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HOME   »   サッカー  »  ハリルジャパン ワールドカップ2018ロシア大会への出場権を獲得!
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[8月31日・WC2018アジア最終予選・埼玉スタジアム2002]
日本代表2-0オーストラリア代表

 色々な意味で、とても面白い試合でした。

 ワールドカップ出場権を賭けた「大一番」でしたから、大舞台で実績のあるベテランを先発起用するのではないかと考えていましたので、メンバーを見た時には少なからず驚きました。

 しかし、試合が始まってみると、日本代表チームのこの試合への準備、この試合に向けての戦略・戦術の立案と実行が、ピッチ全体に展開されました。とても楽しい試合でした。

① 前線からのプレス

 試合開始直後からオーストラリア陣内でのプレスが展開されました。

 フォワードFW乾選手が、何度もオーストラリアチームのゴールキーパーGKライアン選手に襲い掛かります。徹底された動きでした。

 日本チームのFW・ミッドフィールダーMFがオーストラリアチームのディフェンスDFに、オーストラリア陣の深いところでアタックを仕掛けます。ボールを取りに行っているのです。

 確かに、敵陣深くでマイボールに出来れば、一気に大チャンスになりますし、GKからDF→MFと丁寧に?パスを繋ぐスタイルに変わったオーストラリアチームの攻撃構築に対しては、早めに「芽を摘む」ことが出来ますので、守備面からも有効な戦術です。

 一方で、このやり方は相当の運動量・体力を必要としますので、90分持つのか心配でしたが、これは杞憂に終わりました。
 ハリルジャパンのメンバーは、90分間、この大変な戦術を完遂したのです。
 素晴らしいプレーでした。

 この戦術の実行は、特に守備面で威力を発揮しました。
 オーストラリア代表チームの得点チャンス数を最小限に抑え込み、見事に零封してみせたのです。

② 走り続けた90分

 前述の①とも関連しますが、日本代表イレブンの動きは90分間維持されました。
 オーストラリアチームも驚いたのではないでしょうか。日本のプレーヤーがこれ程フィジカル面での強さを魅せたのです。

 後半、特に残り15分からの運動量で、劣勢に立つことが多かった日本代表チームの試合ぶりの、大いなる進歩を感じます。

 もちろん、22℃という涼しい気候がプラスに働いたことはあるのでしょうが、これはお互いさまで、30℃を超えるような暑い気候であれば、現在冬の地域から来たオーストラリアチームの方が先にばてるので、日本チームに有利という見方があったことも、忘れてはならないでしょう。

 「90分間走り続けた日本代表」は、高く評価されなければなりません。

③ 決定力

 前半41分の浅野選手の先制点、後半37分の井手口選手の追加点、共に素晴らしいゴールでした。

 長友選手からのパスを受けて、「無人の野に立つ」形を示現した浅野選手は、GKとの1対1から、「冷静に」ゴール右隅に押し込みました。とても高いレベルのプレーであったと思います。
 オーストラリアDFの中から飛び出すタイミングも「抜群」でした。

 もともと「ボールの動きに合わせてプレーする」ことに秀でていた浅野選手ですが、格段に上手くなっていると感じます。
 「大試合」での先制点の価値は、想像以上に大きいのです。

 井手口選手のゴールも見事でした。
 ドリブルで敵陣ペナルティーエリア近くまで進出し、オーストラリアDFが並んでいるところを右に動きながら、DF間の隙間を見つけて、右足を思い切り振り抜きました。
 キッチリと枠の中に飛んだシュートは、相手GKの手を掠めてゴールに突き刺さったのです。
 日本代表のゲームで、日本チームが挙げた、最も美しいゴールのひとつでしょう。

 このプレーの直前に、井手口選手はゴール向かって右サイドから、狙い澄ましたシュートを放ちましたが、相手GKとDFに阻まれ、絶好のチャンスを逸していましたから、この時は「思い切り振りぬいた」のではないかと感じます。
 「予行演習」があったのでしょう。

 2ゴールとも「ワールドクラス」でした。
 「チャンスをゴールに結びつける」という、とても難しい工程を、浅野選手(22歳)と井手口選手(21歳)はキッチリと成し遂げたのですから、凄いものです。
 
 20歳そこそこの若きプレーヤーが、ハリルジャパンの「決定力の高さ」を世界に示したのです。

 後半30分を過ぎてから、乾選手に代わって原口選手が入り、大迫選手に代わって岡崎選手が入り、浅野選手に代わって久保選手が入りましたが、結局、本田選手と香川選手の出番はありませんでした。
 こうした「大試合」の代表チームに、本田・香川の両選手を見なかったというのも、久しぶりだと思います。

 この試合が、日本代表チームの「世代交代」の試合であったかどうかは、評価・意見の分かれるところでしょうけれども、少なくとも、日本代表もAチームとBチームの「実力が拮抗した2つのチーム」を組成出来る程に「選手層が厚くなった」ことは、間違いないのでしょう。

 若手の中においてさえ、柴崎選手や小林選手、酒井高徳選手や三浦選手がベンチの中に居たのです。

 古い言葉で恐縮ですが、「海外での武者修行」(現在では海外クラブでの活躍と言った方が良いのでしょうが)によって、日本サッカー代表チームの選手層は確実に厚くなっていること、そして、チーム力も着実に上がっていることを、実感させてくれるゲームでした。
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