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HOME   »   NFL  »  [NFL2016~17] アステカ・スタジアムでのゲーム
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 先日は、「サッカーの聖地」ウェンブリースタジアムでのNFLレギュラーシーズンゲームの記事を書きましたが、今度はアステカ・スタジアム(エスタディオ・アステカ)でのゲームが開催されました。

 第11週・11月21日のヒューストン・テキサンズ対オークランド・レイダーズのゲームです。

 アステカ・スタジアムは、メキシコシティにあるサッカー場です。
 ワールドカップクラスの国際試合が行われる競技場としては、世界最大の観客収容数を誇るスタジアムです。
 その収容人員は105,000人余。
 世界中には、ワールドクラスの国際試合を行う、数々の大サッカー場がありますが、10万人を超える収容人員を擁するものは、現時点ではここしかないでしょう。(FCバルセロナのホームスタジアム・カンプノウが拡張を計画しているという情報が有りますが、それでも102,000人収容と聞いています)

 加えて、このアステカ・スタジアムでは、数々のサッカー史に残る名勝負が繰り広げられています。
 1970年のワールドカップ決勝では、ブラジルチームがイタリアチームに4-1で快勝し、3度目の優勝に輝き、ジュールリメ杯を獲得しました。「サッカーの神様」ペレ選手にとっても3度目の、そして最後のワールドカップ優勝の舞台となりました。

 また、1986年のワールドカップでは、準決勝で「マラドーナの5人抜き」の舞台となりました。この時の大会は「マラドーナのワールドカップ」と呼ばれました。

 さらに、1970年大会の準決勝、ドイツとイタリアの対戦は延長戦に入ってからの点の取り合いという、滅多に観られない壮絶なゲームとなりました。アステカ・スタジアムの前には「1世紀に1度のゲームが行われた」と記されていると聞いています。

 標高2,286mに位置する、「空気の薄い」スタジアムでは、選手の疲労も普段のゲームより遥かに大きいのですが、極めて濃い内容の名勝負が繰り広げられてきたのです。

 こうした数々の伝説から見れば、アステカ・スタジアムもサッカー競技にとって「極めて大切な競技場」であり、1966年開場・50年以上に渡って、世界最大のサッカー場としての地位を譲っていないのも、凄いことだと思います。

 その「アステカ」でNFLの公式戦が開催されるのは、2005年以来11年振りのことでした。またこのゲームは「マンデーナイト」ゲームでしたが、全米注目(月曜日の夜、1試合しか行われない為に、全米のアメリカンフットボールファンが観戦する)のマンデーナイト・ゲームがアメリカ合衆国以外で開催されるのは「史上初めて」ということですので、記録に残る対戦となったのです。

 先日のウェンブリーでのゲームも大接戦となりましたが、このゲームも好ゲームとなりました。

 第2クオーターQを終って10-10の同点。
 
 第3Qにはテキサンズが17-13とリードしましたが、第4Qに入って双方点を取り合い20-20の同点で終盤に縺れ込みました。

 そして第4Q残り時間5分を切ったところで、レイダーズのクオーターバックQBデレク・カー選手からアマリ・クーパー選手に短いパスが通り、そのままクーパー選手が走り切ってタッチダウンTDを挙げました。これが決勝点となったのです。

 この試合では、レイダーズのパンターPマーケッティ・キング選手のパントも印象的でした。もともと、このゲームの前まででも今季21本の50ヤード以上のパントを決めて、NFLトップの成績を残していたキング選手でしたが、このゲームのパントも見事なものでした。
 飛距離・滞空時間とも十分なパントが、アステカの夜空に舞い上がりました。

 滞空時間が5秒近いパントもありました。空気の薄いアステカならではの飛距離と言うべきか、空気が薄いのだから落下速度が速くなると見るべきなのか、分からないところではあります。

 アステカ・スタジアムのフィールドは、ウェンブリーのそれよりも一回りは大きく見えました。NFLの大男達も、ゆったりと?控えていたように感じます。

 観客席は、概ね満員に見えましたから、9万人以上の観衆を集めていたのではないでしょうか。
 このゲームも、「世界進出を狙う」NFLの狙い通りのゲームとなったようです。

 レイダーズのシルバーのヘルメット、テキサンズのブルーのヘルメットに、「光の環」、アステカ・スタジアムの照明が、美しく映えていました。
 
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