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HOME   »   日本プロ野球  »  [日本プロ野球2017] また、ボールが飛びだしたな・・・。
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 毎週日曜日、TBSテレビ朝8時から放送されている「サンデーモーニング」のスポーツコーナーは、張本氏と毎回変わるゲストのコメントが面白い番組です。
 特に、張本氏とゲストが過去1週間に行われた様々なスポーツの大会やゲームの内容・結果に、「喝!」と「あっぱれ!」を送るところが有名なのです。

 4月30日のスポーツコーナーは、プロ野球から始まりました。

 WBC2017の侍ジャパンの主力打者であった、横浜DeNAの筒香選手と日本ハムの中田選手に、ようやく今シーズン第1号本塁打が飛び出したという記事がヘッドラインとなって、各ゲームにおける本塁打の様子が流されました。

 そして、張本氏にコメントが求められたのです。
 張本氏は、いきなり「また、ボールが飛だしたな」と呟いて、別のコメントに移行しました。

 この「また、ボールが飛びだしたな」という呟きがとても気になりました。

 張本氏は、プロ野球史上唯一の3000本安打プレーヤーです。
 「ヒットを打つ能力」においては、プロ野球史上NO.1、あるいは屈指の選手であったことは明らかです。
 その張本氏が、「また・・・」と述べたのですから、プロ野球で使用されているボール=統一球が「再びよく飛ぶようになった」、別の言い方ならば「反発係数が上がった」ということなのでしょう。

 シーズン開始から3週間余り使われていたボールと、現在使われているボールとでは、「飛びが違う」ということなのであろうと思います。

 このことが「本当」なのか「違う」のか、それは分かりません。
 私達ファンには、プロ野球公式戦で使用されているボールが、シーズン開始早々に「変わった」のかどうかを知ることは、非常に難しいことです。

 ファンに何の情報公開も無く、使っているボールのレギュレーションを変えるなどということは、常識的には有り得ないことですから、そんなことは無いと考えたいところです。

 一方で、プロ野球史上有数のヒットメーカー、バットとボールの関係を最も良く知っている人である張本氏が、「また、ボールが飛び出したな」とコメントしたという事実も、とても重いものだと感じます。

 2017年のプロ野球ペナントレースはホームランが少ない、だから、ホームランを増やすために「飛ぶボール」に変える、などということが起こっているようなら、「最低」でしょう。

 例えば、4月29日、ゴールデンウィーク初日からボールを変更したのだとしたら、「開幕から4月28日までの記録」と「4月29日以降の記録」を同列に比較することが出来なくなります。
 ボールを変更した日(本記事では、ここからA日とします)の前の日までの防御率とA日以降の防御率を同列には評価できないでしょう。当たり前のことです。
 打率や本塁打数にしても、同列には比較できません。

 つまり、大袈裟に言えば「各種のシーズン記録が無意味」なものになってしまうのです。
 もちろん、2016年の記録と2017年の記録の比較も意味がなくなるのでしょう。

 「もともと、これまでも飛ぶボールと飛ばないボールの時期があったのだから、今回も良いじゃないか」などという意見が出て来るようなら(まさか、そんなことを言う人はいないと思いますが)、それはもはや「プロ野球の自殺行為」に等しいでしょう。

 プロ野球に限らず、全てのプロスポーツにおいては「記録」がとても重要です。
 ファンは「記録」を持って、チームやプレーヤーを評価する訳ですし、プレーヤーの年俸も記録に基づいて決められていくのでしょう。(もちろん「記録」のみが評価基準ではありませんが)

 時代の変化、道具の進歩等々の理由でレギュレーションが変わっていくことは、全てのスポーツに存在します。
 しかし、この変化は「明示」されなくてはなりません。
 「何月何日から」「このように」変更される、と、そのスポーツの関係者、ファン、監督・コーチ、チームのオーナー、協会、等々に開示されなくてはならないものでしょう。
 こっそりと変更されるなどと言うことは、あってはならないことなのです。

 4月30日のサンデーモーニングにおける張本氏の呟きが間違っている、あるいは私の理解が間違っているのであれば良いのですが・・・。
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NPB2017・張本氏またボールが飛び出したな。  
Comment
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去年のセ優勝チームの広島がダントツ首位に対してパのハムが下位に低迷しているのはやはり球が関係していると思います。
広島は投打のバランスが取れまたビッグボールの試合は出来ますが、ハムは反対に日本で強いとされてきた守りで勝つチーム、ピッチャーは基本打たせて取るタイプが多いので反発係数一つで大きく損をしていると思います。
また、今年の上位チームはいずれも投手と守りよりも打てる方を優先し、打たれたら打ち返せば良いで上位にいられると思います。
そして、記録に関しては仕方ないと思います。地上波テレビ中継が大きく減り今は球場買い取り等で赤字減らしチケット、グッズ販売で何とかしなければならない状況、企業努力というのもありますがリピーターを増やすには何が起こるか分からない展開と感動を提供しなくてはならない、そのためには不確定要素を大きくさせる反発係数を高くするのは致し方ないのではないのでしょうか。
それに、王のホームラン記録やイチローの安打記録もアメリカじゃ参考記録で終わってしまったじゃないですか。

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