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 2016年1月2日・3日に開催される、箱根駅伝2016のレース展望です。

 箱根駅伝を展望するうえで、重要な参考レースとなるのが全日本大学駅伝です。
 全日本大学駅伝2015では、東洋大学チームが初優勝を飾り、2位が青山学院大学、3位が駒澤大学、4位早稲田大学、5位東海大学、6位明治大学、7位山梨学院大学、8位順天堂大学、9位中央学院大学、10位日本大学となりました。

 レース前の予想では、青学大チームが優勝候補でしたが、レースにおいては東洋大が4つの区間で区間賞を獲得するなど、圧倒的かつ安定したレース運びを見せました。
 青学大も2区間で区間賞を獲得し、区間2位が2つと、力を発揮したのですが、このレースでは東洋大の快走に敗れた形でしょう。

 駒沢大チームも、全8区間の内10位以下であったのは1区間のみでしたから、安定したレースを展開したということになります。
 早稲田大チームは区間賞のランナーは居ませんでしたが、各区間のランナーの成績が2位から7位の範囲に入っているという点では、相当高いレベルの実力を有したランナーが揃っていると言えます。

 以上の結果と予選会の成績、事前に報じられている各チームの情報、等々を勘案して箱根駅伝2016の順位予想(1位~10位)を行ってみようと思います。

第一位 東洋大学
第二位 青山学院大学
第三位 早稲田大学
第四位 駒澤大学
第五位 明治大学
第六位 中央学院大学
第七位 東海大学
第八位 山梨学院大学
第九位 順天堂大学
第十位 日本大学

 優勝争いは、東洋大学と青山学院大学が中心となる可能性が高いと思います。

 4区の距離が短くなり、5区が最長区間となって以降の箱根駅伝は、「5区・山登りの成績が全体の成績を左右する」レースとなっていますから、各チームの5区のランナーの走りが極めて大切ということになります。
 箱根駅伝2015でも、青山学院大学の5区・神野大地選手が圧倒的な走りを魅せて、チームの初優勝に大貢献しました。

 その神野選手が今季も好調であれば、青学大チームの優位は動かないところなのですが、今シーズンは故障に悩まされ本来の走りが見られません。アンカーで走った全日本でも区間8位と本来の力には程遠い成績でした。
 神野選手は11月も走り込みが出来ていないと報じられていますから、2015年の様な走りを期待するのは難しいようです。

 そうなると、全日本を制した東洋大学チームが優位と見るのが妥当でしょう。
 伝統的に「箱根に強い」東洋大チームですから、「近代箱根駅伝レース」についての蓄積されたノウハウが活きるとも考えられます。
 
 「2強」に続くチームとしては、早稲田大学を挙げました。
 予想以上?の走りを見せた全日本でした。もともとスター選手を中心とした構成が多かったチームでしたが、今年のチームは「粒ぞろい」という印象です。早稲田にとっては「新しい伝統」を築いて行く端緒となるチームかもしれません。
 「2強」にトラブルが発生するようなら、優勝の可能性も有ると思います。

 予想4位には、駒沢大チームを挙げました。
 常に「21世紀の大学駅伝界を牽引する」チームですから、その安定感は抜群です。一方で、圧倒的な優勝候補とされていた大会で優勝を逃すことも多く、不思議と相性が悪いのです。
 この相性を勘案して、この順位予想としました。

 予想5位以下では、中央学院大チームに注目します。
 箱根駅伝では伝統的に良い成績を残して来ていますから、「箱根のノウハウ」が蓄積されているものと感じています。上位進出も十分に有り得ます。

 以上、箱根駅伝2016の順位予想でした。

 「大砲が少ない大会」とも言われますが、大学長距離界を代表するランナーの皆さんが、素晴らしいレースを展開してくれることでしょう。
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