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HOME   »   テニス  »  [ATPツアーファイナル2015] ノバク・ジョコビッチの時代
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 11月22日、ロンドンで開催されていた2015年のATPツアーファイナル・男子シングルス決勝は、ノバク・ジョコビッチ選手とロジャー・フェデラー選手の対戦となり、ジョコビッチ選手がセットカウント2-0で勝利、優勝を決めました。

 ジョコビッチ選手は、史上初の同大会4年連続優勝と成りました。

 近時の男子シングルス種目は、ジョコビッチ選手にフェデラー選手、ナダル選手、マリー選手を加えた「四強の時代」と言われてきましたが、2015年のテニス界を見る限り、「一強」「ジョコビッチの時代」というべき様相でした。
 ジョコビッチ選手が圧倒的な強さを魅せたのです。

① 四大大会の三大会で優勝

 ジョコビッチ選手は、2015年の四大大会の中で、全豪、全英、全米に優勝し、残る全仏でも準優勝でした。

 ここまで圧倒的な強さであったのなら、全仏も制して欲しかったとさえ感じます。

② ATPツアーマスターズ大会

 ツアーの中で、四大大会に次ぐ格の大会であるマスターズ大会(全9大会)で、8大会に出場して6度優勝、準優勝が2度でした。

 出場した全ての大会で決勝に進出する安定感も凄いのですが、その内6度優勝という強さも驚異的です。もちろん、史上初のことでした。

 前述①の四大大会と合わせて、現在のテニス界最高レベルの12大会に出場して、全ての大会で決勝に進出し9度優勝というのですから、2015年の男子シングルスは「ジョコビッチ選手を中心に回った」というか「ジョコビッチ選手と決勝で戦うプレーヤーは誰か」といった様相だったことも間違いありません。

 ジョコビッチ選手のプレーの特徴は、ストロークの強さと多彩さであろうと思いますが、2015年の各大会においては、そのレベルの高さが際立っていました。

 「これで入るのか」と観える角度・強さのショットが、相手コートに突き刺さります。
 テニス界の世界トップクラスの試合における常識(言葉に矛盾があるかもしれませんが)を遥かに超える変化量をボールに与えることができるのです。

 「こんなショットを決められては勝てない」と相手プレーヤーに感じさせる効果も絶大であろうミラクルショットが、試合中時々出現するのです。

 プレーヤー個人の肉体・精神に対するハードさ・過酷さという点から、あらゆるスポーツにおける世界トップクラスの試合・大会・ツアーのスケジュールの中で、私はATPツアーのシングルスが最も厳しいものではないかと感じています。

 そもそも、テニスというスポーツは1試合を勝ち抜くことだけでも、相当のリソース・エネルギーを消費しますが、その大会で優勝するためには連日の試合出場が必要となります。
 そして、毎週のように大会が開催されます。

 テニス界の看板プレーヤーであり、余程のことが無いと大会出場を回避することが許されないトッププレーヤーの皆さんとっては、年間11か月の間ほとんど休みが無いスケジュールとなっているのです。
 結果として、トッププレーヤー達は常に「故障との戦い」が続きます。我らが錦織圭選手も、いつも体のあちこちの故障に悩まされています。

 このハードスケジュールはジョコビッチ選手にとっても厳しいものであり、ジョコビッチ選手も各々の大会において、調子が良い大会と悪い大会がある筈なのですが、前述のような「極めて安定したプレー」を魅せ続けることが出来るのですから、他のプレーヤーとの「力の差が大きい」ことは明らかでしょう。

 全盛期を迎えた感のあるジョコビッチ選手のトップコンディションの状態を100とすれば、現在は80位でも優勝を狙える程の差があるのではないでしょうか。
 2015年においては、ジョコビッチ選手のコンディションが相当悪い時でなければ、他の選手が付け入ることが出来なかったのではないかと思います。

 さて、12月は世界トップクラスのツアープレーヤーにとって、年間唯一の1ヵ月間の休養期間です。
 
 この休みを経て開始される2016年シーズン、「ジョコビッチの時代」が続くのか、他の選手の追い上げ・反攻が観られるのか、注目されるところです。
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