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HOME   »   ラグビー  »  [早明戦2015] 個の力で勝った 明治大学チーム
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 関東大学ラグビー・対抗戦グループの2015年シーズン最終戦が、12月6日に行われました。
 伝統の一戦・早稲田大学対明治大学の試合も行われ、明治チームが32-24で勝利しました。
 一進一退のゲームでしたが、地力に勝る明治が早稲田を少しずつ引き離して、試合を支配したと感じます。

 個々のプレーヤーのパワーとスキル、特にランニングプレー時のパワーとスキルで、明治チームが勝りました。
 明治のプレーヤーは、早稲田のタックルを受けても容易には倒れず、体をスピンさせるなどの動きで前進を続けました。ひとつひとつのランプレーで、タックルを受けた地点から1~2mずつ「前に出る」ことで、続くプレーで優位に立ったのです。

 対する早稲田チームは、集団の力で対抗しました。明治ゴール前では徹底したドライビングモールを展開しました。そしてトライを重ねました。

 明治がラックサイド・モールサイドのランニングラグビーで得点し、早稲田がフォワードを中心としたドライビングモールで対抗するという、伝統的な両チームのプレーとは対照的な印象の展開でした。

 とはいえ、試合を通して明治大学チームがゲームを支配していたのは、「個の力」で優位に立っていたからだと思います。

 2015年の明大ラグビー部の監督・コーチは、「1対1での優位」を目指してチームを鍛え上げたと報じられています。それが見事に発揮されたゲームでした。
 「ゴールに向かって最短距離で突進する」という明治ラグビーを実現するには、個の力を高める以外には無い、との判断からの強化策では無かったかと推測しますが、それは正しい方向性であったのでしょう。
 ラグビー本来の強さを持つチームが、出来上がりつつあると感じます。

 一方の早稲田チームは、バックスの個の力で劣っている状況では、こうした戦術を取るしかなかったのであろうと思いますが、今年ブレイクした?と言われる五郎丸歩選手を始めとして、早稲田ラグビー出身者は、素晴らしい「個の力」を有しているプレーヤーが多いにもかかわらず、今年のチーム、特にバックス陣にはそうしたプレーヤーが少なかったことは残念なことです。

 さて、21世紀に入ってからの早明戦は早稲田大学チームが圧倒的優位にありました。

 2001年から14年までの14戦は、早稲田の12勝2敗と、伝統のカードとするにはあまりに一方的な戦いとなっていたのです。「どうした明治」という声も聞かれました。
 この一方的な戦績が、早明戦人気低迷の原因のひとつであったのかもしれません。

 しかし、2015年のゲームでは「新しい・21世紀の明治チーム」の戦い振りが観られたように感じます。

 「伝統の一戦の復活」に期待したいと思います。
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ラグビー早明戦2015・明治大学チームが快勝  
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