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HOME   »   サッカー  »  [UEFA-CL2015~16] 決勝は再び「マドリード・ダービー」
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 今季のヨーロッパ最強クラブを競う、UEFAチャンピオンズリーグ準決勝は、ホーム&アウェイ方式で4月26日~27日に第一試合が、5月3日~4日に第二試合が行われ、決勝進出チームが決まりました。

① バイエルン・ミュンヘン またも決勝進出ならず。

 アトレティコ・マドリードとバイエルン・ミュンヘンの対戦は、第一戦ホームでアトレティコが1-0で勝利、第二戦バイエルンがホームで2-1で勝利、2戦通算2-2となりましたが、アトレティコの敵地での1点=アウェイゴールが効いて、アトレティコの決勝進出となりました。

 アリアンツ・アレーナで行われた第二戦、前半31分シャビ・アロンソ選手のゴールで先制したバイエルンは怒涛の攻めを継続しました。2点目・3点目を挙げて、決勝進出を固めに入ったのです。
 しかし後半9分、アトレティコはフェルナンド・トーレス選手からアントワン・グリズマン選手への絶妙のスルーパスが通り、ゴールキーパーGKマヌエル・ノイアー選手と1対1となったグリズマン選手がキッチリとシュートを決めて、1-1の同点としました。

 まさに「値千金」のゴールでした。

 これでバイエルンは「2点を追加しなくてはならなくなり」ました。
 後半29分にロベルト・レヴァンドフスキ選手が得点し2-1としましたが、3点目はなりませんでした。

 バイエルンにとっては、トーマス・ミュラー選手のペナルティーキックPKが決まらなかったことが響きました。アトレティコのGKヤン・オブラク選手のスーパーセーブが輝いたのです。

 現在、「決定力」という面からは世界最高のプレーヤーのひとりであるトーマス・ミュラー選手がPKを外したのです。このプレーは、今大会のバイエルン・ミュンヘンを象徴するものとなってしまいました。

 これでバイエルンは3年連続の準決勝敗退となりました。
 4年前・2012~13年シーズンで優勝して以来、「準決勝が厚い壁」となっている印象ですが、5年前の準優勝も含めて、「5季連続のベスト4進出」という『偉業』はいささかも色褪せるものでは無いでしょう。

 一方のアトレティコ・マドリードは、勝負強さが際立ちました。
 バイエルンを相手に敵地でゴールを挙げたことは、このチームの「気持ちの強さ」を如実に示しています。
 グリズマン選手に駆け寄り、喜びを表現するチームメイトの姿が印象的でした。

② レアル・マドリード 勝ち切る。

 初の決勝進出を狙うマンチェスター・シティと、史上最多10度のチャンピオンズリーグ制覇を誇るレアル・マドリードの戦いは「手に汗握る」展開となりました。

 第一戦、ザ・シティ・オブ・マンチェスター・スタジアムのゲームは0-0の引分け。ホームのシティとしては勝ちたかったところでしょうが、とにかくレアルに得点を許さなかったことで、第二戦に臨みを繋ぎました。
 敵地ベルナベウで得点を挙げれば、決勝進出のチャンスが広がるのですから。

 5月4日の第二戦は「守り合い」の様相でした。両チームの固い守備が際立ったのです。
 特にシティは、ペナルティーエリア周辺で、レアルの選手に体を寄せて守りました。ひとり抜かれれば、大ピンチとなる守り方でしたが、とにかくレアルのプレーヤーを「自由に動かさせない」という点に徹したのです。
 そして機を見てカウンターで得点し、1-0の勝利、あるいは1-1の引分けを狙っているように観えました。

 そしてこの作戦は、概ね成功しました。
 クリスティアーノ・ロナウド選手を始めとするレアル攻撃陣がフリーでボールを動かしたシーンを、殆ど目にすることは無かったのです。

 しかし前半20分、右サイドを抉ったギャレス・ベイル選手のセンタリングが、シティディフェンダーの脚に当たり(かすった位に僅かに当たり)、ゴールポストを舐めるように飛んで、ゴールに吸い込まれました。(オウンゴール扱い)
 ある意味では「反応が良過ぎる守備陣」から生まれたゴールとも言えるもので、シティにとっては惜しまれるというか、「運・不運」の領域のプレーであったと感じます。

 全体としては、戦力に勝るレアルが押していたゲームでしたから、この1点は大きな意味を持ちました。

 この後も、「アウェイゴール」を警戒しながらも攻撃を続けたレアル・マドリードが勝ち切ったのです。前日のバイエルン・ミュンヘンの敗退も、レアルのプレーに影響していたかもしれません。

 いずれにしても、レアル・マドリードは決勝進出を果たしました。「チャンピオンズリーグに強い」レアルの面目躍如たるところです。

 マンチェスター・シティは大魚を逸しました。
 第二戦では、フェルナンジーニョ選手やヤヤ・トゥーレ選手の活躍が目立ちましたが、一方でセルヒオ・アグエロ選手はあまり動けませんでした。
 全体として、少し「お行儀の良いプレー」であったようにも感じます。本来のゲーム運びでは無かったのでしょう。
 イングランド、そしてヨーロッパの強豪チームとしての地歩を固めつつあるマンチェスター・シティの来季以降の活躍が楽しみです。

 さて、決勝は2013~14年シーズンと同じ、レアル・マドリード対アトレティコ・マドリードの「マドリード・ダービー」となりました。
 リーガエスバニョーラで3強を占める2チームが激突することとなったのです。

 これまでの試合振りを観ると「全く互角」という感じがします。
 UEFA-CLで圧倒的な強さを魅せるレアルに対して、アトレティコがどのような戦いを挑むのか。
 5月28日、イタリア・ミラノのサン・シーロ・スタジアムで歓喜の声を上げるのは、どちらのチームなのでしょうか。
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