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HOME   »   競馬  »  [競馬] ジャパンカップ2016の注目馬
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 11月27日、東京競馬場芝2400mコースで行われる、第36回ジャパンカップ競走G1の注目馬検討です。

 日本競馬の進歩、世界に通用する馬の育成を目指して1981年に創設されたジャパンカップも、第36回を数えることとなりました。
 ご承知のように、第1回から10回までのレースでは日本馬の2勝8敗と、海外勢の圧倒的な強さが目立ちました。第1回のメアジードーツ(アメリカ)や第2回のハーフアイスト(アメリカ)、第6回のジュピターアイランド(イギリス)、第7回のルグロリュー(フランス)、第9回のホーリックス(ニュージーランド)といった優勝馬の強さは、「日本馬では歯が立たない」といった印象を与えました。
 地力の差はもとより、入国時の厳格な「検疫」をも乗り越えて、初めての馬場で力を発揮するサラブレッド達の雄姿を目の当たりにして、「国際馬」のなんたるかを思い知らされたものです。

 その後、日本の競馬関係者の努力が続き、20世紀の末から21世紀にかけては、日本馬と海外馬が互角の戦いを見せるようになりました。

 そして、直近の10年間、2006年~15年の10回のレースは、日本馬が全勝しています。

 もちろん、ジャパンカップ自体の変化や、他の国際レースとのバランスから、遠征してくる海外馬のレベルが下がったのではないか、といった見方も有りますが、基本的には「日本馬の実力が向上」し、「日本の硬い馬場」において海外馬が勝つことが容易では無くなったことが主因でしょう。

 第36回となる2016年のレースも、日本馬優位と見られています。

 その日本馬の中でも、2頭の強豪馬に注目が集まっています。
 キタサンブラックとゴールドアクター。

 この2頭は、その実績から高く評価されるのは当然でしょう。
 キタサンブラックは、菊花賞2015の勝ち馬であり、天皇賞(春)2016にも優勝していますから、当代屈指のステイヤーと言って良いでしょう。
 一方のゴールドアクターは、有馬記念2015の優勝馬であり、直近の10走で8勝・3着1回と抜群の安定感を誇ります。
 脚質から見ても、「逃げ」のキタサンブラックと「好位差し」のゴールドアクターですから、このレースの骨格を成す2頭であることも間違いなさそうです。

 とはいえ、ひとつ気になることがあります。

 この2頭は共に「右利き」なのではないかという点。この2頭は「右回りのコース」には強いが、左回りではいまひとつ力を発揮出来ていないところです。

 さて、注目馬です。

 第一の注目馬は、8枠16番のリアルスティール。
 前走天皇賞(秋)はモーリスに敗れて2着でしたから、敗れて強しの内容でした。2015年の皐月賞2着、日本ダービー4着、菊花賞2着と距離適性は十分だと思います。今年はドバイターフでG1を勝ち、そろそろコンディションが整ってきたと見ます。

 第二の注目馬は、4枠8番のイラプト。
 アイルランド産のフランス馬です。昨年に続いての2年連続のJC挑戦となりました。「世界を股にかけて」という言葉がピッタリの国際馬でもあります。2016年も地元フランスのG1を始めとして、世界屈指の大レース・イギリスのキングジョージ6世&クイーンエリザベスSやカナディアン・インターナショナルにも挑み、前走カナディアン・インターナショナルG1では優勝しました。
 日本の馬場にも適性が有りそうですから、2度目の挑戦に期待します。

 第三の注目馬は、8枠15番のナイトフラワー。
 アイルランド産のドイツ馬です。直近3走はドイツの2400mG1レースを2着・2着・1着と健闘しています。いずれも58.5kgを背負っての好走なのです。4歳牝馬ですから、JCは55kgで走れます。このところ国際レースで力を発揮する4歳牝馬に期待したいと思います。

 今回は、以上の3頭に注目します。

 2005年のアルカセット(イギリス)以来の海外馬優勝の可能性も、十分に有ると思います。
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