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HOME   »   大相撲  »  高見山大五郎 その6 「高見盛の凄さ」
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 今回は、高見山・東関親方が育てた力士がテーマです。(読売新聞の記事では「第26~27話」が中心です)

 東関親方の弟子といえば、まず思い浮かぶのは横綱・曙(あけぼの)でしょう。
 1988年2月に、東関部屋に入門した曙は、同期の兄弟横綱、若乃花・貴乃花とともに一世を風靡しました。

 東関親方にしてみれば、力士・高見山として自分が成し遂げることが出来なかった「横綱」への昇進を、弟子が果たしてくれたのですから、喜びもひとしおだったことでしょう。
 そして、何より凄いのは「外国出身親方が、外国出身横綱を育て上げたこと」でしょう。部屋持ちの親方にとっては、関取をひとり育てることだけでも大変なことだと言われています。

 高見山・東関親方は、横綱を育て上げたのです。

 先の相撲協会の理事会で、反対意見もある中、「高見山は日本国籍を取り、部屋を作り、弟子を育てたいという。認めてやろうじゃないか」とまとめた、当時の春日野理事長(元横綱・栃錦)の英断は、正しかったということになると思います。

 そして、東関親方の弟子として、とても印象的なのが高見盛でしょう。
 あのロボコップの様な?仕草と、懸命の土俵態度から、大相撲界きっての人気者として大活躍した力士です。現在は振分親方となって、後進の指導に当たっています。

 高見盛こと加藤精彦(せいけん)が東関部屋に入門したのは1999年でした。
 日本大学時代にアマチュア横綱として鳴らした高見盛でしたが、入門直後から驚かされることがあったそうです。
 それは、「テッポウ柱が傾いてしまう」こと。高見盛が立合いの稽古でテッポウ柱にぶつかった時に、柱が傾いたというのです。

 テッポウ柱は、文字通り、力士がテッポウをする時に使用する道具・柱ですが、地中に1m近く埋められているものですから、容易なことでは傾きません。というか、「強く叩かれたり押されたりしても、傾かない様に設置されている」ものなのです。
 高見盛は、しかし、このテッポウ柱を何度も傾けたと言います。横綱・曙も驚いていたそうです。

 本場所の土俵の上では、立合いから右を差し、これを大きく返して、相手力士の左腕を「バンザイ」の形にして力を封じ、寄り切るといった「技能相撲」が得意だった高見盛ですが、そのパワーも半端無いものであったことが分かります。
 高見盛の相撲のベースは、凄いパワーだったのでしょう。

 高見山・東関親方は「高見盛は真面目な力士。そこが魅力なのね。早くいい子と結婚して欲しいけど、それは本人の問題だねえ。」とコメントしています。

 全く、その通りです。
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