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 2017年のテニス四大オープンの第一弾、全豪オープン大会は1月16日から29日にかけて実施され、男女のシングルス決勝は「意外?」なカードとなりました。

[女子シングルス決勝 1月28日]
セリーナ・ウィリアムズ2-0ビーナス・ウィリアムズ

[男子シングルス決勝 1月29日]
ロジャー・フェデラー3-2ラファエル・ナダル

 男女のシングルスのカードは、共に5~15年前に「世界トップクラスの大会で良く観られたカード」ですが、最近はお目にかかれなかった、いわば「世代交代前」のゴールデンカードでした。

 例えば男子シングルスであれば、アンディ・マレー選手、ノバク・ジョゴビッチ選手、ワウリンカ選手、ラオニッチ選手、錦織選手らが、近時のメジャー大会の決勝を彩ってきたのです。

 フェデラー選手、ナダル選手は、共に「世界テニス史に燦然と輝く巨星」であり、四大オープンのシングルス優勝数でも、通算18勝のフェデラー選手、同14勝のナダル選手と、圧倒的な実績を誇っているのです。

 とはいえ、フェデラー選手の四大オープン・シングルス制覇は2012年の全英依頼でしたし、ナダル選手は2014年の全仏に勝って以来故障がちで、このところは中々勝ち上がれない日が続いていたのです。

 その2人の名プレーヤーが、2人とも勢いに乗って、決勝を戦ったのです。
 この「2人とも」というというところが、不思議なところなのでしょう。

 女子シングルスも同様でした。
 ウィリアムズ姉妹の妹、セリーナ・ウィリアムズ選手は、シングルスにおいて2015年・16年の全豪・全仏・全英のタイトルをものにしていますから、まだまだ世界トップクラスなのですが、お姉さんのビーナス・ウィリアムズ選手は2008年の全英以降優勝できていませんでしたから、この大会の決勝で「姉妹対決」を観るのは相当難しいと感じていました。

 しかし今大会、ビーナス選手は順調に勝ち上がり、ついに決勝に駒を進めたのです。
 
 2002年頃の「ウィリアムズ姉妹の時代」を髣髴とさせる決勝戦でした。

 全豪オープン2017は、フェデラー選手、ナダル選手、そしてビーナス・ウィリアムズ選手が「復活」を遂げた大会となりました。
 
 3人の名プレーヤーが、「同時に復活」したということが、全豪オープン2017の特徴であったことは、長く語り継がれていくのではないでしょうか。
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