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HOME   »   大相撲  »  [大相撲2016・1月場所] 大関・琴奨菊の優勝
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 1月場所は、琴奨菊の優勝で幕を閉じました。
 千秋楽の大関・豪栄道との取組も、一気に西土俵際まで押し込み突き落とすという、堂々たる内容でした。

  何より、場所を通して「琴奨菊の相撲」に徹したところが、素晴らしいと思います。
 白星を欲しがっての注文相撲や「奇策」は全く観られない15日間でした。

 この豪栄道戦もそうですが、今場所の琴奨菊の「押しの威力」は、従前より大幅にアップしていたという印象です。三横綱との対戦や大関・稀勢の里との取組でも、相手力士の予想を超えた破壊力で、土俵を支配していました。

 もともと押し相撲の琴奨菊が、自身の相撲の基本である「押しの威力」を飛躍的に増大させた要因は何なのでしょうか。

 優勝後、様々なメディアがスポットを当てています。

① 新たな筋力トレーニング

 メディアの報じるところでは、2015年の夏頃からトレーナー他の指導を受けて、それまでやっていなかった各種のトレーニングを導入しています。

 各種のダンベル・バーベル等を使用したり、タイヤを押すトレーニング等ですが、これらは筋力を強化するとともに体幹を鍛えることを狙ったものだと伝えられました。

 これらのトレーニングが、半年という期間をもって身に付き、2016年1月場所に花開いたのでしょう。

② 結婚

 2015年7月に結婚して後、奥様の強力なバックアップが得られるようになりました。

 白米→五穀米、鶏手羽先→胸肉、といった食材・食事内容の見直しが実行されたのです。

 加えて、精神面強化にも大きく寄与したと伝えられています。
 今場所中盤以降の、取組前・土俵下での極めて冷静な表情にも、精神面の充実が感じられました。

 「内助の功」の力をまざまざと感じさせる場所だったのです。

 14勝1敗で優勝を飾った琴奨菊には、3月場所での活躍が期待されています。
 もし、3月場所でも優勝することがあれば、横綱に昇進する可能性が高いでしょう。まさに、先代親方・琴桜の後を追う形です。

 琴櫻は「2場所連続14勝1敗での優勝」を成し遂げ、一気に横綱となりました。32歳の時でした。この2場所連続優勝の時、正直に言えば「琴桜は突然強くなった」という印象を受けたものです。

 琴奨菊にも琴櫻と同じ道を進んで行く可能性は十分にあると思います。

 一方で、3月場所では「相手力士の研究が進む」ことが予想されます。
 1月場所で、琴奨菊を知り尽くした豊ノ島が「見事な引き脚」を見せたように、三横綱を始めとする強豪力士が琴奨菊対策を練り、実行してくるのです。

 琴奨菊が連続優勝を果たすためには、これらの研究の上を行かなければなりません。容易なことではないでしょう。

 こうした「切磋琢磨」こそが、いわゆる「土俵の充実」に直結することは間違い有りません。
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