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HOME   »   水泳  »  [水泳日本選手権2016・第7日] 少し疲れが観えた最終日
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 リオデジャネイロ・オリンピックの派遣選考会を兼ねた第92回水泳日本選手権大会も最終日を迎えました。

 5種目の決勝が行われましたが、全体として記録が伸びませんでした。
 前日までの「五輪出場権を賭けた一発勝負」の疲れが、選手のみならず、スタンドの観客にも表れていたように感じます。

① 男子1500m自由形

 7コースの山本耕平選手の挑戦が注目されましたが、派遣標準記録に2秒余り及ばず、惜しくも出場権獲得はなりませんでした。

 「競泳のマラソン」におけるラスト100mの頑張りには、頭が下がる思いでした。

② 男子50m自由形

 4コースの塩浦慎理選手と5コースの中村克選手の競り合いは、中村選手が制しました。
 しかし、両選手とも標準記録突破はなりませんでした。

 ラスト10mで伸びを欠いた印象です。
 この種目の男子陣の強化が急がれるところでしょう。

③ 女子50m自由形

 5コースの池江璃花子選手が積極的なレースを展開し、4コースの内田美希選手の追い上げをかわして優勝しました。この種目としては「大差」の結末でした。
 しかし、両選手とも標準記録突破はなりませんでした。

 あと一歩で、世界大会の決勝進出のレベルに達する種目です。
 今後の強化が待たれます。

④ 男子100mバタフライ

 5コースの川本武史選手が先行し、4コースの藤井拓郎選手が追いかける展開となりました。藤井選手は「思い通りの展開」で優勝した形でしたが、惜しくも個人種目のリオ出場権獲得はなりませんでした。

 とはいえ、メドレーリレーの標準タイムはクリアしました。北京大会銅メダル、ロンドン大会銀メダルと成績を伸ばしている種目ですので、日本男子チームの活躍が期待されます。

 30歳になったとはいえ、藤井選手にはまだまだ記録が伸びる余地が有ると言われています。ターン後のドルフィンキックの改良や前半の入り方等、リオまでにどこまで修正して来るのか、楽しみなところです。

⑤ 女子200m背泳ぎ

 今大会の最終レースとなった女子200m背泳ぎは、4コースの酒井夏海選手が先行し、5コースの川除結花選手と3コースの後藤真由子選手が追い上げる展開。

 150mで川除選手が一度逆転しましたが、ラスト50mで酒井選手が再度逆転して優勝しました。
 しかし、標準記録突破はなりませんでした。

 インタビューに臨んだ14歳は、日本選手権優勝にもかかわらず泣きながら答えていました。

 「この悔しさ」は、酒井選手の大きな財産となることでしょう。

 7日間に渡って開催された大会は、多くのドラマを魅せてくれました。
 そして、リオデジャネイロ・オリンピックに臨む日本チームの姿が固まりました。

 「ベテランと若手のバランスの良いチーム」ではないでしょうか。

 日本水泳界の「世代交代」は順調に進んでいるのです。
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水泳日本選手権2016・7日目最終日  
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