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HOME   »   陸上競技  »  [陸上日本選手権2017] 男子400mと400mハードル
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 男子の400mと400mハードルH種目は、日本選手の実力が着々と向上し、選手層も厚くなってきている種目です。
 今大会でも、その傾向が分かりました。

① 好記録を出さないと決勝には進めない。

 400mでは45秒台でも決勝に進出できない選手が出ました。
 予選1組の小淵選手は45秒95で、同じ1組の佐藤選手も45秒99ながら、決勝には進めませんでした。

 結果として、「全選手が45秒台」というハイレベルな400m決勝となったのです。

 400mHでも49秒台で走りながら、決勝に進出できないランナーが出ました。
 予選4組の吉田選手が49秒64、同4組の山本選手も49秒92で走破しながら、決勝に進めなかったのです。

 結果として、「全選手が49秒台」というハイレベルな400mH決勝となったのです。

 一方で、決勝では残念な結果が見られました。

② 45秒台、49秒台で走ったランナーは少数

 400m決勝で45秒台を出したのは、優勝した北川選手(45秒76)、2位の佐藤選手(45秒95)の2人だけでした。

 400mH決勝で49秒台を出したのは、優勝した安部選手(49秒32)と2位の石田選手(49秒79)、3位の松下選手(49秒92)の3人だけでした。

 世界選手権やオリンピックといった世界大会でも、決勝になると予選や準決勝よりタイムが落ちる傾向があるのはご承知の通りですが、その「落ちる程度」が大きい感じがしますし、世界大会ではメダルを争う選手は決勝でタイムを上げている場合が多いと思います。

 400mで優勝した北川選手は予選で45秒48という好タイムを叩き出しましたが、決勝では記録を落としました。決勝で3位の木村選手(46秒02)は、予選では45秒53で走っていたのです。

 400mHで優勝した安部選手は予選では48秒94という好タイムでしたし、決勝で5位だった小西選手(50秒05)は予選では49秒03だったのです。

 男子400mも400mHも、45秒台・49秒台で予選落ちした選手が、もし決勝に進出し、予選で同じタイムで走っていれば、メダルを獲得できたことになります。

 もちろん、予選と決勝とでは、気象条件も異なりますから、一概に比較はできないのでしょうが、それにしても大半のランナーが決勝で記録を落としているというのは、残念なことでしょう。

 「疲労残り」が要因のひとつであるとすれば、今後世界大会で戦っていくという面からは、大きな要改善点となるでしょう。
 日本選手権とは異なり、予選・準決・決勝の3本を走り、決勝でタイムを上げていかなければメダル争いに絡むことは難しい場合が多いのです。

 レベルが上がってきた種目であるからこそ、より一層の強化が求められるのでしょう。
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