FC2ブログ
HOME   »   サッカー  »  サッカー男子日本代表がU-19アジア選手権大会2016 初優勝!
RSSフィード iGoogleに追加 MyYahooに追加
 このところ、A代表の世界ランキングが50位台という、過去最低水準に定着してしまい、ロシアワールドカップ予選でも苦しい戦いを続けている日本サッカー界にとって、久しぶりの朗報でした。

 U-19世代の日本代表は過去のこの大会で成果を挙げることが出来ず、2007年のU-20ワールドカップに出場して以来、アジアの壁を破ることが出来ずにいました。ベスト8の壁が厚かったのです。そして、それ以前のこの大会でも、決勝戦では何度も何度も涙を飲んできたのです。
 この世代が、次のA代表に繋がっていくことを考えれば、このところの日本代表チームの低迷の原因のひとつに、この世代の強化の失敗が挙げられても、止むを得ない事実でしょう。

 そうした重い空気を振り払ってくれたのが、今回の若き代表メンバーだったのです。

 国際大会でポイントとなるのは、いつの時代もグループリーグGLでの戦いですが、今大会のU-19ジャパンは見事な結果を残しました。
 C組初戦のイエメン戦(10月14日)を3-0で勝ち、続くイラン戦(17日)こそ0-0で引き分けましたが、第3戦のカタール戦(20日)は4-0で快勝しました。
 2勝1引分でGLを突破し、ベスト8に駒を進めたのです。

 GLの戦いで特筆すべきは、

① 3得点・4得点を奪って勝利していること
② 無失点であること

 の2つでしょう。

 得点力が備わっている上に、守りが固いのです。

 国際試合においては1-0で勝ち切ることも、もちろん重要ですが、若い世代ということを考慮すれば、2点以上の得点を挙げることは、チームのパフォーマンスの高さを証明しています。
 決勝トーナメントの準々決勝(24日)でも4-0でタジキスタンに勝ち、準決勝(27日)でも3-0でベトナムを倒しています。小川航基選手や岩崎悠人選手、中村駿太選手、堂安律選手らの攻撃陣の活躍はもちろんとして、センターバックの冨安健洋選手も得点していますから、多彩な攻撃戦術を擁していると言えそうです。

 そして最も評価すべきは、大会を通じて「無失点」であった守備力でしょう。
 決勝のサウジアラビア戦では危ないシーンも有りましたが、大会を通して見れば、チーム全体として「守備への意識」が明確で、各ポジションで各プレーヤーがしっかりと自分の役割を果たすとともに、ギリギリのシーンでディフェンダーのキッチリとした対応が目立ちました。

 私個人としては、センターバックCBの2人、中山雄太選手と冨安健洋選手が、今大会の日本チームのMVPではないかと感じます。
 2人は共に、「高さ」にも強く、フィジカル面でも互角以上の守備を魅せてくれました。
 
 ようやく次代の日本代表CBが登場したという印象さえします。

 決勝(30日)は、準決勝でイランと6-5の打ち合いを演じた、最強の相手サウジアラビアとの戦いとなりました。
 テクニックと多彩なチームプレーを武器にサウジアラビアチームが再三攻め込みましたが、日本チームは得点を許しませんでした。
 そして、PK戦で勝ち切ったのです。

 現在の「国際大会でなかなか勝てない日本代表」にとっては、PK戦であろうが勝つことが大切なのは、言うまでもないことでしょうし、何よりこの大会での「悲願の初優勝」でした。

 U-20ワールドカップ2017、10年ぶりに出場する世界大会に、日本チームはアジア地区の王者として臨むことができるのです。
 有形・無形の大きな効果があることは、間違いありません。

 ハリル・ジャパンに対して、「いつも同じメンバー」との批判が聞かれていますが、実際のところは「メンバーを代えようにも、代える選手が見当たらない」と、サッカー通の友人が嘆きます。

 今回のU-19代表チームから、多くのA代表プレーヤーが育ってほしいものだと、心底から願うところです。
関連記事
スポンサーサイト



NEXT Entry
[MLB2016ワールドシリーズ] 「死闘」を制して、シカゴ・カブス108年振りの優勝!
NEW Topics
[温故知新2020-女子テニス3] 「アイス・ドール」 クリス・エバート選手
[温故知新2020-男子テニス4] 黒人プレーヤーの先駆者 アーサー・アッシュ選手
[ブンデスリーガ2019~20(無観客)] 鎌田大地選手 2試合連続ゴール
[競馬コラム269] オークス2020のデアリングタクトと日本ダービー2020のコントレイル
[温故知新2020-陸上競技4] 男子走り幅跳び オリンピック金メダリストの記録
[ブンデスリーガ2019~20・第27節(無観客)] バイエルン・ミュンヘン 圧勝
[温故知新2020-女子テニス2] アメリカの英雄 ビリー・ジーン・キング選手
[競馬(無観客)] 東京優駿(日本ダービー)2020の注目馬
[温故知新2020-女子テニス1] 「史上最強」 マーガレット・コート選手
[温故知新2020-男子テニス3] ダブルスの名手 ジョン・ニューカム選手
[温故知新2020-陸上競技3] 男子10,000m オリンピック金メダリストの記録
[温故知新2020-競泳2] 男子1,500m自由形 日本チームの全盛期
[温故知新2020-競泳1] 男子100m自由形 日本チームの黄金時代
[FIFAワールドカップ2010準々決勝] ドイツチームの完勝
[温故知新2020-男子テニス2] 「史上最強」 ロッド・レーバー選手
[競馬(無観客)] 優駿牝馬(オークス)2020の注目馬
[温故知新2020-陸上競技2] 男子1,500m オリンピック金メダリストの記録
[温故知新2020-陸上競技1] 男子100m オリンピック金メダリストの記録
[ラグビーワールドカップ2011プールA] 日本チーム フランスチームを相手に65分まで4点差の健闘
[温故知新2020男子テニス-1] ウィンブルドンを勝てなかった イワン・レンドル選手
[競馬コラム268・ヴィクトリアマイル2020] 感動的なレース
[FIFAワールドカップ1986決勝] アルゼンチンチーム 2度目の優勝
[競馬(無観客)] ヴィクトリアマイル2020の注目馬
[NPB・MLB2020] 「開幕」に向けての動き
[ブンデスリーガ2019~20] 無観客での再開へ
[競馬コラム267-日本馬の海外挑戦12] 2009年 牝馬の挑戦
[FIFAワールドカップ2010ラウンド16] ブラジルチーム 貫録の勝利
[FIFAワールドカップ2010ラウンド16] 日本チーム 史上初のPK戦
[FIFAワールドカップ2010ラウンド16] ランパード選手 「幻」のゴール
[Jリーグ2020] イニエスタ選手のオンライントークショー
[競馬(無観客)] NHKマイルカップ2020の注目馬
[NBA2020] 個人トレーニング再開に向けての動き
[UEFA-EURO2012-グループD] イングランドとフランスの激突
[競馬コラム266-天皇賞(春)2020] フィエールマンの連覇とC.ルメール騎手の天皇賞4連勝
[UEFA-EURO2012-グループB] ポルトガル デンマークとの接戦を制す
[競馬コラム265・下鴨ステークス2020] スズカルパン 100戦出走達成!
[UEFA-EURO2012-グループA] 開幕戦 ギリシャチーム 驚異の粘り
[UEFA-EURO2012-グループD] フランスチームの堅守
[競馬(無観客)] 天皇賞(春)2020の注目馬
[UEFA-EURO2012-グループC] イタリアとクロアチア 一歩も引かず
[競馬コラム264-日本馬の海外挑戦11] 2007年 シンガポール競馬への進出
[UEFA-EURO2012準々決勝] クリスティアーノ・ロナウドVSチェフ
[競馬コラム263-日本馬の海外挑戦10] 2006年 ハーツクライとデルタブルース
[スーペルコパ2020準決勝] FCバルセロナ よもやの敗退
[UEFA-EURO2012準決勝] 「怪物」バロテッリ選手の2ゴール
[マラソン2020] 「心臓破りの丘」 山田敬蔵氏 逝去
[競馬コラム262-日本馬の海外挑戦-9] 2005年 ゼンノロブロイとハットトリック
[MLB2020・MVPランキング] バリー・ボンズ選手の凄さ
[フィギュアスケート2020春・世界ランキング] 羽生選手、紀平選手が共に1位
[NPB2020] 菅野智之投手 超絶の仕上がり
Entry TAG
U-19日本代表がアジア選手権大会2016初優勝!  
Comment
Trackback
Comment form
 管理者にだけ表示を許可する
プロフィール

カエサルjr

Author:カエサルjr
「スポーツを考える-KaZ」ブログへ
ようこそ!
我が家の月下美人も16年目。同時に30個の花が咲くこともあります。スポーツも花盛りですね。一緒に楽しみましょう。

最新記事
最新コメント
検索フォーム
ブロとも申請フォーム
QRコード
QR

Page Top
CALENDaR 123456789101112131415161718192021222324252627282930