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HOME   »   サッカー  »  [UEFA-CL2015~16] ベスト16 出揃う
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 今季のUEFAチャンピオンズリーグCLは12月9日にグループリーグGL(予選リーグ)の最終戦を行い、各組(4チーム)の上位2チーム=予選リーグ突破チームが決まり、ベスト16が出揃いました。

 今季もGLで激しい戦いが展開されました。

[A組]
 レアル・マドリード(スペイン)が1位、パリ・サンジェルマン(フランス)が2位となりました。

 レアルはサンジェルマンとの直接対決2試合を1勝1分として、グループ首位通過を確保しました。
 ウクライナのシャフタル・ドネツクは11月25日のレアル戦で3-4と健闘するなど、その力を示しました。スウェーデンのマルメFFもGL前半は健闘しましたが、後半力尽きたという印象です。

[B組]
 実力伯仲・混戦のB組は、ヴォルフスブルグ(ドイツ)が1位、PSVアイントホーフェン(オランダ)が2位となりました。

 3位でGL敗退となってしまったマンチェスター・ユナイテッド(イングランド)は、ホームでは2勝1分けと強さを見せました。9月30日のヴォルフスブルグ戦でも2-1で勝利しています。一方でアウェイでは1分2敗でした。12月8日の最終戦・ヴォルフスブルグとのゲームを2-3で落として、万事休しました。大補強で戦力アップを目指したマンUでしたが、その成果が表れたとは言い難い結果となってしまいました。

[C組]
 アトレティコ・マドリード(スペイン)が1位、ベンフィカ・リスボン(ポルトガル)が2位となりました。

 アトレティコも決して余裕のある戦い振りでは無く、ベンフィカとの対戦は2敗でした。
 一方でベンフィカも、ガラタサライ(トルコ)に敗れたり、FCアスタナ(カザフスタン)と引分けたりと、勝ち点を順調に積み上げていくことが出来ませんでした。

[D組]
 D組も混戦となりましたが、マンチェスター・シティ(イングランド)が1位、ユヴェントス(イタリア)が2位となりました。

 ユーベはシティ戦で2勝0敗でしたが、セビージャにアウェイで敗れるなどして、1位にはなれませんでした。
 スペインのセビージャFC、ドイツのボルシア・メンヘングラードバッハにも十分にチャンスがあったグループでした。
 
[E組]
 FCバルセロナ(スペイン)が1位、ASローマ(イタリア)が2位でした。

 バルセロナは安定した強さを魅せました。選手層の厚さが分かる戦い振りであったと思います。
 ASローマとバイヤー・レバークーゼン(ドイツ)は勝ち点6で並びましたが、直接対決でローマが1勝1分として、GLを突破しました。10月20日のレバークーゼンがホームのゲームにおける4-4の引分けが大きかったことになります。レバークーゼンにとっては11月24日のアウェイのBateボリソフ(ベラルーシ)戦での1-1の引分けが惜しまれるところでしょう。もちろん、ボリソフとしてもホームですから負けられないゲームでした。

[F組]
 バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)が1位、アーセナル(イングランド)が2位となりました。

 バイエルンの安定した得点力が際立ちました。ホームのアーセナル戦を5-1で勝つなど、3ゲームで4得点以上を挙げました。
 アーセナルとオリンピアコス・ピラエウス(ギリシャ)は勝ち点9で並びましたが、直接対決の得失点差でアーセナルが勝りました。12月9日のオリンピアコスのホームゲームで、アーセナルが3-0で完勝したのが大きかったのです。
 クロアチアのディナモ・ザグレブは緒戦でアーセナルを破りましたが、その後は力を発揮できませんでした。

[G組]
 チェルシー(イングランド)が1位、ディナモ・キエフ(ウクライナ)が2位となりました。

 チェルシーは9月16日のFCポルト(ポルトガル)戦を1-2で落とすなど、前半はエンジンがかかりませんでしたが、GL後半では本来のゲームを見せていました。
 ディナモ・キエフとポルトの2位争いは熾烈でしたが、11月24日のポルトのホームゲームでキエフが2-0で勝利したのが効きました。やはりホームゲームにおけるライバルチーム相手の零敗はダメージが大きいのです。
 イスラエルのマッカビ・テル・アビブは、残念ながら勝ち点を挙げることが出来ませんでした。

[H組]
 ゼニト・サンクトペテルブルク(ロシア)が1位、AAゲント(ベルギー)が2位となりました。

 ゼニトは9月16日の緒戦、アウェイのFCバレンシア(スペイン)戦を3-2で制して勢いに乗りました。11月24日のホームのバレンシア戦も2-0で完勝するなど、安定した守備から勝ち点を積み上げたのです。
 一方のバレンシアは、よもやの緒戦敗戦が尾を引いた印象です。
 AAゲントは、最終戦でゼニトを破るなど、GL後半に調子を上げました。
 オリンピック・リヨン(フランス)は接戦を続けましたが、勝ち切ることが出来ませんでした。

① 国別の進出チーム

・スペイン FCバルセロナ、レアル・マドリード、アトレティコ・マドリード
・イングランド マンチェスター・シティ、アーセナル、チェルシー
・ドイツ バイエルン・ミュンヘン、ヴォルフスブルグ
・イタリア ユヴェントス、ASローマ
・ポルトガル ベンフィカ・リスボン
・フランス パリ・サンジェルマン
・オランダ PSVアイントホーフェン
・ロシア ゼニト・サンクトペテルブルク
・ウクライナ ディナモ・キエフ
・ベルギー AAゲント

 スペインからは、このところ常連のリーガ・エスバニョーラの3強が、今季も進出して来ました。本当に安定した強さを誇る3チームです。

 イングランドプレーミアリーグからも3チームが進出しました。特にアーセナルの「16季連続GL突破」は見事。やはり、アーセナルはイングランド1部リーグを代表するチームだということでしょう。

 ドイツからは2チーム。バイエルンはいつも強いという印象です。

 イタリアからASローマが勝ち抜きました。セリエAの力を示すことが出来るでしょうか。

② 3強強し

 今季も、FCバルセロナ、レアル・マドリード、バイエルン・ミュンヘンの3チームが「順当に」GLを勝ち上がりました。

 現代の世界3強と言って良い、この3チームの強さは際立っています。今季も、この3チームを中心に優勝争いが展開されることでしょう。

③ ゼニト・サンクトペテルブルクの活躍

 今季のGLでの勝ち点を比較すると、トップはレアルの16、続いてバイエルンとゼニトの15、バルセロナが14となりました。
 3強が上位に位置しているのは当然として、ゼニトの健闘が目立ちます。
 
 組分けに恵まれた面もあるのでしょうが、最終戦を勝っていれば勝ち点トップはゼニトだったのですから、その安定感は見逃せないレベルです。

 決勝トーナメントにおける、ゼニトの戦い振りが注目されます。

 決勝トーナメントの組合せは、12月14日に決まります。
 そして、ゲームは2016年2月16日から始まるのです。

 欧州のクラブNO.1=実質的な世界NO.1クラブ、を決めるトーナメントから、今季も眼が離せません。
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