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HOME   »   駅伝・マラソン  »  箱根駅伝の4区と5区の中継所が2005年以前の場所に戻ります。
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 関東学生陸上競技連盟は2月25日に、2017年の箱根駅伝大会から、第4区と5区の中継所を、2005年以前に使用していた「鈴廣」前に戻すと発表しました。

 2006年以降使用されていた「メガネスーパー」前からの移動ですが、結果として第4区が2.4km長くなり18.5kmから20.9kmに、第5区が2.4km短くなり23.2kmから20.8kmになりました。
 結果として、10区間すべてが20km以上となりました。

① 90回以上の歴史を有する箱根駅伝において、第4区が18.5km・第5区23.2km(含23.4km)の距離であったのは2005年大会から2016年大会までの11回だけですから、今回の中継所の移動は「本来の形に戻った」と言って良いでしょう。

② 往路・復路合計217kmを10区間で走る箱根駅伝ですから、各区間は20.0km以上あることが自然でしょう。極端に短い区間・長い区間が有ることは、望ましい容では無いと思いますので、今回の変更というか復帰は、良いことだろうと感じます。
 各ランナーが20kmの距離を走り、合計タイムで競いあう「予選会」との関連も良いと思います。

③ 新しい「山の神」登場への期待

 第5区が23.2kmと、全10区間中最長区間であった時期には、今井正人選手(順天堂大学)、柏原竜二選手(東洋大学)、神野大地選手(青山学院大学)の3選手が「山の神」と呼ばれる活躍を魅せました。3人のランナーは、その圧倒的なパフォーマンスにより、チーム優勝の原動力となったのです。

 一方で、「第5区を制するチームが往路優勝や総合優勝する」という傾向が強くなり過ぎたことも事実でした。

 今回の中継所変更により、第5区の距離は20.8kmと短くなりました。函嶺洞門が使えなくなっていますから、厳密に言えば、第5区は2005年以前のコースとも異なりますので、「新5区」ということになります。

 距離が短くなったとはいえ、やはり「山登り区間」はランナーの力量差やコンディションの差が、より大きく走破タイムに影響を及ぼす区間です。

 今後も、「新・山の神」誕生が期待されるのでしょう。

④ 選手層の厚さが勝負

 2006年以降の第4区は18.5kmと、他の9区間に比べて短かったものですから、チームにおいて「やや力の劣るランナー」を配置できる区間であったとも言えるのでしょう。

 しかし2017年以降は20.9kmに戻りますから、キッチリと20kmを走り切れるランナーを配置する必要があります。

 今後の箱根駅伝は、2005年以前と同様に「選手層の厚さの差」がより反映される駅伝となるのでしょう。

 今回の小田原中継所の変更により、18.5km時代の第4区の田村和希選手(青山学院大学)、工藤有生選手(駒澤大学)、西村知修選手(帝京大学)の記録や、23.2km(含23.4km)時代の第5区、前述の今井選手・柏原選手・神野選手、ダニエル・キトニー選手(日本大学)、及川佑太選手(中央学院大学)、駒野亮太選手(早稲田大学)、の記録は参考記録となるのでしょうが、だからといって、これらのランナーの活躍が色褪せるものではありません。
 日本一の駅伝競走の歴史に輝く、素晴らしい走りだったのです。

 さて、全10区間が20km以上に戻った箱根駅伝2017が、今から楽しみです。
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元に戻った箱根駅伝4区・5区の中継所  
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