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HOME   »   MLB  »  [MLB2016] 前半戦を終えて 「個人成績」
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 前回は、MLB2016レギュラーシーズンのチーム成績を採り上げましたが、今回は「個人成績」です。

 やはり、7月9日時点の成績です。

[アメリカンリーグAL]

[打率]
 アストロズのアルトゥーベ選手が.343でトップ、レッドソックスのオルティーズ選手が.332、同じレッドソックスのボガーツ選手が.331で続いています。

 2014年シーズン以降、MLBを代表する「安打製造機」となった感のあるアルトゥーベ選手が、相変わらずの活躍を魅せています。既に119安打を放っていますから、2014年・225安打、2015年・200安打に続いての「3年連続200安打越え」も視野に入ってきました。

 オルティーズ選手は「キャリア最終年」としては、驚異的な成績で打ち捲っています。
 2014年.263、2015年.273であった打率が、.330を超える水準で推移しているのです。本塁打も21本で6位タイ、打点も70で2位と、「三冠王を狙える」との声も挙がっています。

[ホームラン数]
 オリオールズのマーク・トランボ選手が28本でトップを快走中。ホワイトソックスのトッド・フレイジャー選手が25本で続きます。

 トランボ選手は、2014年・14本、2015年・22本であった成績を大幅に塗り替えている状況であり、2013年の34本という自己記録をも超える勢いです。

[打点]
 トロント・ブルージェイズのエドウィン・エンカルナシオン選手が80打点でトップです。この時点での80打点は高いレベルの記録だと思います。
 2位には、前述の通りオルティーズ選手が続き、トランボ選手が3番手に付けています。

 エンカルナシオン選手がどこまで記録を伸ばしてくれるか、とても楽しみです。

[投手・勝ち星]
 シカゴ・ホワイトソックスのクリス・セール投手が14勝でトップ、トロントのJAハップ投手が12勝で続き、ボストンのリック・ポーセロ投手とボルチモアのクリス・ティルマン投手が11勝で3番手となっています。

 クリス・セール投手は、2015年・13勝、2014年・12勝の記録を既に超えました。ここまで125イニングを投げていますから、エースとしての十分な活躍でしょう。

[防御率]
 ボストンのナックルボーラー、スティーブン・ライト投手が2.68でトップ、クリーブランドのダニー・サラザール投手が2.75で続き、トロントのマルコ・エストラーダ投手が2.93で3番手です。

 田中将大投手が3.12で5番手に付けています。

[セーブ]
 ボルチモアのザック・ブリトン投手が26セーブでトップ、デトロイトのフランシスコ・ロドリゲス投手が24、ホワイトソックスのデビッド・ロバートソン投手が23で続いています。

 ブリトン投手は、37度の登板で奪三振42、防御率0.74と抜群の安定感です。

[WAR]
 WAR=Wins Above Replacementは、ベースボールにおいて、統計学的な手法で成績を分析するセイバーメトリクスにおける指標のひとつです。
 「そのプレーヤーの代替可能性の難度」を示し、勝利への貢献度合いを総合的に表す指標とされています。

 「そのプレーヤーのチーム勝利への貢献度合い」を示す指標として、近時注目度が上がっています。

 ALでは、ロサンゼルス・エンジェルスのマイク・トラウト選手が5.7という高い数値でトップです。トロントのジョシュ・ドナルドソン選手が5.3で続き、打率トップのアルトゥーベ選手が4.7で続いています。

 この指標では、トラウト選手がデビュー以来常に上位に位置しています。打って・走って・守れる、という3拍子揃ったプレーヤーであり、現在のMLBで最も「代替がきかないプレーヤー」であることが如実に分かります。
 2位のドナルドソン選手の5.3という数値も相当高いものですが、さらに上にトラウト選手が居るのです。

[ナショナルリーグNL]

[打率]
 ワシントン・ナショナルズのダニエル・マーフィー選手が.349でトップ、コロラド・ロッキーズのDJルマイユ選手が.333で続き、ワシントンのウィルソン・ラモス選手が.331で続きます。

 マーフィー選手は、メッツ時代の2015年・.281、2014年・.289に比べ、大幅に数値を上げています。ホームランも既に15本と、キャリア最高の数字となっていますから、今季絶好調というところでしょう。

[ホームラン数]
 シカゴ・カブスのクリス・ブライアント選手が25本でトップ、コロラドのノーラン・アレナド選手とシンシナティ・レッズのアダム・デュバル選手が23本で続きます。

 MLB2年目のブライアント選手は、素晴らしいペースで量産しています。「躍進」カブスの象徴的なプレーヤーであり、今後のMLBを代表するスラッガーであることは間違いないでしょう。

[打点]
 コロラドのアレナド選手が70打点でトップ、打率トップのマーフィー選手とホームラントップのブライアント選手が64で続いています。

 NLの打撃三冠については、この3人のプレーヤーによる争いが続く様相です。
 展開次第では、二冠王・三冠王が生まれるかもしれません。

[投手・勝ち数]
 サンフランシスコ・ジャイアンツのジョニー・クエト投手が13勝でトップ、1敗しかしていませんからすばらしい成績です。
 カブスのジェイク・アリエタ投手とワシントンのステファン・ストラスバーグ投手が12勝で続いています。
 
 本ブログでも採り上げましたが、ストラスバーグ投手は12勝0敗と、開幕以来の連勝を続けています。どこまで無敗記録を伸ばしてくれるか、再度注目したいと思います。

 また、ロサンゼルス・ドジャーズのクレイトン・カーショー投手が11勝で4番手に付けています。

 NLの最多勝争いは、今後も激戦が続くことでしょう。

[防御率]
 ドジャーズのカーショー投手が1.79で、両リーグを通じて唯一の1点台を記録しています。16試合に登板し121イニングを投げてのERA1.79というのは見事な記録です。

 ジャイアンツのマディソン・バムガーナ―投手が2.09で続き、3番手には勝ち星トップのクエト投手が付けています。

[セーブ]
 メッツのヘウリス・ファミリア投手が31Sでトップ、マイアミ・マーリンズのAJラモス投手とピッツバーグ・パイレーツのマーク・メランコン投手が27で続いています。

 2015年にクローザーに定着したファミリア投手は、いまやMLBを代表するクローザーに成長したのです。

[WAR]
 NLのWARは、カブスのブライアント選手が4.3でトップ、コロラドのアレナド選手が3.7で続き、ジャイアンツのブランドン・クロフォード選手が3.6で3番手に付けています。
 4番手のセントルイス・カーディナルスのマット・カーペンター選手も3.5と僅差で続いていますから、今後の展開が楽しみです。

 以上、MLB2016の前半を終えての「個人成績」を簡単に観てきました。

 今季も各項目で高いレベルの争いが続いていますが、後半戦に向けての注目点を挙げてみましょう。

① NLの最多勝争い

 クエト投手、アリエタ投手、ストラスバーグ投手、カーショー投手にシアトル・マリナーズのフェリックス・ヘルナンデス投手らを加えた最多勝争いは、大混戦が続くことでしょう。

② ALのホームラン

 トランボ選手、フレージャー選手、エンカルナシオン選手に、シアトルのネルソン・クルーズ選手やトロントのドナルドソン選手、更にはボストンのオルティーズ選手やボルチモアのクリス・テービス選手が加わったホームラン王争いから、目が離せません。

③ トラウト選手のWAR

 高いレベルの活躍が続いています。10ポイントを超えて、どこまで数値を伸ばしてくれるのか、期待大です。

④ カーショー投手の活躍

 ERA1点台を続けながら、どこまで勝ち星を伸ばせるのか。注目です。

⑤ ストラスバーグ投手の連勝

 12まで続いた記録を、どこまで伸ばせるのか。まずは、ロジャー・クレメンス投手の15連勝に挑んでほしいものです。

 MLB2016、見所満載の後半戦が始まります。
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