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HOME   »   水泳  »  [世界水泳2017・シンクロ] ロシアチームを中心とした戦い
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 2017年の水泳世界選手権大会が7月14日に開幕し、最初の競技としてシンクロナイズドスイミングの各種目が行われています。

 ソロ、デュエット、チーム等のテクニカルとフリーといった計9種目の戦いです。

 やはり「シンクロ」の華は、その名の通りのデュエットとチームだと思います。

 今大会のデュエットとチームの種目を観ていると、全体のレベルの向上を感じます。
 どんな競技・種目においても「世界は常に高速で進歩している」のです。

 例えば、今大会のチーム種目では、「8人の選手の距離がとても近い」チームが多いという印象です。
 当然ながら、隣の選手との距離が近いというのは、スピーディで大きな動きの連続の中では難易度の高いプレーです。もちろん、リフト演技を除けば、他の選手と接触することは減点の対象となります。

 一方で、チームの一体感、シンクロ度の高さを強調するためには、8人の選手が小さくまとまり、大きな演技を魅せることが効果的なのでしょう。

 今大会の中国チームの「小ささ」は見事なものでした。「小さな塊」と化した8人の選手達が、力強く、良く揃った演技を披露していたのです。
 残念ながら、現在の日本チームより明らかに上という印象でした。

 「絶対王者」ロシアチームといえば、相変わらずの「驚くべきシンクロ度の高さ」と「演技スピードの高さ」、「プール全体を使う移動スピードの速さ」でスバ抜けた演技を展開していました。
 このチームは、小ささというより、「各選手の間隔の一定度合」が見事・・・。高速で移動しながら、間隔を一定に保つというのは、極めて高度です。
 とはいえ、ロシアチームとしてはところどころに僅かな緩みが観られましたから、おそらく、今大会のロシアチームは、次代を目指しての世代交代の最中に在り、ナショナルチームにとっての「最高の演技」にはまだまだのレベルだったのであろうと感じます。それでもこの演技なのですから、驚きです。
 ロシアチームの東京オリンピック2020への準備は、着々と進んでいるのでしょう。

 シンクロのデュエット、チームの種目における、現在の各チームの実力は、ロシアが95点台、中国が93点台、ウクライナと日本が91点前後で続いている形でしょう。

 現状では、ロシアチームの世界一と中国チームの世界2位は、不動というところでしょうか。

 そして世界3位は、ウクライナと日本が激しく争っている形ですが、今大会に限れば、僅かにウクライナの方が上回っている感じがします。
 ウクライナチームの伸びやかな演技が、日本チームのメリハリの効いた演技を、少し凌いでいるのでしょう。

 東京オリンピック2020に向けて、シンクロナイズドスイミングの各ナショナルチームの個々の選手の鍛練、演技構成の検討・構築は、まさに佳境なのです。
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