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HOME   »   大相撲  »  [大相撲2016・11月場所] 中日を終えて
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 2016年に入って「戦国時代」に突入した大相撲ですが、11月場所も毎日激戦が続いています。

 好調な力士を観て行きましょう。

 まずは、横綱・鶴竜。
 好調です。柔らかい取り口にスピードが加わって、万全の相撲を魅せています。
 今場所は、自らの体が良く動き、相手の動きも良く観えているようです。
 優勝争いの先頭に立つ存在でしょう。

 続いては遠藤。
 得意とする「密着相撲」に、前に出る力が加わりました。とても素晴らしい相撲を展開していると思います。特に、横綱・白鵬を破った一番は見事でした。

 続いては玉鷲。
 体に一本芯が入った印象です。もともと身に付いていたパワーを土俵上で発揮できるようになりました。対戦相手としては、この破壊力十分な相撲に対応して行くのは大変なことでしょう。

 続いては正代。
 相手の力を吸収するような取り口を特徴としていますが、今場所は前に出る力も加わりました。地力が付いた感じです。

 以上の4力士は、今場所の中心となる力士だと思います。

 綱取りを期待されている豪栄道は、5日目までは後退しない相撲を取っていましたが、6日目からは前に出るスピードと力が衰えてしまいました。相撲内容が著しく悪くなってしまいましたから、今後の横綱・大関戦に向けては心配なところです。先場所からの蓄積された「疲れ」が出ているのかもしれません。

 大関取りを期待された高安ですが、今場所はスピードが不足しています。「左下手」が取れるかどうかが「鳴門部屋の相撲」のポイントなのですが、今場所は相手力士との押し合いの過程で、素早く左下手を取ることができません。

 また、魁星、碧山、栃ノ心の3力士が、本来の力を出せていません。3人共「体幹」が弱い感じの取り口です。3人共「太った」ように見えますから、少し体に余計な肉が付き過ぎてしまったのかもしれません。

 後半戦は、「1日毎に優勝争いの風景が変わる」場所が続くことでしょう。
 それが「戦国時代」の大相撲なのです。

 横綱・鶴竜が好調さを背景にどこまで走れるかがポイントとなるのでしょうが、早々に土が付くようですと、多くの力士にチャンスが訪れる「大混戦の場所」になる可能性も有ります。
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