FC2ブログ
HOME   »   サッカー  »  [コンフェデ杯2017] 「全とっかえ」のドイツ代表チーム
RSSフィード iGoogleに追加 MyYahooに追加
[6月22日・グループB]
チリ1-1ドイツ

 グループリーグGL・B組のドイツチームとチリチームのゲームは、1-1の引分けでした。
 B組の有力チーム同士の対戦でしたが、緒戦を勝利している両チームにとっては、決勝トーナメント・準決勝進出に向けて「負けないこと=勝点1を取ること」が最優先の試合だったのでしょう。

 試合内容も素晴らしいものでしたが、何より、ドイツ代表チームのメンバーに驚かされました。

 ドイツチームは、2014年ワールドカップ優勝チームの資格で、この大会に出場しているのですが、「その時のメンバーがひとりもいない」感じなのです。まさに「全とっかえ」というところ。

 ゴールキーパーGKはテア・シュテーゲン選手。
 ディフェンダーDF3バックは、左からズーレ選手、ムスタフィ選手、ギンター選手。
 ミッドフィールダーMFの両サイドはヘクトール選手とキミッヒ選手、中央にはルディ選手とエムレ・ジャン選手。
 フォワードFWは左からドラクスラー選手、スティンドル選手、ゴレツカ選手。

 現在のワールドカップチャンピオンであり、世界中のサッカー関係者から「ドイツサッカー」が注目を浴びている状況下、そのサッカーを創り上げ演じたメンバーがひとりもいないチームで、今大会に臨んでいるのです。(ひょっとするとこのチームのキャプテンのドラクスラー選手が、当時のメンバーに入っていたかもしれませんが、記憶に在りません)

 世界最高のGKと称されるノイアー選手やエジル選手、トーマス・ミュラー選手、トニ・クロース選手、サミ・ケディラ選手、ゲッツェ選手、フンメルス選手、ボアテング選手、フィリップ・ラーム選手、等々の錚々たるメンバーをひとりも連れてきていないチームというのも、凄いものです。

 もちろん、2018年のワールドカップ欧州予選では、前述の若いメンバーで戦っている(現時点で6戦全勝)のでしょうが、あまり見る機会が無かったものですから、私にはコンフェデレーションカップ2017のメンバーが、とても新鮮な「新・ドイツ代表チーム」に観えます。

 これほど大胆な「世代交代」を実施できるのは、ヨアヒム・レーヴ監督の力が大きいのでしょう。2014年にドイツにワールドカップを齎し、2018年大会まで代表チームの舵取りを請け負うことになったレーヴ監督ならではの「全とっかえ」だと感じます。

 もちろん、ドイツサッカーの選手層の厚さ、裾野の広さも見逃せません。

 GKテア・シュテーゲン選手は、FCバルセロナの正キーパーです。
 センターフォワードであり、この試合でも0-1からの同点ゴールを挙げたスティンドル選手は、ボルシア・メンヘングラートバッハのエースであり、前シーズンで11得点を挙げたプレーヤーなのです。
 ブンデスリーガはもちろんとして、世界中のクラブで活躍しているプレーヤーが、数多いるのです。
 思い切った「世代交代」をしても、十分に世界のトップで戦って行けるチームが造れるのでしょう。素晴らしいというか、羨ましい限りです。

 レーヴ監督は「今後10年間戦って行ける代表チーム」の創造を、目指しているのかもしれません。

 常に、目の前の大会・戦いの勝利のみを必死に求めるのではなく、将来を見据えて代表チームを造っていける国、それがワールドカップを4度優勝できる国なのです。
関連記事
スポンサーサイト



NEXT Entry
[コンフェデ杯2017] 完成度の高い チリ代表チーム
NEW Topics
[ブンデスリーガ2019~20・第27節(無観客)] バイエルン・ミュンヘン 圧勝
[温故知新2020-女子テニス2] アメリカの英雄 ビリー・ジーン・キング選手
[競馬(無観客)] 東京優駿(日本ダービー)2020の注目馬
[温故知新2020-女子テニス1] 「史上最強」 マーガレット・コート選手
[温故知新2020-男子テニス3] ダブルスの名手 ジョン・ニューカム選手
[温故知新2020-陸上競技3] 男子10,000m オリンピック金メダリストの記録
[温故知新2020-競泳2] 男子1,500m自由形 日本チームの全盛期
[温故知新2020-競泳1] 男子100m自由形 日本チームの黄金時代
[FIFAワールドカップ2010準々決勝] ドイツチームの完勝
[温故知新2020-男子テニス2] 「史上最強」 ロッド・レーバー選手
[競馬(無観客)] 優駿牝馬(オークス)2020の注目馬
[温故知新2020-陸上競技2] 男子1,500m オリンピック金メダリストの記録
[温故知新2020-陸上競技1] 男子100m オリンピック金メダリストの記録
[ラグビーワールドカップ2011プールA] 日本チーム フランスチームを相手に65分まで4点差の健闘
[温故知新2020男子テニス-1] ウィンブルドンを勝てなかった イワン・レンドル選手
[競馬コラム268・ヴィクトリアマイル2020] 感動的なレース
[FIFAワールドカップ1986決勝] アルゼンチンチーム 2度目の優勝
[競馬(無観客)] ヴィクトリアマイル2020の注目馬
[NPB・MLB2020] 「開幕」に向けての動き
[ブンデスリーガ2019~20] 無観客での再開へ
[競馬コラム267-日本馬の海外挑戦12] 2009年 牝馬の挑戦
[FIFAワールドカップ2010ラウンド16] ブラジルチーム 貫録の勝利
[FIFAワールドカップ2010ラウンド16] 日本チーム 史上初のPK戦
[FIFAワールドカップ2010ラウンド16] ランパード選手 「幻」のゴール
[Jリーグ2020] イニエスタ選手のオンライントークショー
[競馬(無観客)] NHKマイルカップ2020の注目馬
[NBA2020] 個人トレーニング再開に向けての動き
[UEFA-EURO2012-グループD] イングランドとフランスの激突
[競馬コラム266-天皇賞(春)2020] フィエールマンの連覇とC.ルメール騎手の天皇賞4連勝
[UEFA-EURO2012-グループB] ポルトガル デンマークとの接戦を制す
[競馬コラム265・下鴨ステークス2020] スズカルパン 100戦出走達成!
[UEFA-EURO2012-グループA] 開幕戦 ギリシャチーム 驚異の粘り
[UEFA-EURO2012-グループD] フランスチームの堅守
[競馬(無観客)] 天皇賞(春)2020の注目馬
[UEFA-EURO2012-グループC] イタリアとクロアチア 一歩も引かず
[競馬コラム264-日本馬の海外挑戦11] 2007年 シンガポール競馬への進出
[UEFA-EURO2012準々決勝] クリスティアーノ・ロナウドVSチェフ
[競馬コラム263-日本馬の海外挑戦10] 2006年 ハーツクライとデルタブルース
[スーペルコパ2020準決勝] FCバルセロナ よもやの敗退
[UEFA-EURO2012準決勝] 「怪物」バロテッリ選手の2ゴール
[マラソン2020] 「心臓破りの丘」 山田敬蔵氏 逝去
[競馬コラム262-日本馬の海外挑戦-9] 2005年 ゼンノロブロイとハットトリック
[MLB2020・MVPランキング] バリー・ボンズ選手の凄さ
[フィギュアスケート2020春・世界ランキング] 羽生選手、紀平選手が共に1位
[NPB2020] 菅野智之投手 超絶の仕上がり
[高校野球2020] 花巻東高校 女子野球部が練習開始
[大相撲2020] 豊ノ島の引退
[UEFA-EURO2008決勝] スペインチーム 黄金時代の幕開け
[UEFA-EURO1976準決勝] 降りしきる オランダチームの涙雨
[競馬(無観客)] 皐月賞2020の注目馬
Entry TAG
コンフェデ杯2017・「全とっかえ」のドイツ代表チーム  
Comment
Trackback
Comment form
 管理者にだけ表示を許可する
プロフィール

カエサルjr

Author:カエサルjr
「スポーツを考える-KaZ」ブログへ
ようこそ!
我が家の月下美人も16年目。同時に30個の花が咲くこともあります。スポーツも花盛りですね。一緒に楽しみましょう。

最新記事
最新コメント
検索フォーム
ブロとも申請フォーム
QRコード
QR

Page Top
CALENDaR 12345678910111213141516171819202122232425262728293031