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1. 優勝争い

 1月場所に全勝優勝した、東横綱日馬富士と西横綱白鵬の二人の横綱が優勝争いの中心に居ることは、衆目の一致するところです。

 日馬富士は、通算優勝5回の内3回が全勝優勝という「驚異的な全勝優勝率」を誇ります。つまり「強い場所は、とことん強い」横綱ということです。その強さの源は「スピード」ですが、やはり、圧倒的なスピードを武器に一時代を築いた横綱朝青龍とは、少し種類が違うように感じます。朝青龍は「体のキレのスピード」、日馬富士は「技のスピード」というところでしょうか。いずれにしても、現役力士の中では圧倒的なスピードを誇りますから、日馬富士のコンディション(特に、古傷である足首の怪我の状態)が良ければ、白鵬といえども、分が悪いと思います。

 従って、日馬富士の体調が良い場合には、優勝候補の筆頭は揺るぎません。一方で、体調が悪い場合には、横綱としての最初の場所や、大関時代に時折見られたように、8勝、9勝止まりも珍しくありませんので、他の力士にもチャンスが出てきます。横綱日馬富士は、体格には恵まれていませんから、誤魔化しながら白星を拾っていくという芸当は出来ない横綱なのです。

 稽古中のアクシデント等により、日馬富士が万全の体調で本場所に臨めなかった場合の優勝候補は、横綱白鵬、大関稀勢の里、小結栃煌山の三人だと思います。

 久しぶりの日本人力士の優勝を常に期待されている稀勢の里ですが、そろそろ優勝のチャンスだと感じます。不器用な力士なのでしょうか、早くから大関候補と呼ばれながら、昇進にあれだけの時間がかかりました。初優勝にも、相応の時間がかかるタイプなのでしょうが、「機は熟した」感じがします。日馬富士が不調であれば、優勝候補の一番手だと考えます。

 旭天鵬が、史上最年長優勝を遂げた昨年の5月場所で、あと一歩のところまで優勝に迫っていたのが栃煌山です。栃煌山は、あの頃より間違いなく力を付けていますから、優勝する力があると思います。攻めに出た時の強さは天下一品ですから、勢いに乗れば可能性は十分でしょう。

2. 活躍が期待される力士

① 関脇 把瑠都
足の指の回復具合次第ですが、回復が進んでいれば当然実力は上位。もともと、膝の故障を抱えながら大関を掴んでいますから、存外怪我にも強いと思います。

② 前頭八枚目 碧山
前頭上位の場所が続きましたが、久しぶりに八枚目まで下がりました。腕力自慢の外人力士の中では、存外器用なところがありますので、ここまで下がれば大勝の可能性十分でしょう。

③ 前頭十一枚目 常幸龍
史上最速で幕内に上がり、先場所十両に陥落しましたが大勝ち、1場所で幕の内に戻ってきました。地力に経験が加わりましたから、今度こそ幕の内で実力を発揮してくれるものと考えます。

④ 前頭二枚目 千代大龍
大器と期待されましたが、昨年初めに糖尿病に罹り、体も一回り小さくなってしまいましたから、ここまでかと思われました。しかし、見事に復活。先場所も10番勝ちました。もともと、押しの強さとスピードには定評のあるところですから、上位にどこまで通用するのか、楽しみな場所です。

⑤ 小結 安美錦
この力士もコンディション次第のところがありますが、ようやく暖かくなってきましたので、膝の状態も良くなってきたとすれば、相撲巧者ぶりは誰もが認めるところですから、大関陣には嫌な存在です。

⑥ 前頭二枚目 妙義龍
関脇から陥落し、平幕に戻った先場所も7勝と負け越しました。少し、体調が悪かったように観えましたが、先場所の後半から本来の動きが戻ってきたように思います。業師とされていますが、立ち合いの鋭さ・強さも持ち味です。本来の動きが戻れば、9番以上の勝ち星が期待できます。

⑦ 前頭十六枚目 若の里
幕尻です。幕内力士の地位を守るための踏ん張りどころです。大相撲史上初の800勝力士取組「旭天鵬VS若の里」を今後も披露していくために、頑張りが期待されます。もちろん、ここまで下がれば、若の里のキャリアと地力は、相当優位にあると思います。

 以上が、2013年3月場所の注目ポイントです。昔から「荒れる春場所」と呼ばれる大阪場所。今回も、あっと驚くような力士の大活躍が期待されます。
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