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HOME   »   ゴルフ  »  [PGA] タイガー・ウッズ 76勝目!
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 アメリカのフロリダ州、TPCブルーモンスターatドラール・コースで、2013年3月7日~11日にかけて開催された、世界ゴルフ選手権大会WGCで、タイガー・ウッズ選手が優勝しました。これで、タイガーはPGAツアー通算76勝目を挙げたことになります。

 3日目終了時点で18アンダーと、2位に4打差を付けていたタイガーは、最終日も好調なプレーを続け、一時21アンダーまでスコアを伸ばしました。終盤スコアを落とし、19アンダーとしましたが、2位のスティーブ・ストリッカーに2打差をつけて逃げ切りました。
 2打差というと、大きな差ではありませんが、試合内容はタイガーの圧勝といえるものでした。

 例えば、18番ホールはティーショットを右に曲げましたので、第二打は無理をせずフェアウェイに出し、キッチリとボギーとしていました。ミスショットを踏まえて、ボギーを取りに行って、ボギーが取れるのは強者でしょう。

 そもそも、タイガー・ウッズのゴルフは、よく「タイガーチャージ」などと放送されますので、大逆転が多く見られるような印象を受けますが、正反対の逃げ切り型ゴルフです。何より、メジャートーナメント(マスターズ、全米オープン、全英オープン、全米プロゴルフの4大トーナメント)通算14勝を誇るタイガー・ウッズですが、この14勝は全て3日目終了時点で首位に立っての優勝なのです。
 大逆転どころか、3日目終了時点で1打差の2位からの逆転優勝も1回もありません。タイガー・ウッズのメジャートーナメントは、最終日の1番ホールで首位(首位タイもあります)に立っていて「他の選手に抜かせないゴルフ」なのです。つまり「守りが非常に強いゴルフ」と言えます。

 こう書くと、何かセコいゴルフのような印象を与えるのではないかと危惧しますが、そういうことでは全くなくて、「抜かせないゴルフ」というのは、もの凄くレベルが高いのです。
 リードされて迎えた最終日に、攻め一本のゴルフでバーディを重ねて逆転勝ちというのは格好良いのですが、攻め一本のゴルフは当然リスクも高いので、大叩きしてしまう場合が多いのです。ですから、こうしたゴルフが成功するのは、滅多に見られません。大逆転というのは、上位に居た選手がスコアを崩した時に、起こるのです。
 そして、タイガーはというと、トップに居てスコアを崩さず、逆に伸ばしますので、キッチリとした逃げ切り勝ちができることになります。

 翻って、今回のタイガーの優勝を観ると、まさに自身の勝ちパターンを実践しています。タイガー自身が、今シーズンの開幕時のインタビューに「今シーズンは、相当やれると思う」と応えていましたが、3月時点で2勝目を挙げているのですから、有言実行ということになります。

 タイガーの全盛時・プライムタイムは、2000年前後と言われます。この頃のタイガーと、現在のタイガーの力量を、私なりに点を付けてみたいと思います。2000年時点を100点としての比較です。

① ドライバーショット 80点(当時も、よく曲がりました)
② 3番ウッドのショット 75点(当時より、曲がることが多いと思います)
③ アイアンショット 90点(相当、良くなっています)
④ アプローチショット 85点
⑤ パッティング 95点

 特に、パッティングの調子が戻ってきていると感じます。このトーナメントでも5~10mのパットが良く入りました。そして、アイアンショットの切れも相当戻ってきていると思います。第2打以降は、安心して観ていられるゴルフになってきているのです。

 タイガー・ウッズの全盛時に、帝王ジャック・ニクラウスが言っていました。「タイガーのパッティングは凄い。決めなければならないパットは必ず決める。私は外すのを見たことが無い」と。

 相当復活してきた現在のプレー振りに、このミラクルパットが加われば、今シーズン、久しぶりにタイガー・ウッズのメジャートーナメント制覇を観ることができると思います。

 そして、PGAツアー記録であるサム・スニードの通算82勝や、世界記録であるジャック・ニクラウスのメジャートーナメント18勝を抜くのも、時間の問題なのでしょう。

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