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[9月10日]
広島カープ6-4読売ジャイアンツ

 カープの「勢い」がジャイアンツの「意地」を上回った試合でした。
 
 1回裏坂本選手が黒田投手から2ランホームランを放ち、ジャイアンツが2-0とリードしました。
 先日の阪神戦で逆転3ランホームランを打った坂本選手でしたが、そのホームランと「瓜二つ」の当たりでした。相当手前でボールを捌き、レフトフェンスをギリギリ超えたのです。坂本選手は「この打ち方」を体得したのかもしれません。

 3回表に、その坂本選手のエラーで1点を返したカープは、4回表に鈴木選手・松山選手の連続ソロホームランで逆転しました。今季のカープの勢いを感じさせる見事な攻撃でしたし、東京ドームの2/5を埋めたカープファンは大騒ぎでした。

 そして5回表、鈴木誠也選手の2打席連続ホームラン・2ランが飛び出し、カープは5-2として、そのリードを3点と広げました。
 現状のジャイアンツの打力とカープの投手力の力関係からして、ジャイアンツが5点以上の得点を挙げるのはとても難しいと考えていましたので、これで試合は大きくカープに傾いたと感じました。

 その後、両チームは1点ずつを加え6-4となって、ゲームセットでした。

① カープの25歳前後のプレーヤー・実力がしっかりと身に付いたプレーヤーの活躍

 広島の1・2・3番打者・「タナ・キク・マル」とも呼ばれる、田中選手・菊池選手・丸選手は、26歳・27歳の同世代のプレーヤーです。投手陣では、中継ぎの今村投手が25歳、クローザーの中﨑投手が24歳。鈴木誠也選手は22歳と、少し若いのですが。

 カープには、チームを支える「25歳前後の選手」がズラリと並びます。
 学校を卒業後、一気に花開いたのではなく、着実に力を付けてプロ野球界屈指のプレーヤーに育ったのです。
 この「育成の上手さ」が、今季の広島カープの優勝を支えたことは間違いありません。

② ベテラン選手の活躍

 25歳前後のプレーヤーと共にカープを支えたのは、ベテラン達でした。
 41歳の黒田投手、39歳の新井選手、37歳の石原選手、34歳の赤石選手と、その持ち味を存分に発揮してくれたのです。

 優勝決定後、緒方監督の胴上げを前にして、泣きながら抱き合う、黒田投手と新井選手の姿が、とても印象的でした。

③ マイコラス投手・5イニングで144球

 巨人の先発・マイコラス投手は、5イニングを投げ切るのに144球を要しました。球数がとても多かったのです。これは、好調な立ち上がりに見えたマイコラス投手に対して、広島カープの打者(黒田投手も含めて)が打席においてよく喰らい付いて行った結果と言えるのでしょうが、冷静に観れば「マイコラス投手の球威が少し不足していた」結果なのでしょう。

 粘ろうとして粘れるのであれば、好投手・好調な投手を迎えたチームは、皆この作戦を実行するのでしょうが、実際の試合においては「相手打者に粘りを許さない投球」が披露されることもあるのです。

 僅かに、本来の調子では無かったマイコラス投手に対して、カープ打線が驚くべき粘りと集中力を魅せた結果、「5イニングで144球」が生まれたのであろうと思います。

④ カープ女子の存在

 東京ドーム観客席の、内野3塁側から、レフトスタンド半ばまでを「赤く」埋め尽くした、カープ応援団の迫力は、凄まじいものでした。

 この試合では、応援の「声量」でもジャイアンツを圧倒していたと感じます。

 時々テレビ画面に大写しされるカープ応援席には、いわゆる「カープ女子」の姿が目立ちました。青年の姿も多かったと思います。
 一方のジャイアンツ応援席の観客は、失礼ながらもう少し年齢が高いファンが多かったように観えました。

 25歳前後のプレーヤーがチームの中核を占めている広島カープには、同じような年齢のファンも育っているということなのでしょうか。
 プロ野球の球団としては、その人気の継続性を担保するために、「若いファンの育成」も大切なことでしょうから、広島カープはその面でも成功しているというところでしょう。

 優勝決定後、東京ドームの内野で、カープの歓喜の胴上げが続きました。
 緒方監督が7回宙に舞った後、黒田投手が4回、新井選手が5回、胴上げされました。
 監督と両ベテランは、いずれも「涙の胴上げ」でした。

 前回「25年前の優勝の頃」生まれたプレーヤー達の大活躍で、9月10日の優勝決定という、史上屈指の早い優勝を、広島カープは勝ち取りました。本当に見事なシーズン・戦い振りでした。

 それにしても、セリーグにとっては久し振りの「大試合」でした。

 もちろん、圧倒的な成績で首位を走るカープにとっては、このゲームを落としても優勝は時間の問題なのでしょうが、それでも、黒田投手を立てて、「絶対に勝つ」というカープの思いと、「目の前で胴上げは絶対に見たくない」と、東京ドームでの2連勝を目指したジャイアンツの意地、この「気迫が激突」した試合は、見所満載でした。重量感満点でした。

 こういう「大試合」は、いつ観ても良いものですし、プロスポーツ最大のイベントであろうと思います。
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