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HOME   »   競馬  »  [競馬コラム192] 中央競馬「最古」の重賞 目黒記念
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 目黒記念競走G2が、何時から日本ダービーの日に行われるようになったのかと調べてみました。2006年からでした。

 私のようなオールドファンにしてみれば、目黒記念は「天皇賞と同様に、年に2回開催される大レース」でした。
 今から40年程前は、現在と比べて重賞競走が少なく、例えば、一流馬が天皇賞や有馬記念を目指すとなれば、所謂「オープン競走」出走によりコンディションを整えていました。あのシンザンは19戦していますが、内8戦はオープン競走なのです。

 そうした「重賞の数が少ない」状況下で、目黒記念は貴重な重賞、それも「関東の八大競走優勝馬が目指すに相応しい重賞」のひとつだったのです。
 競走馬の東西輸送が、現在のように容易ではなかった時代のことです。(関西の同様のレースは京都記念です)

 1984年のレース体系見直しにより、目黒記念は年一回の開催となりました。(京都記念も年一回となりました)

 以上のような経緯から、過去の目黒記念の優勝馬には歴史的な優駿がズラリと並んでいます。
 春なら、1955年(昭和30年)のハクリヨウ、1957年のハクチカラ、1967年のスピードシンボリ、1971年のメジロムサシ、1979年のサクラシヨウリ 等々。
 秋なら、1934年のカブトヤマ、1957年のハクチカラ、1958年のミスオンワード、1971年のアカネテンリユウ、1980年のカツラノハイセイコ、1981年のアンバーシヤダイ、といった感じです。他にも、数多くの名馬が名を連ねています。

 1985年以降は、ややメンバーも小粒になった印象ですが、それでも2000年にはステイゴールドが勝っていますし、長距離を得意とする馬にとっては大切な重賞だったのです。

 21世紀に入ってからは、世界的な傾向としても、競馬自体がマイルから2000m位の距離のレースを中心とした構成に変わってきましたので、目黒記念の優勝馬は「G2レース」相応のメンバーとなってきたように感じます。
 レース体系の整備が一段と進んだ中では、止むを得ないことなのでしょう。

 第1回目黒記念は、1932年(昭和7年)に開始されました。同年の第1回東京優駿(日本ダービー)の6日前に行われたので、目黒記念は「中央競馬で現在行われている重賞としては最古」のものとされています。

 そして、第1回東京優駿が開催された目黒競馬場(東京競馬場の前身)を記念して設けられた重賞であることが考慮されて、現在は日本ダービーの開催日、同じ日に行われるようになったのかもしれません。

 目黒記念は、「日本ダービー・デイ」の掉尾を飾るレースとなっているのです。
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