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HOME   »   NFL  »  [NFL2017~18] 「パスも出来るランニングバック?」 キャム・ニュートン選手
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[10月12日・week6・バンクオブアメリカスタジアム]
フィラデルフィア・イーグルス28-23キャロライナ・パンサーズ

 week5を終えて4勝1敗と好調なチーム同士の対戦となったゲームは、イーグルスが逃げ切りました。
 総獲得ヤードを始めとする殆どのスタッツが概ね互角で、攻撃時間はパンサーズ31分26秒、イーグルス28分4秒とパンサーズが勝った形ですが、試合を決めたのはターンオーバー数、パンサーズ3:1イーグルスだったのでしょう。パンサーズは痛いところでパスインターセプトを取られていました。

 いずれにしても、クオーターバックQBカーソン・ウェンツ選手とキャム・ニュートン選手を中心とした両チームの攻撃陣が元気ですから、イーグルス、パンサーズ共に、今シーズンの活躍が十分に期待されるところです。

 ところで、このゲームの第2クオーターQにキャム・ニュートン選手がタッチダウンを挙げました。QB自らが16ヤードを走り切ってのTDでした。
 これでニュートン選手は、今季3つ目のTDです。

 ここで、テレビ放送の中で興味深いデータが示されました。

[2011年以降のTD獲得数・上位4選手]
① マショーン・リンチ選手 53
② キャム・ニュートン選手 51
③ レショーン・マッコイ選手 49
④ エイドリアン・ピーターソン選手 45

 リンチ、マッコイ、ピーターソンという当代屈指のランニングバックRBの中に、QBのニュートン選手が入っています。それも2位です。

 全てのNFLプレーヤーを対象としたデータにおける「2位」ですから、驚くべきと言うか、少し呆れてしまいました。

 「走れるQB」「モバイルQB」という言葉が使われるようになって久しく、これまでも数多くの名QBが登場してきましたが、やはり「QBラン」は「緊急発進」といった意味合いが強いものだと感じます。

 当初決めた攻撃プラン1、プラン2、プラン3・・・が上手く機能せず、セイフティバルブとしてのプレーも選択できなかった時に、止むを得ない選択としてQBランが有る、といった「20世紀のQBプレー」という姿は、21世紀においては次第に遠いものとなり、QBも攻撃のオプションのひとつになってきたと言われますが、それにしても攻撃の主要なプレーヤーはRBであり、ワイドレシーバーWRやタイトエンドTEであって(当たり前のことを書き恐縮です)、QBランが選択されるのは、それらのプレーの後であることは間違いないところでしょう。

 「QBの怪我」という、チーム運営に大影響を与えるリスクを軽減するためにも、QBランは多用されるべきプレーでは無い筈です。

 ところがキャム・ニュートン選手は、あの「ビースト」マショーン・リンチ選手と互角のTD数を積み重ね、あの「当代最高のRB」エイドリアン・ピーターソン選手を大きく上回るTDを挙げているのです。

 キャム・ニュートン選手は「走れるQB」では無く、「パスも出来るRB」と呼んだ方が良いのかもしれません。
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