FC2ブログ
HOME   »   サッカー  »  [プリメイラリーガ2016~17] ベンフィカ FCポルトを押さえて4連覇!
RSSフィード iGoogleに追加 MyYahooに追加
 サッカーのポルトガル1部リーグ→プリメイラリーガは、5月20日・21日に最終の第34節のゲームを行い、今シーズンの戦いを終えました。

 欧州のサッカーリーグというと、スペインのリーガエスパニョーラ、ドイツのブンデスリーガ、イタリアのセリエA、イギリスのプレミアリーグが4大リーグであり、それに続くのがフランスのリーグアンというイメージがありますが、UEFA(欧州サッカー連盟)の国別ランキングでは、2012年からポルトガルのプリメイラリーガが5番手に上がっているのです。

 UEFAランキングの上昇は、ポルトガルサッカーのステータスが上がっていることを示していて、その評価の正しさを示したのが、2016年ユーロでのポルトガルの初優勝でしょう。
 ポルトガル代表チームは、突然強くなったわけではなく、ポルトガルサッカーの地力が上がってきていたのです。急に強くなったチームが優勝できるほど、ユーロが甘い大会ではないことは、言うまでもないことでしょう。

 また、UEFAランキング、FIFAランキングというのは、各国・各チームの国際試合での成績を基に算出されていますから、相当客観的かつ精度の高いものなのです。

 我が国ではあまり馴染みが無いプリメイラリーガですが、大きな特徴があります。

 多くの国の1部リーグと同様に18チームで構成されていて、成績下位チームが下部リーグ上位のチームと入替が行われるところも一緒です。

 ところが、ベンフィカ、FCポルト、スポルディングCPの3チーム以外のチームが優勝することは、滅多に無いのです。この3チームは文字通りの「3強」です。
 1934年のリーグ創設以来、3強以外のチームが優勝したのは、1945~46年シーズンのベレネンセスと2000~01年のボアヴィスタの2チーム・2度しかないのです。
 
 この「3強」の「圧倒的な強さ」、残るチームとの大きな力の差・実績の差は、主要リーグがあるサッカー強豪国の中でも際立っています。
 例えば、リーガエスパニョーラではレアル・マドリード、FCバルセロナ、アトレティコ・マドリードが「3強」ですが、21世紀になってからでもバレンシアが2度優勝していますし、1980~84年の4シーズンはレアル・ソシエダとアスレティック・ビルバオが2度ずつ優勝しているなど、3強以外のチームの優勝も時々見られるのです。

 しかし、プリメイラリーガでは3強が圧倒的に強いのです。
 2016~17年シーズンについても、優勝ベンフィカ、2位FCポルトに続く3位はスポルディングとなっています。3強以外のチームは「3位に入るのも難しい」というのが、プリメイラリーガの現実なのです。(ベンフィカの今季勝点は82、ポルトは76、スポルディングは70、に対して、4位のヴィトリア・ギマランエスは62点と少し差があります)

 「3強の覇権」にも時期による偏りが有り、1940年代から50年代はスポルディングが強く、3連覇・4連覇を魅せていますが、1990年代から2000年代にはポルトが強く、4連覇・5連覇が有ります。ベンフィカは何時の時代も安定した強さを示している印象で、直近は4連覇中ということになります。

 クリスティアーノ・ロナウドという、現代最高のサッカープレーヤーを生んだポルトガルですから、ポルトガルサッカーの裾野は広く、素晴らしいプレーヤーがどんどん出てきていることは間違いないのでしょうが、そうした優秀なプレーヤーは、「3強に入るか、他国のチームに入るか」といった選択をすることが、歴史的には多かったのかもしれません。
 そして近年は、プリメイラリーガでプレーする選手が増えてきている可能性があります。国内リーグが強くなると、代表チームが強くなるものですから。 

 プリメイラリーガからは、1~3位がUEFAチャンピオンズリーグに出場し、4・5位がUEFAヨーロッパリーグに出場できます。
 この出場チーム数は、いわゆる4大リーグに引けを取らないものです。

 様々な国際舞台・年代での、ポルトガル代表チーム、およびポルトガルのクラブチームの今後の活躍から眼が離せません。
関連記事
スポンサーサイト



NEXT Entry
[卓球世界選手権2017] 「卓球日本」の復活はダブルスから
NEW Topics
[温故知新2020-女子テニス3] 「アイス・ドール」 クリス・エバート選手
[温故知新2020-男子テニス4] 黒人プレーヤーの先駆者 アーサー・アッシュ選手
[ブンデスリーガ2019~20(無観客)] 鎌田大地選手 2試合連続ゴール
[競馬コラム269] オークス2020のデアリングタクトと日本ダービー2020のコントレイル
[温故知新2020-陸上競技4] 男子走り幅跳び オリンピック金メダリストの記録
[ブンデスリーガ2019~20・第27節(無観客)] バイエルン・ミュンヘン 圧勝
[温故知新2020-女子テニス2] アメリカの英雄 ビリー・ジーン・キング選手
[競馬(無観客)] 東京優駿(日本ダービー)2020の注目馬
[温故知新2020-女子テニス1] 「史上最強」 マーガレット・コート選手
[温故知新2020-男子テニス3] ダブルスの名手 ジョン・ニューカム選手
[温故知新2020-陸上競技3] 男子10,000m オリンピック金メダリストの記録
[温故知新2020-競泳2] 男子1,500m自由形 日本チームの全盛期
[温故知新2020-競泳1] 男子100m自由形 日本チームの黄金時代
[FIFAワールドカップ2010準々決勝] ドイツチームの完勝
[温故知新2020-男子テニス2] 「史上最強」 ロッド・レーバー選手
[競馬(無観客)] 優駿牝馬(オークス)2020の注目馬
[温故知新2020-陸上競技2] 男子1,500m オリンピック金メダリストの記録
[温故知新2020-陸上競技1] 男子100m オリンピック金メダリストの記録
[ラグビーワールドカップ2011プールA] 日本チーム フランスチームを相手に65分まで4点差の健闘
[温故知新2020男子テニス-1] ウィンブルドンを勝てなかった イワン・レンドル選手
[競馬コラム268・ヴィクトリアマイル2020] 感動的なレース
[FIFAワールドカップ1986決勝] アルゼンチンチーム 2度目の優勝
[競馬(無観客)] ヴィクトリアマイル2020の注目馬
[NPB・MLB2020] 「開幕」に向けての動き
[ブンデスリーガ2019~20] 無観客での再開へ
[競馬コラム267-日本馬の海外挑戦12] 2009年 牝馬の挑戦
[FIFAワールドカップ2010ラウンド16] ブラジルチーム 貫録の勝利
[FIFAワールドカップ2010ラウンド16] 日本チーム 史上初のPK戦
[FIFAワールドカップ2010ラウンド16] ランパード選手 「幻」のゴール
[Jリーグ2020] イニエスタ選手のオンライントークショー
[競馬(無観客)] NHKマイルカップ2020の注目馬
[NBA2020] 個人トレーニング再開に向けての動き
[UEFA-EURO2012-グループD] イングランドとフランスの激突
[競馬コラム266-天皇賞(春)2020] フィエールマンの連覇とC.ルメール騎手の天皇賞4連勝
[UEFA-EURO2012-グループB] ポルトガル デンマークとの接戦を制す
[競馬コラム265・下鴨ステークス2020] スズカルパン 100戦出走達成!
[UEFA-EURO2012-グループA] 開幕戦 ギリシャチーム 驚異の粘り
[UEFA-EURO2012-グループD] フランスチームの堅守
[競馬(無観客)] 天皇賞(春)2020の注目馬
[UEFA-EURO2012-グループC] イタリアとクロアチア 一歩も引かず
[競馬コラム264-日本馬の海外挑戦11] 2007年 シンガポール競馬への進出
[UEFA-EURO2012準々決勝] クリスティアーノ・ロナウドVSチェフ
[競馬コラム263-日本馬の海外挑戦10] 2006年 ハーツクライとデルタブルース
[スーペルコパ2020準決勝] FCバルセロナ よもやの敗退
[UEFA-EURO2012準決勝] 「怪物」バロテッリ選手の2ゴール
[マラソン2020] 「心臓破りの丘」 山田敬蔵氏 逝去
[競馬コラム262-日本馬の海外挑戦-9] 2005年 ゼンノロブロイとハットトリック
[MLB2020・MVPランキング] バリー・ボンズ選手の凄さ
[フィギュアスケート2020春・世界ランキング] 羽生選手、紀平選手が共に1位
[NPB2020] 菅野智之投手 超絶の仕上がり
Entry TAG
プリメイラリーガ2016~17・ベンフィカ4連覇  
Comment
Trackback
Comment form
 管理者にだけ表示を許可する
プロフィール

カエサルjr

Author:カエサルjr
「スポーツを考える-KaZ」ブログへ
ようこそ!
我が家の月下美人も16年目。同時に30個の花が咲くこともあります。スポーツも花盛りですね。一緒に楽しみましょう。

最新記事
最新コメント
検索フォーム
ブロとも申請フォーム
QRコード
QR

Page Top
CALENDaR 123456789101112131415161718192021222324252627282930