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HOME   »   サッカー  »  [伝説のプレーヤー・5] ポーランドの「至宝」 ヴォジミエシュ・ルバンスキー
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 国際舞台におけるポーランドサッカーの現時点までのピークといえば、1974年ワールドカップ・西ドイツ大会の3位であろうと思います。

 この時のポーランドチームは、グジェゴシ・ラトー選手やロベルト・ガドハ選手を擁して、まずはグループリーグGL4組でアルゼンチンやイタリアと同組みながら、3戦3勝で1位通過を果たしました。
 アルゼンチンを3-2で下し、イタリアを2-1で下したのです。

 2次リーグに入ってもポーランドチームの勢いは衰えず、スウェーデン、ユーゴスラビアを連破しましたが、開催国西ドイツチームと同じB組だったことが不運だった形で、西ドイツに0-1で敗れ、B組2位となり3位決定戦に回りました。
 3位決定戦では、ブラジルを1-0で破ったのです。

 とても強かったポーランドチームですが、この時「ルバンスキーが健在ならば・・・」と感じていたサッカーファンは多かったことでしょう。

 ワールドカップ西ドイツ大会の得点王であったラトー選手らを含めても、ポーランドサッカー史上最高のプレーヤーと呼ばれているのが、ルバンスキー選手なのです。

 1947年生まれのルバンスキー選手は、1963年16歳の若さでポーランド代表入りを果たし、目覚ましい活躍を魅せました。
 1972年のミュンヘン・オリンピック優勝という大成果を母国に齎したのです。

 そして1974年のワールドカップ・西ドイツ大会の予選を戦っていた1973年6月、対戦相手のプレーヤーの危険なタックルに遇って骨折してしまいました。
 
 2年後、この骨折から帰ってきたルバンスキー選手でしたが、残念ながら往時の輝きを取り戻すことは出来ませんでした。

 ポーランドリーグのグールニク・ザブジェを中心とするクラブチームでは520試合に出場して278得点、代表チームでは75試合に出場して48得点、計595試合で326得点という、素晴らしい記録を残しています。

 この記録も凄いものですが、ルバンスキーを語るとき、多くのサッカーファンはそのプレーの質の高さを絶賛します。
 凄まじいシュートの威力、ゲームマネジメントの巧みさ・・・。それはもう、ほれぼれするようなプレーヤーであったと称賛され続けているのです。

 1974年ワールドカップの優勝チーム・西ドイツは、世界サッカー史上最強のチームのひとつと評価されています。
 その最強チームに、2次リーグで0-1、ゲルト・ミュラー選手の得点で敗れたポーランドチームにルバンスキー選手が居たら、と考えるのは見果てぬ夢なのでしょう。

 ヴォジミエシュ・ルバンスキー選手を思う時、「危険な(悪質な)タックル」というのは絶対に有ってはならないと、いつも感じるのです。
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