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HOME   »   大相撲  »  [大相撲2017・1月場所] 活躍が期待される10名の力士
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 2017年1月場所が1月8日に開幕します。

 2016年は6場所の優勝を5力士で分け合うという大混戦、「戦国時代」の1年となりました。
 現在の大相撲は、一頭抜けた存在の居ない、その時々で調子が良く、ある意味では「幸運な」力士が優勝する状況なのでしょう。
 もちろん、横綱・大関陣の力量が上位にあることは間違いのないところで、3横綱・4大関の中でコンディションの良い力士が優勝する可能性が最も高いことは言うまでもありませんが、2017年は関脇以下の力士にも幕ノ内最高優勝のチャンスが十分に有るのでしょう。

 1月場所・初場所には独特の「華やかさ」があります。
 新春を迎えた人々の「和やかさ」「新年への期待」が館内や土俵上にも漂っているのです。
 その土俵で、2017年最初の賜杯を抱くのは、どの力士なのでしょうか。

1. 横綱陣

 2016年11月場所で優勝した鶴竜が一番優勝に近いと思われます。もともと器用な力士が「前に出る力」を発揮すれば強いのは道理です。

 一方で鶴竜には「連続優勝」のイメージが無いことも事実でしょう。好調な相撲を取り続けていても、ある一番であっけなく敗れると急に調子を崩す面があります。

 また、日馬富士は調子が上がらないと報じられています。故障が再発というか悪化しているのかもしれません。軽量の上に体の一部が痛いとなれば、あのスピードに溢れる相撲を土俵で展開するのは難しいでしょう。

 先場所の白鵬には、不敗の体勢が存在しませんでした。がっぷり四つとなると攻め手が無かった印象です。連続技と、機を見るに敏な取口で対応していますが、かつての安定感は感じられません。

 横綱陣から1人を選ぶのはとても難しい状況ですが、1月場所は鶴竜にしたいと思います。
 白鵬・日馬富士に「積年の疲れ」が感じられる中では、鶴竜の若さに期待したいのです。

2. 大関陣

 2016年に賜杯を抱いた琴奨菊と豪栄道。久し振りの日本出身力士の優勝は高く評価できます。
 一方で、優勝の次の場所の不甲斐なさも、共に残念なことでした。
 とはいえ、この2人の大関には「優勝」する力が在ることは証明されたのです。

 4大関の中で優勝したことが無いのは稀勢の里だけになりましたから、優勝が期待されるのは自然なことでしょう。とはいえ、全盛時と比べて「左右の動きへの対応力」が落ちていることも指摘されているところです。

 照ノ富士は、膝の故障からの回復度合いがポイントです。11月場所では、強い相撲と弱い相撲が混在していましたから、まだ途上にあることは間違いないところでしょう。

 横綱陣同様、大関陣から1人を選ぶことも難しいところですが、ここは「期待」を籠めて稀勢の里にしようと思います。
 受け身になることなく「攻めの姿勢」を継続できれば、白星を積み重ねて行けることでしょう。

3. 関脇以下の力士

③ 正代
 1月場所は両関脇が元気な相撲を披露してくれるでしょう。共に十分な体格を活かした相撲ですから、安定した土俵が期待されます。
 良く考えて取るタイプの正代には、大関取りの足場となる場所を創り出してほしいものです。

④ 玉鷲
 怯むことなく、自身のスピードと圧力を活かす相撲を取り始めてから、玉鷲の相撲は一段も二段も強くなりました。
 小手先で対応するのは難しいタイプに成長しましたので、1月場所でも大活躍が期待されます。

⑤ 魁聖
 先場所は、下半身がフラフラした相撲でした。
 上位の力を身に付けたはずの魁聖の相撲としては残念な内容でしたが、あれが実力では無いと思います。
 稽古は十分に積んだことと思いますので、9枚目に下がった今場所は、その力を存分に発揮してくれることでしょう。

⑥ 遠藤
 先場所の前半は素晴らしい取り口でした。逆に後半は別人の様でした。
 膝の故障が悪化したのではないかと思います。
 出て来る以上は、膝の具合は相当回復していると見て、期待したいと思います。

⑦ 御嶽海
 初の三役に跳ね返された先場所でしたが、相応に地力を発揮出来た場所でもありました。
 「よく考えて、一生懸命に取る」のが御嶽海の持ち味でしょう。上位陣との戦いのノウハウを身に付けつつあることを思えば、先場所を超える成績が期待できるでしょう。

⑧ 貴景勝
 十両時代の「佐藤」改め貴景勝です。「もりもり押す」、伝統的な押し相撲です。
 十両に上がった時よりも、体が一回り大きくなり、パワーも向上しました。
実は、伝統的な押し相撲の力士は数が減って来ていたのです。ばんばんと2~3発の押しで一気に相手力士を土俵外に運ぶのではなく、相手力士の懐に入ってもりもりと押して行く相撲を、幕ノ内の土俵でも存分に披露していただきたいものです。

⑨ 逸ノ城
 このところ、パッとしない土俵が続いています。潜在能力に遠く及ばない相撲を取っているようにも感じます。
 「立合いの威力」さえ戻れば、かつての幕ノ内上位の相撲を取れるはずなのですが・・・。

⑩ 石浦
 先場所は見事な相撲でした。迷いの無い取り口を披露し続けたのです。少しタイプは違いますが、大横綱・千代の富士が上がってきた頃の勢いを感じます。
 上位に上がって、研究もされるでしょうから、勝って行くのは容易なことでは無いでしょうが、勝機に賭ける取り口でこの壁を突破して欲しいところです。

 1月場所は、以上の10力士に期待したいと思います。

 前頭5枚目に並んだ「風風コンビ」や、自己最高位の荒鷲、15枚目まで下がってしまった佐田の海、結婚が報じられた琴勇輝、などなど他にも楽しみな力士が目白押しです。

 充実した土俵が展開されることでしょう。
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