FC2ブログ
HOME   »   MLB  »  [MLB2017WS] コンディションと達成感
RSSフィード iGoogleに追加 MyYahooに追加
 MLB2017のワールドシリーズWSは、10月24日(日本時間25日)に開幕します。

 ロサンゼルス・ドジャーズとヒューストン・アストロズは、どちらもレギュラーシーズン中の一時期、驚異的な強さを魅せて、圧倒的な勝率を残したチームですから、ある意味では順当な組合せと言っても良いのでしょう。

 では、WSでの戦い振りはどのようになりそうなのでしょうか。

① コンディション

 ドジャーズは4勝1敗でナショナルリーグ・チャンピオンシップNLCSを勝ち抜きました。そしてWSに向けて「中4日」の休養期間を得たのです。
 ドジャーズは、地区シリーズも3連勝で勝ち上がりましたから、やはり地区シリーズからNLCSまでの間にも「中4日」ありました。

 こうしたスケジュールは、ポストシーズンを戦って行く上での「疲労」、特に「心の疲労」を取るためには有効なものだと思います。

 一方でアストロズは、アメリカンリーグ・チャンピオンシップALCSを最終の第7戦まで戦いました。そして殆ど休み無しでWSに臨みます。

 コンディション面では、ドジャーズが有利と観るのが常識的なのでしょう。

② 達成感

 こうした大きなシリーズ、大会では、「達成感」を感じたチーム、目標としてきた位置まで勝ち上がった次の試合で、チームが敗れ去るというシーンを、時折目にします。

 甲子園大会やユーロ(サッカー欧州選手権)、ワールドカップなどで、チームの歴史上最高の成績を確保した次のゲームで、意外にも敗れてしまうケースがあるのです。

 プレーヤーの「心持ち」が、プレー内容に微妙に影響しているのではないかと考えます。

 今シリーズに臨むに際して、「達成感」がより高いチームはどちらでしょうか。
 私はドジャーズなのではないかと思います。

 西海岸の名門チームとして、常にポストシーズンに駒を進めるチームですが、1988年以来、NLCSの勝利、WSへの進出から遠ざかっていました。
 同じ、ニューヨークから西海岸に移動したライバルチーム、サンフランシスコ・ジャイアンツの21世紀における活躍、何度もWSを制覇する姿を観て歯がゆい思いをしてきたことでしょう。

 そのドジャーズが29年振りにNLCSを制して、リーグチャンピオンに輝いたのです。

 選手やチーム関係者の喜びは、他から見るより遥かに大きいものであったのではないでしょうか。「達成感」は、想像以上に大きいと感じます。

 一方のアストロズは、いまだWS制覇の実績は無く、ALCSを勝ち上がったのも初めてです。
 WS初制覇に向けて、意欲満々と言うところでしょう。
 連戦連戦で疲れは残っているけれども、空腹感十分で、眼をぎらつかせている野獣といった雰囲気があります。

 「達成感」という面からは、アストロズに分がありそうです。

 コンディションではドジャーズが優位、「達成感」ではアストロズに分がある、といった状況下、2つの要素を総合すると、どうでしょうか。

 私は、僅かにアストロズが4勝を挙げる可能性が高いと感じます。

 ドジャーズは、初戦をものにして一気に押し切る形を取りたいところでしょう。コンディションの良さで圧倒したいところです。
 逆にいえば、クレイトン・カーショー投手を立てての初戦を落とすようだと、苦しくなりそうです。

 アストロズは初戦を落としたとしても、「諦めることの無い戦い」を続けて行きそうです。

 今シーズンの「世界一」を目指して、激闘が幕を開けます。
関連記事
スポンサーサイト



NEXT Entry
[MLB2017WS] クレイトン・カーショー投手とサンディ・コーファックス投手
NEW Topics
[温故知新2020-女子テニス3] 「アイス・ドール」 クリス・エバート選手
[温故知新2020-男子テニス4] 黒人プレーヤーの先駆者 アーサー・アッシュ選手
[ブンデスリーガ2019~20(無観客)] 鎌田大地選手 2試合連続ゴール
[競馬コラム269] オークス2020のデアリングタクトと日本ダービー2020のコントレイル
[温故知新2020-陸上競技4] 男子走り幅跳び オリンピック金メダリストの記録
[ブンデスリーガ2019~20・第27節(無観客)] バイエルン・ミュンヘン 圧勝
[温故知新2020-女子テニス2] アメリカの英雄 ビリー・ジーン・キング選手
[競馬(無観客)] 東京優駿(日本ダービー)2020の注目馬
[温故知新2020-女子テニス1] 「史上最強」 マーガレット・コート選手
[温故知新2020-男子テニス3] ダブルスの名手 ジョン・ニューカム選手
[温故知新2020-陸上競技3] 男子10,000m オリンピック金メダリストの記録
[温故知新2020-競泳2] 男子1,500m自由形 日本チームの全盛期
[温故知新2020-競泳1] 男子100m自由形 日本チームの黄金時代
[FIFAワールドカップ2010準々決勝] ドイツチームの完勝
[温故知新2020-男子テニス2] 「史上最強」 ロッド・レーバー選手
[競馬(無観客)] 優駿牝馬(オークス)2020の注目馬
[温故知新2020-陸上競技2] 男子1,500m オリンピック金メダリストの記録
[温故知新2020-陸上競技1] 男子100m オリンピック金メダリストの記録
[ラグビーワールドカップ2011プールA] 日本チーム フランスチームを相手に65分まで4点差の健闘
[温故知新2020男子テニス-1] ウィンブルドンを勝てなかった イワン・レンドル選手
[競馬コラム268・ヴィクトリアマイル2020] 感動的なレース
[FIFAワールドカップ1986決勝] アルゼンチンチーム 2度目の優勝
[競馬(無観客)] ヴィクトリアマイル2020の注目馬
[NPB・MLB2020] 「開幕」に向けての動き
[ブンデスリーガ2019~20] 無観客での再開へ
[競馬コラム267-日本馬の海外挑戦12] 2009年 牝馬の挑戦
[FIFAワールドカップ2010ラウンド16] ブラジルチーム 貫録の勝利
[FIFAワールドカップ2010ラウンド16] 日本チーム 史上初のPK戦
[FIFAワールドカップ2010ラウンド16] ランパード選手 「幻」のゴール
[Jリーグ2020] イニエスタ選手のオンライントークショー
[競馬(無観客)] NHKマイルカップ2020の注目馬
[NBA2020] 個人トレーニング再開に向けての動き
[UEFA-EURO2012-グループD] イングランドとフランスの激突
[競馬コラム266-天皇賞(春)2020] フィエールマンの連覇とC.ルメール騎手の天皇賞4連勝
[UEFA-EURO2012-グループB] ポルトガル デンマークとの接戦を制す
[競馬コラム265・下鴨ステークス2020] スズカルパン 100戦出走達成!
[UEFA-EURO2012-グループA] 開幕戦 ギリシャチーム 驚異の粘り
[UEFA-EURO2012-グループD] フランスチームの堅守
[競馬(無観客)] 天皇賞(春)2020の注目馬
[UEFA-EURO2012-グループC] イタリアとクロアチア 一歩も引かず
[競馬コラム264-日本馬の海外挑戦11] 2007年 シンガポール競馬への進出
[UEFA-EURO2012準々決勝] クリスティアーノ・ロナウドVSチェフ
[競馬コラム263-日本馬の海外挑戦10] 2006年 ハーツクライとデルタブルース
[スーペルコパ2020準決勝] FCバルセロナ よもやの敗退
[UEFA-EURO2012準決勝] 「怪物」バロテッリ選手の2ゴール
[マラソン2020] 「心臓破りの丘」 山田敬蔵氏 逝去
[競馬コラム262-日本馬の海外挑戦-9] 2005年 ゼンノロブロイとハットトリック
[MLB2020・MVPランキング] バリー・ボンズ選手の凄さ
[フィギュアスケート2020春・世界ランキング] 羽生選手、紀平選手が共に1位
[NPB2020] 菅野智之投手 超絶の仕上がり
Entry TAG
MLB2017WS・コンディションと達成感  
Comment
Trackback
Comment form
 管理者にだけ表示を許可する
プロフィール

カエサルjr

Author:カエサルjr
「スポーツを考える-KaZ」ブログへ
ようこそ!
我が家の月下美人も16年目。同時に30個の花が咲くこともあります。スポーツも花盛りですね。一緒に楽しみましょう。

最新記事
最新コメント
検索フォーム
ブロとも申請フォーム
QRコード
QR

Page Top
CALENDaR 123456789101112131415161718192021222324252627282930