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HOME   »   ラグビー  »  [ラグビー6か国対抗2016] エディ・イングランド 4連勝で優勝
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 世界最古の歴史を誇る、北半球最高のラグビー国別対抗戦である6か国対抗の2016年大会は、3月12日にラウンド4(各チームの4試合目)を終えて、4連勝としたイングランドチームが、最終戦・ラウンド5を待たずに優勝を決めました。
 5年振りの優勝でした。

 1871年、世界最初のラグビーテストマッチ(国代表チーム同士の対戦)が、イングランドとスコットランドの間で行われ、1882年からは、イングランド・スコットランド・ウェールズ・アイルランドによる「4か国対抗」が始まりました。
 今から130年以上も前のことです。

 そして、1910年にフランスが加わり「5か国対抗」となりました。
 以降、「5か国対抗」は長きに渡って世界最高の国別対抗戦という歴史を積み重ねました。20世紀後半に、時折「5か国対抗」のゲームのテレビ放送が有りました。食い入るように見つめ、世界最高のプレーに酔いしれました。

 20世紀最後の年・2000年にイタリアが加わって「6か国対抗」となって、現在に至っています。

 1987年からワールドカップが始まりましたけれども、北半球というか欧州のラグビー強国にとって、「6か国対抗」は「負けられない大会」であり、若手の発掘という点からも大切な機会となっているのです。

 その2016年大会で、イングランドは圧倒的な強さで優勝を決めました。

 緒戦・ラウンド1でスコットランドを15-9で破ると、ラウンド2ではイタリアに40-9で快勝、ラウンド3でアイルランドを21-10で下し、ラウンド4では宿敵ウェールズに25-21で競り勝ちました。見事な4連勝です。
 ラウンド4を終った段階で、2位のウェールズ、3位のスコットランド、4位のフランスが2勝で並んでいるために、最終戦を残してイングランドの優勝が決まったのです。

 昨年のワールドカップ、自国開催であった大会で、イングランドは予選リーグ最終戦でウェールズによもやの逆転負けを喫して、決勝トーナメント出場を逃しました。ワールドカップでイングランドチームが決勝トーナメントに進出できなかったのは、これが初めてでした。
 地元ファンから「2度目の優勝」を期待されていた地元大会における、とても不本意な結果であり、イングランドチームは世代交代に失敗したとも評されました。

 そして、「ラグビー宗主国イングランド再興の切り札」として招聘されたのが、エディ・ジョーンズ氏でした。
 日本代表チームを擁してワールドカップ2015大会で世界を驚かせたヘッドコーチが、イングランド代表を率いることとなったのです。

 そして僅か半年で、イングランドチームを「6か国対抗」優勝に導きました。

 素晴らしい手腕です。

 ナショナルチームを強くして、ゲームで勝たせる、という面から観れば、世界最高のヘッドコーチHCと言って良いのではないでしょうか。事実が証明しています。

 エディ・ジョーンズ氏に、引き続き日本代表チームのHCを務めて欲しかったし、そのチャンスが十二分に有った中で、「エディ・ジョーンズ氏の手腕に疑問を呈する人達」が日本国内に居たと報じられているのは、信じられない感じがしますが、それが事実なら「ラグビーを知らない人達」が日本ラグビー界の上層部に存在するということになります。
 ワールドカップ2019における日本代表チームの戦いを懸念する声が出てくるのも、無理も無いところです。

 エディ・ジョーンズ氏を得たイングランドチームが強くなっていることは、紛れもない事実でしょう。
 少し気の早い話ですが、他の追随を許さないラグビーの伝統と環境を有し、ラグビーを愛し熟知している多くのファンが存在し、才能豊かなプレーヤーが多数居て、最高のHCを得たという形ですから、イングランドが2019年ワールドカップ日本大会の優勝候補筆頭であろうとも感じます。
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