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HOME   »   競馬  »  [天皇賞(春)2017の注目馬] 久し振りの「本格的2強対決」
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 妙な題名になってしまいましたが、2017年の天皇賞(春)は明快な「2強対決」となりました。
 4月30日、京都競馬場芝3200mで行われる、第155回天皇賞(春)競走G1は、日本競馬史に残るレースとなることでしょう。

① 最強5歳馬と最強4歳馬の対決

 例えば、クラシックレースにおいて同世代のサラブレッド同士が2強対決というのは、キャリア(出走レース数他)も近いので、時々は見られるものなのですが、異なる世代で、古馬になって異なるルートを歩んできた2頭の馬が、それぞれのルートで圧倒的な強さを魅せて、大レースで対決するというのは、いかにも「本格的」だと思います

 キタサンブラックとサトノダイヤモンドは、まさにそうした形で激突するのです。

② 2度目の対決

 両馬は2016年の有馬記念で矛を交えています。最初の対決でした。
 ご承知のようにこのレースは、直線で先頭に立ちゴールを目指すキタサンブラックを、サトノダイヤモンドが残りわずかなところで「クビ」差捕えて優勝しました。

 サトノダイヤモンドの差し脚も凄かったのですが、キタサンブラックの粘り脚も凄いもので、両馬の力量は「互角」であることが明示されたレースでした。

 当代屈指の強豪馬、それも力量互角の2頭が合いまみえるレースは「本格的」です。

③ 安定感抜群の2頭

 サトノダイヤモンドは、ここまで9戦して7勝、2着1回(日本ダービー)、3着1回(皐月賞)という、抜群の安定性を誇ります。直近の4走=4重賞は、4連勝です。

 一方のキタサンブラックも、15戦して9勝、2着2回、3着3回、着外は僅かに1回とこちらも安定感十分なのです。直近の4走=4重賞は3勝、2着1回(サトノダイヤモンドに惜敗した有馬記念)となっていますから、このところはサトノダイヤモンドにしか負けていないのです。

 今回の2強対決は、両馬とも、たとえ敗れたとしても、大敗はしないであろうと予想される点で「本格的」なのです。

 さて、キタサンブラックとサトノダイヤモンドのどちらが、第155回天皇賞(春)を制覇するのでしょうか。

 距離適性では,天皇賞(春)2016を制しているキタサンと、菊花賞2016を制しているサトノですから、共に不安無しと見るのが妥当でしょうし、京都コースへの適応力も十分と言うことになります。

 直接対決ではサトノの1勝ですが、何度も書くように「互角」の内容でした。

 ここまでは甲乙付け難いということになります。

 そうなると「有馬記念2016以降の成長度合い」位しか、比較する項目が無くなってしまうのです。
 その点では、大阪杯G1のパドックでのキタサンブラックの「物凄い馬体」が思い出されます。「ああ、これは勝たれる」と強く感じました。それ程に凄い馬体だったのです。

 本来、「成長度」という物差しならば、4歳馬の春に分がありそうですが、5歳になってもなお成長しているように見える、それも「大きな変わり身」を魅せたキタサンブラックの方に分があるように、感じられるのです。

 さて、注目馬です。

 第一の注目馬は、2枠3番のキタサンブラック。
 この馬は、本当に「内枠」に恵まれます。無理なく、逃げ、あるいは先行を取れるという点でも有利でしょう。

 第二の注目馬は、8枠15番のサトノダイヤモンド。
 この4歳最強のステイヤーの力は、底知れぬものがあります。ここを勝つようなら、歴史上の名馬の道を歩むことになりそうです。

 第三の注目馬は、1枠1番のシャケトラ。
 2強に挑むのなら、2強と勝負付が済んでいない、この馬に注目したいと思います。マンハッタンカフェ産駒の長距離適性を活かして、思い切ったレースを魅せてほしいものです。

 今回は、以上の3頭に注目します。

 「2強対決」は、その展開も概ね予想できます。
 しかしながら、京都の直線での叩き合いの結果だけは、全く分からないのです。

 良いレースが観られますように・・・。
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