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HOME   »   大相撲  »  [大相撲2017・5月場所] 次代の看板取組「正代VS御嶽海」
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[5月28日・千秋楽]
正代○(寄り切り)●御嶽海

 小結・御嶽海と前頭5枚目・正代の対戦は、両力士一歩も引かない攻防から、正代が寄り切りました。力の入った大相撲でした。

 先場所の負け越しにより西前頭5枚目まで番付を下げていたとはいえ、正代は既に三役の常連ですし、この対戦に敗れたとはいえ、しっかりと勝ち越した御嶽海も堂々たる三役力士です。

 稀勢の里が横綱になり、高安が大関に昇進するなど、大相撲の世代交代・地殻変動が続いていますけれども、正代と御嶽海は次代を背負う関取ですし、2力士の取組が今後の「看板取組」のひとつになっていくであろうことも、間違いが無いのでしょう。

 本取組のように、「がっぷりと組み合った形」となれば、現状では正代の地力が勝ります。
 御嶽海は「相手力士との動き合いの中で勝機を見出していくタイプ」なのでしょう。

 一方で、御嶽海の「相手力士についての取組前の研究・作戦立案」は、現役の幕の内力士の中でもトップクラスだと感じます。
 相手が横綱・大関といった格上の力士でも、自らが決めた作戦・戦術に則って、実に思い切った取口を披露してくれます。
 それが上手く行けば好勝負となり、上手く行かなければあっさりと土俵を割ることもあるのですが、「敵を知り、己を知れば・・・」という孫子の兵法にもあるように、自らの力量、相手力士の力量、自らの得意技・得意な形、相手力士の弱点、等々を研究し、毎場所様々な作戦を立案・実行する御嶽海の相撲は、観ていてとても面白いものですし、感心させられることが度々あります。

 どんなに力量上位の力士でも、御嶽海を相手にする時には、十分な注意が必要なのです。

 正代の方はといえば、恵まれた体躯をベースに「前に出る力」では既に幕の内トップクラスでしょう。
 立ち合いで「そっくり返ってしまう」という欠点が指摘されますが、柔らかい体の動きで、相手力士を一度受け止めてしまえば、後は存分に料理してくれます。「相撲力が強い」タイプなのでしょう。

 「正代VS御嶽海」。
 これから何番の取組を観ることになるのでしょうか。
 まさに「次代の看板取組」なのです。
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大相撲2017年5月場所・正代と御嶽海の取組  
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