実力を、今大会でも発揮しています。現在のチームは、アイルランドラグビー史上でも屈指の強さなのでしょう。今大会のダークホース的存在となりました。
 フランスはイタリア・ルーマニア・カナダとのゲームでは安定した力を示しましたが、「少し得点力が不足」しているかなという印象でした。そして最終戦のアイルランド戦では、決定力不足が露わになってしまいました。

 ベスト8のチームを観ると、皮肉なことにウェールズ・スコットランドという「イギリスを構成するイングランド以外の出場チーム」がベスト8入りを果たしました。もちろん両チームとも、歴史と伝統を誇るラグビー強豪国ですから、何の不思議も無い進出です。

 ニュージーランド、オーストラリア、南アフリカの南半球のラグビー大国3チームは、順当に決勝トーナメントに駒を進めました。オールブラックス、ワラビーズ、スプリングボックスは「常に強い」のです。

 アイルランドとアルゼンチンは、台風の目と言う感じでしょうか。特に、今大会のアイルランドチームは、優勝候補チームといえども油断できない存在でしょう。

 さて、ベスト8の組合せは以下の通りです。

① 南アフリカVSウェールズ(10月17日)
② ニュージーランドVSフランス(10月17日)
③ アイルランドVSアルゼンチン(10月18日)
④ オーストラリアVSスコットランド(10月18日)

 南アフリカVSウェールズは、南アフリカが有利でしょう。

 ウェールズがベストメンバーで臨むことが出来れば、良い勝負になると思いますが、何しろ「死の組」を勝ち上がる過程で、ウェールズには故障者が続出してしまいました。レギュラーメンバーが次々とグラウンドを後にしたのです。手負いのウェールズチームでは、スプリングボックスを倒すのは、容易なことではありません。

 ニュージーランドVSフランスは、ニュージーランドが有利でしょう。

 今大会のフランスチームは、やや得点力不足が否めません。
 加えて、ニュージーランドはGLで余力を残して戦いました。「ベストメンバーは決勝トーナメントに行ってから組む」と言わんばかりの戦い振りでした。「オールブラックスは地元大会以外では勝てない」というジンクス?を破りつつ、ワールドカップ史上初の「連覇」に向けて、準備万端というところでしょうか。

 アイルランドVSアルゼンチンは、概ね互角ですが、ややアイルランドが有利でしょう。

 アルゼンチンの攻撃力は今大会屈指のものです。試合開始20分以内に勢いに乗れば、アイルランドといえども容易な相手ではありません。
 一方で、アイルランドが伝統国の技術で「ロースコアゲーム」に持ち込めれば、総合力に勝る分、手堅く勝ち抜くことでしょう。

 オーストラリアVSスコットランドは、オーストラリアが有利でしょう。

 「死のA組」の影響がワラビーズにどれくらい残っているかは分からないところですが、地力面から観れば、オーストラリアの方が相当上だと思います。
 スコットランドとしては、守備を固めてロースコアゲームに持ち込み、「伝統の蹴り合い」の中から勝機を見出す形でしょう。

 以上、勝手な準々決勝予想でした。

 ラグビーワールドカップ2015イングランド大会は、佳境に入りました。

 素晴らしいゲームの連続でしょう。
関連記事
スポンサーサイト



NEXT Entry
[競馬コラム153] 史上2頭目の「牝馬三冠」 スティルインラブ号
NEW Topics
[温故知新2020-陸上競技8] 男子円盤投げ オリンピック金メダリストの記録
[PGAツアー2019~20(無観客)] ダスティン・ジョンソン選手 今期初優勝
[NPB2020(無観客)] ロッテマリーンズ 8連勝!
[競馬コラム271・宝塚記念2020] 「重巧者」 クロノジェネシス 圧勝!
[温故知新2020-男子水球] オリンピックにおけるメダル獲得チーム
[NPB2020(無観客)] 山川穂高選手の逆転3ランホームラン
[温故知新2020-競泳6] 女子200m平泳ぎ 日本チーム「伝統」の種目
[競馬(無観客)] 宝塚記念2020の注目馬
[セリエA2019~20(無観客)] 再開!
[プレミアリーグ2019~20(無観客)] 再開!
[PGAツアー2019~20(無観客)] ベテランの戦い
[NPB2020(無観客)] 開幕3連戦の結果
[温故知新2020-陸上競技7] 女子円盤投げ オリンピック金メダリストの記録
[温故知新2020-競泳5] 男子4×200mフリーリレー 日本チームの復活
[温故知新2020-男子ホッケー] オリンピックにおけるメダル獲得チーム
[NPB2020(無観客)] 6月19日 歴史的な開幕
[競馬コラム270-日本馬の海外挑戦13] 2010年 ブエナビスタとナカヤマフェスタ
[温故知新2020-女子テニス5] 「強烈無比なフォアハンド」 シュテフィ・グラフ選手
[温故知新2020-男子テニス6] 初代「ザ・オールラウンダー」 ピート・サンプラス選手
[温故知新2020-女子バレーボール] オリンピックにおけるメダル獲得チーム
[リーガ・エスパニョーラ2019~20(無観客)] 再開!
[PGAツアー2019~20(無観客)] トーナメントの再開!
[温故知新2020-陸上競技6] 男子砲丸投げ オリンピック金メダリストの記録
[ラグビー日本選手権2006・2回戦] 早稲田大学チーム トヨタ自動車チームを破る
[温故知新2020-競泳4] 男子200m平泳ぎ 日本チームの「お家芸」
[ブンデスリーガ2019~20(無観客)] バイエルン 圧倒的な攻撃力
[温故知新2020-女子テニス4] WTAツアー歴代最多勝 マルチナ・ナブラチロバ選手
[温故知新2020-陸上競技5] 女子走り高跳び オリンピック金メダリストの記録
[温故知新2020-男子バレーボール] オリンピックにおけるメダル獲得チーム
[ブンデスリーガ2019~20(無観客)] 長谷部誠選手 309試合出場!
[温故知新2020-男子テニス5] 「フラットの強打」 ジミー・コナーズ選手
[UEFA-EURO2000準決勝] フランス ポルトガルとの死闘を制す
[温故知新2020-競泳3] 男子100m背泳ぎ 日本チームのメダル独占
[競馬(無観客)] 安田記念2020の注目馬
[温故知新2020-女子テニス3] 「アイス・ドール」 クリス・エバート選手
[温故知新2020-男子テニス4] 黒人プレーヤーの先駆者 アーサー・アッシュ選手
[ブンデスリーガ2019~20(無観客)] 鎌田大地選手 2試合連続ゴール
[競馬コラム269] オークス2020のデアリングタクトと日本ダービー2020のコントレイル
[温故知新2020-陸上競技4] 男子走り幅跳び オリンピック金メダリストの記録
[ブンデスリーガ2019~20・第27節(無観客)] バイエルン・ミュンヘン 圧勝
[温故知新2020-女子テニス2] アメリカの英雄 ビリー・ジーン・キング選手
[競馬(無観客)] 東京優駿(日本ダービー)2020の注目馬
[温故知新2020-女子テニス1] 「史上最強」 マーガレット・コート選手
[温故知新2020-男子テニス3] ダブルスの名手 ジョン・ニューカム選手
[温故知新2020-陸上競技3] 男子10,000m オリンピック金メダリストの記録
[温故知新2020-競泳2] 男子1,500m自由形 日本チームの全盛期
[温故知新2020-競泳1] 男子100m自由形 日本チームの黄金時代
[FIFAワールドカップ2010準々決勝] ドイツチームの完勝
[温故知新2020-男子テニス2] 「史上最強」 ロッド・レーバー選手
[競馬(無観客)] 優駿牝馬(オークス)2020の注目馬
Entry TAG
ラグビーWC2015・ベスト8出揃う  
Comment
Trackback
Comment form
 管理者にだけ表示を許可する
プロフィール

カエサルjr

Author:カエサルjr
「スポーツを考える-KaZ」ブログへ
ようこそ!
我が家の月下美人も16年目。同時に30個の花が咲くこともあります。スポーツも花盛りですね。一緒に楽しみましょう。

最新記事
最新コメント
検索フォーム
ブロとも申請フォーム
QRコード
QR

Page Top
CALENDaR 12345678910111213141516171819202122232425262728293031