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HOME   »   サッカー  »  [コンフェデ杯2017] チリ PK戦を制して決勝進出
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[6月28日・準決勝]
チリ0-0ポルトガル(PK戦3-0でチリの勝利)

 延長後半13分から、試合はチリ代表チームの流れとなりました。

 延長後半13分、ポルトガルゴール前に殺到したチリチームは、ビダル選手がシュート、これがポルトガルゴール右ポストに当たり、跳ね返ってきたボールをロドリゲス選手が再びシュート、これがクロスバーに当たって、惜しくもゴールとはなりませんでしたが、この試合における両チームを通じて最大のチャンス、ポルトガル代表チームにとっては最大のピンチとなったシーンでした。

 この攻防で、ポルトガルチームは「肝を冷やした」ことでしょうが、この「肝を冷やした」心持ちが、PK戦にも反映されたように感じます。

 コイントスの結果、先行としたチリチームの1人目、ビダル選手のPKはゴール左側に「突き刺さり」ました。相当強いキックだったのです。チリチームの「勢い」を感じさせるキック・ゴールでした。

 対して、ポルトガルチームの1人目カレスマ選手のキックは、慎重にコースを狙った印象で、これをチリのゴールキーパーGKブラボ選手がキッチリと止めました。

 この1人目の成否が2人目以降のキッカーにも大きな影響を与えました。
 チリは、2人目のアランギス選手、3人目のサンチェス選手がキッチリと決め、ポルトガルは2人目モウチーニョ選手、3人目のナニ選手が止められて、試合は決まりました。

 このレベル、FIFA公式戦の準決勝という舞台のPK戦で、「ひとりも決められずに敗れる」というのは、滅多に見られないというか、私は初めて観ました。そのことだけでも、「ブラボ選手による歴史的なセーブ」と言って良いのでしょう。

 特に、ポルトガル3人目のナニ選手のゴール右サイドへの狙い澄ましたキックを、完全に予測していたかのように「完璧に止めた」プレーは印象的でした。
 両チームの勢いの差、事前準備の差が、ナニ選手ほどの好プレーヤーにしてベテラン選手をも飲み込んだ形です。
 試合の流れというものは、怖いものだと改めて感じさせるシーンでした。

 このチリに傾いていた流れを押し戻すとすれば、ポルトガルの1人目はクリスティアーノ・ロナウド選手しか無かったのでしょう。ロナウド選手が、ゴールネットを突き破るようなPKを決めていれば、試合の流れは互角だったのかもしれないと思います。

 しかし、ゲームはロナウド選手が登場する前に(5人目に予定されていたのではないかと推定します)、終了してしまいました。

 前後半90分と延長30分の戦いは、とてもハイレベルな素晴らしいものでした。
 さすがに、欧州チャンピオンと南米チャンピオンの戦いだったのです。

 両チームとも「高い位置からのディフェンス」から、相手チームのゴールを脅かしました。
 各々のイーブンボールへの働きかけ・プレーにおいて、これほど「互角」のゲームは珍しいでしょう。
 両チームのプレーヤーは、相手チームの力量の高さを十分に感じながらプレーしていたものと感じます。

 勝敗を分けたものは「勝利への執念」、具体的には試合前の準備量の差という感じがします。(当然ながら、ただ「勝ちたい」と念じているだけでは、勝利は遠いものです。「執念」を具体的な形・施策・プレーに結びつけなければならないのです)

 チリチームはピッツィ監督のもと「絶対に優勝する」との気迫を持って、あらゆるシーンを想定して対応策を準備し、ゲームに臨んでいたように感じます。
 延長後半、試合時間残り3分からの攻撃や、PK戦でのプレーぶりに、その「準備レベルの高さ・対応策の正確さ」が現れていました。

 チリとポルトガルという、コンフェデーレーションズカップ初出場ながら、とても強いチーム同士の戦いとなった準決勝・第1試合は、チリチームの勝利となりました。

 チリ代表チームは、「狙っている優勝」まで、あと1勝に迫ったのです。
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