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HOME   »   MLB  »  [MLB2016] 両リーグでのサイ・ヤング賞受賞
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 その年に最も活躍した投手に対して、アメリカンリーグAL、ナショナルリーグNLのそれぞれから1人ずつ選出されるのが、投手にとってのMLB最高の栄誉「サイ・ヤング賞」です。

 11月16日に2016年の受賞者が発表されました。
 ALはボストン・レッドソックスのリックポーセロ投手(27歳。22勝で最多勝)、NLはワシントン・ナショナルズのマックス・シャーザー投手(32歳。228回と1/3イニング投球、20勝、共にリーグ最多)が選出されたのです。

 2投手の2016年の活躍は素晴らしいものでした。

 また、シャーザー投手は2013年に続いて2度目の受賞であり、2013年はALのデトロイト・タイガースにおける受賞でしたから、「両リーグにおけるサイ・ヤング賞受賞」を達成しました。

 30チームにより構成される、世界最高のベースボールリーグであるMLBにおいて、「NO.1ピッチャー」の称号を受けることは、ものすごく難しいことですが、それを「両リークで」というのですから、歴史に残る快挙ということになります。

 「両リーグでサイ・ヤング賞受賞」という投手は、MLBの歴史においても「僅か6人」しか居ないのです。
 達成した順に見てみましょう。

① ゲイロード・ペリー投手 

 1972年にクリーブランド・インディアンズ、1978年にサンディエゴ・パドレス、で受賞しました。キャリア通算314勝265敗、述べ9チームで活躍しました。MLB史上最も有名なスピットボーラーでしょう。

② ペドロ・マルティネス投手 

 1997年にモントリオール・エクスポズ、1999年にボストン・レッドソックス、2000年にもボストンでサイ・ヤング賞を受けています。「両リーグ」を達成したのは1999年ということになります。通算219勝100敗、速球(フォーシーム、ツーシーム)、カーブ、チェンジアップなど多彩な球種をコントロール良く投げ込むことから、イチロー選手が「完璧な投手」と呼んだと報じられました。

③ ランディ・ジョンソン投手

 1995年シアトル・マリナーズ、1999年アリゾナ・ダイヤモンドバックスで受賞すると、ここから2002年まで「4年連続のサイ・ヤング賞」という「連続受賞記録」(グレッグ・マダックス投手とのタイ記録)を成し遂げました。5度の受賞は史上2位。
 「両リーグ」を達成したのは1999年で、マルティネス投手と同じ年です。
 6フィート10インチ=約208cmの長身から投ずる、最速102マイル=約164kmの速球を主体に、スライダーやスプリットを投げ込みました。奪三振率10.61(9イニング当たりの奪三振数)はMLB史上1位です。
 「ビッグユニット」と称された、色々な面で「大きな」投手でした。

④ ロジャー・クレメンス投手

 1986年にボストン・レッドソックスで初受賞したのを皮切りに、1987年と1991年にもボストンで、1997年・1998年にトロント・ブルージェイズで、2001年にはニューヨーク・ヤンキースで受賞しました。そして2004年にヒューストン・アストロズで受賞して「両リーグ」を達成したのです。
 計7度のサイ・ヤング賞は史上最多、通算354勝184敗、MLB通算24年という息の長い名投手でした。

⑤ ロイ・ハラディ投手

 2003年にトロント・ブルージェイズで、2010年にフィラデルフィア・フィリーズで受賞し、「両リーグ」を成し遂げました。通算203勝105敗、シンカーやチェンジアップといった落ちるボールを得意とする、代表的なグラウンドボールピッチャー(ゴロを打たせてアウトを取る)と呼ばれています。結果として「少ない球数で打者を料理する」ことから、シーズン230イニング以上投球を5度も記録しています。

⑥ マックス・シャーザー投手 前述のとおりです。

 当然のことながら、いずれ劣らぬ名投手が並びますが、ペリー投手ほどではないにしても「多くの球団を渡り歩いた投手」が多いのも特徴でしょうか。
 マルティネス投手が5チーム、クレメンス投手も5チーム、シャーザー投手も減益ながら既に3チームを経験しています。

 MLBのピッチャーにとっての最大の勲章「サイ・ヤング賞」。

 日本人投手の受賞が待たれます。
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MLB2016・サイヤング賞投手が発表されました。  
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