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HOME   »   大相撲  »  [大相撲] 2013年1月場所の総括
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 1月10日の当ブログで、1月場所で活躍が期待できる力士10名を掲載しました。1月場所の15日間を振り返って、総括したいと思います。

・白鵬 12勝3敗
・稀勢の里 10勝5敗
・豪栄道 8勝7敗
・把瑠都 8勝7敗
・栃煌山 8勝7敗
・高安 12勝3敗 敢闘賞
・栃乃若 8勝7敗
・大道 6勝9敗
・隠岐の海 8勝7敗
・豊ノ島 6勝9敗

 10名中勝ち越しが8名とまずまずでしたが、平均は8.6勝6.4敗と、勝ち星が伸びなかった点が、残念でした。

 優勝は、横綱日馬富士でした。横綱という地位に慣れるまで、もうひと場所必要かと考えましたが、日馬富士は2場所目に完璧に対応し、全勝優勝しました。もともと地力があることは、横綱昇進時の2場所連続全勝優勝で証明されていましたが、横綱2場所目の全勝優勝とは、素晴らしいの一語。朝青龍や白鵬も成しえなかった快挙です。
 取り口は「圧倒的なスピード」と「前に出る強さ」に裏打ちされていました。特に、相手力士が止まって見える程のスピードと動きのキレは圧巻でした。この相撲を極めて行けば、大横綱朝青龍とは、また一味違う「日馬富士のスピード相撲」を完成できるように思います。期待したいと思います。

 大関陣は、相変わらずパッとしない成績でした。稀勢の里も2敗で付いて行きましたが、終盤崩れて5敗とは、情けない限りです。まずは、序盤の取りこぼしを防いで、全勝で11日目を迎える努力が大切でしょう。日本人横綱誕生に、最も近い力士であることは衆目の一致するところです。同部屋の高安が追いかけてきています。まわしを取って、相手を料理する相撲も活用していただきたいものです。

 豪栄道は、二桁勝ち星が期待されましたが、千秋楽にようやく勝ち越しを決めるという内容でした。まだ、関脇で10勝以上を安定して上げるには力不足ということでしょうか。幕内上位から三役にかけて、ベテラン・若手の好力士が目白押しの現在ですから、大勝するのは中々大変だと思います。
 従前から指摘されている脇の甘さの克服と、半身相撲の活用が期待されます。

 把瑠都は二桁勝利を挙げることが出来ず、ひと場所での大関復帰はなりませんでした。エストニアの相撲ファンならずとも、残念な結果でしたが、体調を万全にして、是非優勝を目指してほしいと思います。欧州出身力士として、最も横綱に近いのは、やはり把瑠都関だと思います。

 栃煌山も、何とか勝ち越しましたが、大勝には至りませんでした。大関戦で時折見せる圧倒的な強さには驚かされますが、一方で負ける時の弱さも圧倒的です。とにかく、前に出る力を磨くことが、大化けの条件だと思います。化けてしまえば、相撲センスは抜群ですから、あっという間に大関に上がれると思います。

 高安は、ついに掴んだという感じがします。今場所の取り口を忘れずに、稽古にまい進していただきたいものです。特に、14日目の豪栄道戦。相手十分の形から押されました。いつもの高安なら、ここで押し出されてしまうところですが、これを交わしました。左右の動きを加えた相撲は、高安の勝率を上げるものだと思います。稽古熱心な高安関の、一層の飛躍に期待します。

 10日目まで8勝2敗とした時には、大勝かと思われた栃乃若ですが、失速し、終盤は5連敗でした。大きな体を使って、下から下からあてがいながら前に出る相撲は、威力十分ですが、その取り口だけでは憶えられてしまいます。四つ相撲や突っ張りなども併用した方が、より強さが増すと思います。

 大道は、前半の1勝6敗が堪えました。後半盛り返したものの負け越し。取り口を憶えられてしまった感がありますので、スピードを上げるか、新技を身に着けていく必要があるでしょう。

 隠岐の島は、勝ち越しこそしましたが相撲内容は残念なものでした。幕内上位でも下位でも、8勝7敗というのでは、鈍ら相撲の誹りは免れません。堂々たる体躯、正統派の取り口と、期待の大きな力士ですから、奮起を促したいと思います。

 今場所の豊ノ島は、横綱・大関陣の壁を破れませんでした。このままでは、次の大関レースで後れを取ってしまいそうです。立ち合いを低くできれば、豊ノ島の良さが発揮できると思うのですが。

 2013年の大相撲は、日馬富士の全勝優勝で幕を開けました。白鵬に全盛時の力が見られませんし、日馬富士も安定感という意味では不安が残ります。(脚の故障の様子によって、場所毎に成績がぶれそうです)
 従って、大関から幕内の上位までの、多くの力士に優勝のチャンスがあるのが、2013年の大相撲だと考えます。面白い土俵が期待できます。

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