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HOME   »   スキー  »  [FISアルペンW杯2016・男子回転第8戦] フェリックス・ノイロイター選手 優勝!
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 前日の大回転種目に続いて、2月14日湯沢苗場スキー場を舞台に開催された男子回転の第8戦も、見所満載でした。

 スタート地点の気温は6℃、ゴール地点が8℃と、前日に続いて暖かい気象条件が続きました。加えて、スタート直前と2本目の途中からは降雨にも見舞われましたから、とても難しいコンディションであったと思います。

 オーストリアのヒルシャー選手が1本目のスタート直後にコースアウトしたのを始めとして、多くの選手が滑り切ることが出来なかったのも、ハードなコンディションの影響でしょうか。

[1本目]

 最初に滑ったドファー選手(ドイツ)の滑りは、とても滑らかで、上半身の無駄な動きが無く、下半身の左右への軽快な動きから最後までスピードが落ちませんでしたから、相当良い順位であろうと感じましたが、結局、最後までトップを譲りませんでした。
 ドファー選手は、前日の大回転に続いて、2戦連続の「1回目トップ」でした。

 続く選手の中では、スウェーデン勢が安定した滑りを展開して、2・3位を占めました。この種目で今季優勝を重ねているクリストファーセン選手は8位と、まずまずの成績でしたけれども、本人が思ったよりはタイムが出なかったという印象でした。

[2本目]
 
 1本目開始時には晴れ間がのぞきましたが、途中から曇天となり、2本目には雨と共に、コース上部地域には霧も出ました。刻一刻と変わるコンディションの中での競技となったのです。

 2本目前半はオーストリアチームの好調な滑りが際立ちました。
 マット選手、フェラー選手が1・2位という中でシュワルツ選手がトップに立ち、ディグルーバー選手も続いて、一時は1~3位を独占しました。
 エース・ヒルシャー選手を欠くオーストリアチームの2本目でしたが、次世代を支える若手選手が頑張ったのです。

 この状況のまま、レースはトップ10のトライに突入しました。そして、1本目8位のクリストファーセン選手も4位に留まりましたから、このままオーストリア勢の独占が続くかと思われました。

 しかし、さすがにワールドカップはそう簡単に問屋は卸さないのです。

 世界トップクラスの選手が集う大会では、当然ながら選手層が極めて厚く、極僅差の戦いが続くのです。全てのスポーツに共通したことでもあります。

 1本目5位のノイロイター選手(ドイツ)がスタート。見事なスラロームを展開しました。多くの選手が失敗した2か所の難しい旗門も綺麗にクリアして、トップタイムでゴール。
 過去ワールドカップ10勝という実績を誇るノイロイター選手ですが、近時は好成績を挙げることが出来ませんでしたので、久し振りの満足できる滑りと言うことになります。

 続いてスウェーデンのミューラール選手が2位に食い込む滑りを魅せました。
 3位には、オーストリアのシュワルツ選手が粘りました。

 最終滑走者となった、1本目トップのドファー選手も意欲的な滑りを展開しましたが、1本目に比べて上半身がバタバタしてしまい、ゴール前の緩斜面でスピードが落ちて4位に留まりました。

 逆転を狙って意欲的に突っ込む選手、落ち着いて入り難しい旗門をクリアした後のスピードアップに賭ける選手、1本目の貯金の使い方も含めて、トップ10の選手達の様々な戦略構築と情報収集・挑戦が、とても印象的な大会でした。

 やはり、FISアルペンスキー・ワールドカップは、とても面白いのです。
 「本物のアルペンスキー」を、眼前で日本のプレーヤーに観て感じてもらうために、高速系種目も含めて、これからも日本で開催していただきたいと思います。

 今季回転種目の第8戦は、父親がクリスチャン・ノイロイター、母親がロジ・ミッターマイヤーという、世界的なスキーヤーであった両親を持つ生粋のスラローマー、フェリックス・ノイロイター選手の復活の舞台となりました。

 今後のノイロイター選手の活躍が注目されるところです。
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フェリックス・ノイロイター選手の復活  
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