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HOME   »   スケート  »  [フィギュアスケート全日本選手権2016] 宇野昌磨選手 スピード溢れるフリー演技で優勝
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 フィギュアスケートの全日本選手権大会・男子シングルのフリー演技は、12月24日に行われました。

 第一人者・羽生結弦選手がインフルエンザ罹病で出場できなかった大会でしたが、「日本一の栄冠」を目指すスケーター達による戦いが繰り広げられました。

 ショートプログラムSPを終えて、トップは無良崇人選手、2番手が宇野選手、3番手に田中刑事選手が付けました。

 フリー演技の演技順で、この3人の中で最初に登場した田中選手は持ち味を活かした滑りを見せました。
 ところどころにミスは出ましたけれども、全体としては「点を取るべきところで取り」、自己最高の成績を示現したのです。合計249.38点でした。

 続いて無良選手が登場。最初の2本の4回転ジャンプは何とか形にして、その後も力強い演目を熟して行きました。日本一に向かっての気迫溢れるプレーが続いたのです。
 ところが、残り1分を切ってから疲れが出たのか、ジャンプの失敗が連続してしまいました。
 特に痛かったのは連続ジャンプの失敗で、基礎点が10点を大きく超える演目が単発のジャンプになってしまい、大きく得点を損ねてしまいました。まさに「失速」という演技になってしまい、得点合計も242.11に止まりました。

 そして、最終演技者として宇野選手がリンクに登場しました。
 宇野選手も最初の2本の4回転ジャンプをミスってしまいました。このところ安定した4回転ジャンプを見せていた宇野選手でしたが、この大会はタイミングがなかなか取れていない様子でした。

 これは大混戦になると感じられましたが、ここからの宇野選手の滑りは「1本芯が通った」ものでした。
 何と言っても、そのスケート移動のスピードが素晴らしい。
 リンクの端から端まで、あたかもスピードスケートのように移動します。上半身下半身共にブレが無く、見事なスケーティングです。演目は無くとも、その滑り・スピードだけで観客を魅了するというか、レベルの高さを感じさせるものであったと思います。
 このスピードは、4分30秒に渡って継続されました。

 非常にハイレベルな演技は、羽生選手が居ない国内大会であれば、宇野選手の力が一頭抜けていることを如実に示していると思います。
 得点計も280.41と、2位の田中選手に30点以上の差を付けての「圧勝」でした。

 これで、1本も満足に飛べなかった4回転ジャンプを成功していれば、300点越えは確実でしょう。逆に言えば、宇野選手は4回転ジャンプ無しで280点を取れるプレーヤーに成長したということです。

 2017年3月の世界選手権は勿論として、2018年のオリンピックにおいても、優勝を争えるスケーターだと思います。
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宇野昌磨選手・全日本フィギュア2016優勝!  
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