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HOME   »   陸上競技  »  金メダルを取った翌朝もシドニーの空気は何も変わらなかった・・・。
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 台風が接近していた10月22日、雨が降り続いていました。
 たまたま、NHKアーカイブスの番組を見ることとなり、引き込まれました。

 2000年のシドニーオリンピックにおける、高橋尚子選手のドキュメンタリーでした。

 大会前の高地トレーニングや、レースにおけるリディア・シモン選手(ルーマニア)との競り合いなど、懐かしくも新鮮な映像とコメントが満載でしたが、最も印象に残ったのは、ゴールイン後の姿。

 高橋選手は小出監督を探し、小出監督もくしゃくしゃの日の丸を握りしめて高橋選手を追いかけるのですが、何しろ満員のオリンピックスタジアムですから、なかなか会えない。
 ようやく、スタジアムの通路で出会いました。

 「よく頑張ったなあ」と小出監督が声をかけます。高橋選手も何か言葉を返していますが、聞こえませんでした。
 そして、小出監督をじっと見つめていた高橋選手が、小出監督の胸に顔を沈め、二人は抱き合いました。

 その間10秒位だったでしょうか。とても長く感じられました。

 高橋選手の体から「緊張感」が抜けていくのが、画面からも分かりました。
 素晴らしい絵でした。
 この二人にしか分からない思い、そして高橋選手にとっては、この抱擁の瞬間にレースは完了したのでしょう。
 観ていて、涙が出ました。

 インタビューが続きます。

 「翌朝6時に起きて、いつものようにシドニーの街を走りました。金メダルを取ったら、朝のシドニーの風景が変わるのかな、と思っていましたが、何も変わりませんでした。昨日と同じ、爽やかな風が吹いていました。」

 そもそも、オリンピックのマラソンを走り終えた(心身ともに疲労困憊の)翌朝6時に、「いつものように」走るというのも驚きますが、高橋選手が「昨日と変わらない世界」を感じたことは、本当に凄いと思いました。

 この「心持ち」こそが、世界一なのでしょう。
 
 「走ることが大好き」なキューちゃんにとっては、オリンピックレースで金メダルを獲得した翌朝でも、「走ることの喜び・楽しさ」が何にも勝るのです。
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