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HOME   »   駅伝・マラソン  »  [東京マラソン2016・男子] 世界との差を痛感させられたレース
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 世界歴代2位の記録保持者やロンドン・オリンピックの金・銀メダリストが出場してきた東京マラソン2016の男子の部には、日本のトップクラスのランナーも顔を揃えましたので、リオデジャネイロ・オリンピックのレースを占う格好の舞台となりました。

 そして、日本勢は惨敗し、世界との力の差をまざまざと見せつけられるレースとなりました。

 スタート直後から1km・2分50秒前後のハイペースとなったレースは、8km手前から海外招待選手が前に出て、あっという間に日本勢との差を広げました。

 「これで終わりか」と思いましたが、村山謙太選手が2番手グループから飛び出し、10km付近でトップグループに追い付きました。
 それ程無理をしているようには観えませんでしたし、追い付いた後の走りも軽快でしたので、村山選手の走りに期待がかかりました。

 日本勢の有力選手がまとまって走っていた第2グループはペースが上がらず、トップグループとの差は開く一方でしたから、日本勢への期待は村山選手ひとりに集中しました。
 テレビ解説の瀬古俊彦氏が「これだけのメンバーの中に日本人選手が居るというのはワクワクしますね」とコメントしました。

 常に「世界トップクラス」で走っていた瀬古氏にとっては、久し振りの光景に観えたのでしょう。

 ところが、その村山謙太選手が22kmを過ぎた所で遅れ始めてしまいました。表情は変わらない中での失速でしたから、「体が動かなくなった」ことは明らかで、この瞬間に、日本勢による海外トップランナー達への挑戦は終了しました。

 この後レースは、世界トップクラスの7名のランナーにより構成される第1グループの中での、壮絶な駆け引きの連続となりました。

 そして、エチオピアのフェイサ・リレサ選手が、ケニアのバーナード・キピエゴ選手との競り合いを制して優勝しました。タイムは2時間6分56秒でした。
 スタート後気温が上昇しましたので、2時間3分台・4分台のランナーが揃ったレースとしては記録は平凡なものとなりましたが、スタート直後からのハイペースの展開の中でキッチリと走り切ったところは、さすがに世界的ランナーというところでしょう。

 日本勢のトップは、この第1グループの7名のランナーの後、第8位でした。
 
 このレースが、リオデジャネイロ・オリンピックの日本男子代表選手選考会であったことを考え合わせても、とても残念な結果であったと感じます。

 全く勝負にならなかったという事実は、重く受け止めなければならないでしょう。

 少なくとも男子については、日本ランナーと海外勢との差は、広がるばかりという印象です。
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東京マラソン2016男子・世界との差を痛感  
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