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 MLB2016のポストシーズンも地区シリーズを終えて、リーグチャンピオンシップゲームが始まりました。対戦カードは、以下の通りです。

[アメリカンリーグAL]
クリーブランド・インディアンズ対トロント・ブルージェイズ

[ナショナルリーグNL]
シカゴ・カブス対ロサンゼルス・ドジャーズ

 ALのインディアンズとブルージェイズは共に、地区シリーズを3連勝で勝ち抜きました。

 インディアンズは、強打のボストン・レッドソックスを、5-4、6-0、4-3とスイープ。第2戦はともかくとして、第1戦・第3戦は1点差ゲームをものにしました。
 今季のインディアンズの「競り合いでの強さ」を如何なく発揮してきている印象です。

 フランコーナ監督の采配も功を奏しているのでしょうが、何とも言えない「流れの良さ」も感じられます。長い間全米チャンピオンのタイトルに恵まれなかったクリーブランドでしたが、バスケットボールNBAのキャバリアーズのファイナル制覇でその「呪縛」から逃れたのかもしれません。

 この「流れ」に乗って、「クリーブランド」は一気にワールドシリーズ制覇に向かって走りたいところでしょう。

 一方のブルージェイズは、ワイルドカードでボルチモア・オリオールズを延長の末、エンカルナシオン選手のサヨナラホームランで勝ち切ると、「勢い」に乗りました。

 今季ALレギュラーシーズン最高勝率チームのテキサス・レンジャーズを10-1、5-3、7-6と破りました。まさに「強打のトロント」を象徴する地区シリーズであったと思います。

 これでポストシーズン4連勝と負け無し。この「勢い」で一気に連勝を続けたいところでしょう。特に、2番のドナルドソン選手、3番のエンカルナシオン選手の打棒が好調です。

 一方のNLは、カブスがサンフランシスコ・ジャイアンツを3勝1敗で破りました。
 レギュラーシーズンの成績から見れば「順当な勝ち上がり」ということになりますが、相手は「21世紀になってポストシーズンに滅法強い」ジャイアンツでしたから、これを1敗でクリアしたところに、今季のカブスの充実振りが感じられます。

 ドジャーズは3勝2敗と最終戦に縺れ込む接戦を制して、ワシントン・ナショナルズを破りました。
 この5試合は、いずれも激戦でした。ドジャーズから見て、4-3、2-5、3-8、6-5、4-3というスコア。第5戦では、大エースのクレイトン・カーショー投手がクローザーを務めました。まさに「総力戦」で勝ち上がったのです。

 MLB・NO.1ピッチャーの名を欲しい儘にするカーショー投手ですが、これまでポストシーズンでは満足できる投球を披露していませんでした。
 今ポストシーズンでは「カーショー投手の執念の投球」が観られ続けることでしょう。

 リーグチャンピオンシップの帰趨ですが、ALは全くの互角でしょう。
 競り合いに強いインディアンズが、最後は4勝目をものにするような気もします。(「クリーブランドへの風」も考慮したいところです)

 NLは、やはりカブスが有利でしょう。
 今季のカブスの攻守の高いレベルでのバランスの良さは素晴らしいと思います。
 「ヤギの呪い」を解いて108年振りのワールドシリーズ制覇、という「大事業」完遂に向けてのカブスの進撃が続きます。

 こちらも久しくワールドシリーズ進出を果たすことが出来ていないドジャーズにとっては、カーショー投手の大車輪の活躍が、カブスを破る上では不可欠でしょう。
 レギュラーシーズンの成績においては、ほとんど全ての栄誉を獲得してきているカーショー投手にとって、最後の目標である「チャンピオンズリング獲得」に向けての、気迫の投球がとても楽しみです。

 インディアンズVSブルージェイズ、ドジャーズVSカブス。歴史と伝統を誇るチームが多いカードですが、21世紀に入ってからのリーグチャンピオンシップとしては「新鮮な」印象です。

 「久しぶり」のチーム同士のチャンピオンシップゲームも素敵なものだと思います。
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