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HOME   »   サッカー  »  [UEFA-CL2016~17・決勝] レアル・マドリード 連覇!
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[6月3日・決勝・ウェールズカーディフ]
レアル・マドリード4-1ユベントス

 接戦が予想されたゲームでしたが、レアルが圧勝しました。
 ユベントスは、再び決勝で敗れたのです。

 開始早々はユベントスの「フルスロットルの攻撃」が展開されました。こうした大きなゲームでは珍しい程の猛攻でしたが、レアルはゴールキーパーGKナバス選手を中心として、良く守り切りました。ユーベの猛攻は、前半10分前に終了しました。

 その後は、両チームの攻め合いの様相となりました。

① クリスティアーノ・ロナウド選手の先制点

 前半20分、右サイドからのセンタリングをロナウド選手がゴール左隅に蹴り込みました。
 見事なシュートでした。

 「最強」を誇るユベントスの守備陣、その中核を成すボヌッチ選手が懸命に右脚を出しましたが、ロナウド選手のシュートは、その右脚の僅かに先を通過して、GKブフォン選手の手の先に突き刺さりました。

 このゴールでレアルが勝ったと感じました。

 今大会ここまで、僅かに3失点、ベスト16・ベスト8・準決勝の3対戦・6試合で僅かに1失点のユベントス守備陣が、開始僅か20分で失点したのです。

 レアルの攻撃力がユーベの守備力を上回っていることが、明らかになったのですから。

② イスコ選手とモドリッチ選手

 変幻自在のレアルの攻撃でしたが、特に目立ったのはイスコ選手とモドリッチ選手の運動量とスピードです。

 両選手のドリブル、ボールキープは素晴らしいものでした。

 もちろん、マルセロ選手やカゼミーロ選手も見事な働きを魅せてくれていましたので、レアル・マドリードがチーム全体として良く機能していたということなのですが、イスコ選手とモドリッチ選手の緩急十分な動きは、「ゲームのアクセント」となっていて、守備対応がとても難しいものでした。

 「良いチーム」が創り出されていたのです。

③ イグアイン選手への対応

 現在のユベントスの得点エンジンであるゴンサロ・イグアイン選手が、全く目立たないゲームとなりました。

 レアルは、イグアイン選手へのマークを徹底すると共に、イグアイン選手周辺のスペースも消し続けました。
 結果として、ユベントスはマンジュキッチ選手にボールを集める形となり、前半27分にはスーパーゴールが生まれました。

 レアルディフェンダーに完全にマークされていたマンジュキッチ選手が、オーバーヘッドシュートを決めたのです。「ここしか無い」という位置へのミラクルなシュートでした。

 まさに「スーパーゴール」でしたが、これ程「滅多に決まらないシュート」でなければ得点できないとすれば、ユベントスの追加点は相当難しいだろうとも感じました。

④ 後半はレアルのゲーム

 1-1の同点で折り返したゲームでしたが、後半は開始早々からレアルの動きが勝りました。

 イスコ選手、モドリッチ選手、マルセロ選手、カゼミーロ選手らが自在にピッチを走り回り、効果的なボールをユーベゴール前に供給し続けたのです。

 そこに「世界一の決定力を保持するプレーヤー」が待っているのですから、守り切るのはとても難しいことです。

 後半16分、ゴール前の混戦からこぼれ出たボールをカゼミーロ選手がミドルシュート。これがゴール左隅に突き刺さりました。
 レアルの波状攻撃から生まれたゴールでした。

 後半19分のクリスティアーノ・ロナウド選手のゴールは、まさに世界最高水準のものでした。
 モドリッチ→カゼミーロ→モドリッチと繋いで、モドリッチ選手が抉り、ゴール右サイドへラストパス。そこに走り込んだロナウド選手がワンタッチで流し込んだのです。
 角度の無いところからの難しい筈のシュートですが、いとも簡単に決めたように観えました。
 ゴール前に走り込むロナウド選手の動きは、ディフェンダーからは見えていなかったの様でした。「無人の野を行く」ような趣だったのです。この「走り込み」こそが世界最高レベルだったのです。

 世界トップクラスのディフェンダー、GKを相手にしてのクリスティアーノ・ロナウド選手の「別次元」のプレーであったと思います。

 後半38分には、ユーベのクアトラード選手が2枚目のイエローカード→レッドカードを受けて退場しました。「ボールを保持できない」ことへの苛立ちが形となって表れたのです。

 マルセロ選手のドリブル、抉りから、マルコ・アセンシオ選手の4点目が生まれたのは、ゲームの流れでしょう。既に、レアルの勝利は決まっていたのです。

 「今回こそ」はと意気込んで決勝に臨んだユーベ、戦力的にも向上し十分にヨーロッパチャンピオンを狙えるチームに成っていた筈のユーベでしたが、残念ながら完敗でした。
 ユベントス以上に、レアル・マドリードは強く、充実していたのです。

 UEFAチャンピオンズリーグ2016~17大会の決勝は、「クリスティアーノ・ロナウドのレアル・マドリード」が魅せてくれた最強のゲームのひとつでしょう。

 クリスティアーノ・ロナウド選手の先制点が入った時、スタンドの少年が喜ぶ様子がテレビ画面に大きく映し出されました。

 小さな体を、レアルのアウェイユニフォーム・パープルのユニフォームで包み、喜びを爆発させていました。
 このゲームで、レアルイレブンが身に付けるであろうユニフォームを準備しての応援ですから、相当熱心なファンなのです。
 この子は、一生レアルと共に人生を歩んでいくのでしょう。

 人生の節目節目が、レアルの活躍とオーバーラップして行くのです。
 いわゆるビッグクラブには、多くの人々の人生の糧となって行く、「いつの時代も相応の活躍を継続して行く」責任が有るのです。

 サッカーというスポーツの素晴らしさと責任を、改めて感じさせてくれた、素晴らしいゲームでした。
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