FC2ブログ
HOME   »   競馬  »  [競馬コラム34] きさらぎ賞と菊花賞
RSSフィード iGoogleに追加 MyYahooに追加
 きさらぎ賞は、いつの時代も関西のクラシック候補を生み出してくれるレースです。

 最近10年でも、このレースの勝ち馬から、2007年の菊花賞馬アサクサキングス、2003年の皐月賞・日本ダービーの二冠馬ネオユニヴァースが出ています。そして、トーセンラーが勝った2011年のレースでは、3着にオルフェーヴル、4着にウィンバリアシオンが入っていますから、クラシック路線を占う上では、見逃せないレースということになります。

 1961年・昭和36年に、中京競馬場の砂コース(ダートコースではありません。ジャパンカップダートの稿をご参照ください)1200mで始まったレースですが、現在のようなクラシック路線のレースとして定着したのは、1970年・昭和45年に、開催場所を京都競馬場芝コースに変更し、距離を1600mにしてからだと思います。距離については、その後も何回か変更がありましたが、1991年以降は、主に1800mで行われています。

 その1970年と71年には、タニノムーティエ、ヒカルイマイと2年連続の日本ダービー馬を輩出しましたし、1998年と1999年には、あのスペシャルウィーク(日本ダービー、天皇賞(春)(秋)、ジャパンカップ)、そしてナリタトップロード(菊花賞)が勝っています。まさに、G1馬の宝庫というべきレースです。

 このレースを叩いた関西有力馬は、この後、弥生賞やスプリングステークスをステップとして、皐月賞に駒を進めるのです。
 ところで、こうして書いていくと、きさらぎ賞は春のクラシック競走、皐月賞や日本ダービーとの関連が深いように思われます。確かに、前述のように春のクラシックホースも沢山輩出しているのですが、意外なのは、菊花賞との関連の深さです。きさらぎ賞を勝ちながら、春のクラシックレースでは苦杯を舐め、捲土重来、秋の菊で花を咲かせている馬も居るのです。

 前述の1999年のナリタトップロードや2007年のアサクサキングスもそうですが、古いところでは1965年のダイコーター、1978年のインターグシケンといった馬達も、きさらぎ賞を勝って、皐月賞・日本ダービーは惜敗・不調に終わりながら、菊花賞を制しています。
 また、皐月賞・菊花賞の二冠馬キタノカチドキも、1974年のこのレースの勝ち馬です。

 どちらかといえば早熟な中距離馬が有利(最近は特にその傾向が強い)と思われる「きさらぎ賞」から、3歳の夏を越えて、大人になった馬が制覇すると言われる菊花賞馬が、数多く出ているというのですから、競馬は難しい。
 強いて言えば、京都の芝外回りコースの経験がある、という一点でしょうか。

 今年のレースには、例年のような前評判抜群の馬は出走してこない様子です。しかし、やはりクラシックレースを占うには、見逃せないレースだと思います。

関連記事
スポンサーサイト



NEXT Entry
[PGA] タイガー イズ バック!
NEW Topics
[温故知新2020-女子テニス3] 「アイス・ドール」 クリス・エバート選手
[温故知新2020-男子テニス4] 黒人プレーヤーの先駆者 アーサー・アッシュ選手
[ブンデスリーガ2019~20(無観客)] 鎌田大地選手 2試合連続ゴール
[競馬コラム269] オークス2020のデアリングタクトと日本ダービー2020のコントレイル
[温故知新2020-陸上競技4] 男子走り幅跳び オリンピック金メダリストの記録
[ブンデスリーガ2019~20・第27節(無観客)] バイエルン・ミュンヘン 圧勝
[温故知新2020-女子テニス2] アメリカの英雄 ビリー・ジーン・キング選手
[競馬(無観客)] 東京優駿(日本ダービー)2020の注目馬
[温故知新2020-女子テニス1] 「史上最強」 マーガレット・コート選手
[温故知新2020-男子テニス3] ダブルスの名手 ジョン・ニューカム選手
[温故知新2020-陸上競技3] 男子10,000m オリンピック金メダリストの記録
[温故知新2020-競泳2] 男子1,500m自由形 日本チームの全盛期
[温故知新2020-競泳1] 男子100m自由形 日本チームの黄金時代
[FIFAワールドカップ2010準々決勝] ドイツチームの完勝
[温故知新2020-男子テニス2] 「史上最強」 ロッド・レーバー選手
[競馬(無観客)] 優駿牝馬(オークス)2020の注目馬
[温故知新2020-陸上競技2] 男子1,500m オリンピック金メダリストの記録
[温故知新2020-陸上競技1] 男子100m オリンピック金メダリストの記録
[ラグビーワールドカップ2011プールA] 日本チーム フランスチームを相手に65分まで4点差の健闘
[温故知新2020男子テニス-1] ウィンブルドンを勝てなかった イワン・レンドル選手
[競馬コラム268・ヴィクトリアマイル2020] 感動的なレース
[FIFAワールドカップ1986決勝] アルゼンチンチーム 2度目の優勝
[競馬(無観客)] ヴィクトリアマイル2020の注目馬
[NPB・MLB2020] 「開幕」に向けての動き
[ブンデスリーガ2019~20] 無観客での再開へ
[競馬コラム267-日本馬の海外挑戦12] 2009年 牝馬の挑戦
[FIFAワールドカップ2010ラウンド16] ブラジルチーム 貫録の勝利
[FIFAワールドカップ2010ラウンド16] 日本チーム 史上初のPK戦
[FIFAワールドカップ2010ラウンド16] ランパード選手 「幻」のゴール
[Jリーグ2020] イニエスタ選手のオンライントークショー
[競馬(無観客)] NHKマイルカップ2020の注目馬
[NBA2020] 個人トレーニング再開に向けての動き
[UEFA-EURO2012-グループD] イングランドとフランスの激突
[競馬コラム266-天皇賞(春)2020] フィエールマンの連覇とC.ルメール騎手の天皇賞4連勝
[UEFA-EURO2012-グループB] ポルトガル デンマークとの接戦を制す
[競馬コラム265・下鴨ステークス2020] スズカルパン 100戦出走達成!
[UEFA-EURO2012-グループA] 開幕戦 ギリシャチーム 驚異の粘り
[UEFA-EURO2012-グループD] フランスチームの堅守
[競馬(無観客)] 天皇賞(春)2020の注目馬
[UEFA-EURO2012-グループC] イタリアとクロアチア 一歩も引かず
[競馬コラム264-日本馬の海外挑戦11] 2007年 シンガポール競馬への進出
[UEFA-EURO2012準々決勝] クリスティアーノ・ロナウドVSチェフ
[競馬コラム263-日本馬の海外挑戦10] 2006年 ハーツクライとデルタブルース
[スーペルコパ2020準決勝] FCバルセロナ よもやの敗退
[UEFA-EURO2012準決勝] 「怪物」バロテッリ選手の2ゴール
[マラソン2020] 「心臓破りの丘」 山田敬蔵氏 逝去
[競馬コラム262-日本馬の海外挑戦-9] 2005年 ゼンノロブロイとハットトリック
[MLB2020・MVPランキング] バリー・ボンズ選手の凄さ
[フィギュアスケート2020春・世界ランキング] 羽生選手、紀平選手が共に1位
[NPB2020] 菅野智之投手 超絶の仕上がり
Entry TAG
きさらぎ賞と菊花賞   ダイコーター   インターグシケン   ナリタトップロード   アサクサキングス  
Comment
Trackback
Comment form
 管理者にだけ表示を許可する
プロフィール

カエサルjr

Author:カエサルjr
「スポーツを考える-KaZ」ブログへ
ようこそ!
我が家の月下美人も16年目。同時に30個の花が咲くこともあります。スポーツも花盛りですね。一緒に楽しみましょう。

最新記事
最新コメント
検索フォーム
ブロとも申請フォーム
QRコード
QR

Page Top
CALENDaR 123456789101112131415161718192021222324252627282930