FC2ブログ
HOME   »   日本プロ野球  »  [NPB日本シリーズ2017] セリーグの力を示したDeNAベイスターズ
RSSフィード iGoogleに追加 MyYahooに追加
 2017年の日本シリーズ第6戦は、1点を争う好ゲームとなりましたが、延長11回の末、ソフトバンクホークスがサヨナラ勝ち、2年振り8度目の日本一に輝きました。

[10月28日・第1戦・ヤフオクドーム]
ソフトバンク10-1DeNA

[10月29日・第2戦・ヤフオクドーム]
ソフトバンク4-3DeNA

[10月31日・第3戦・横浜スタジアム]
ソフトバンク3-2DeNA

[11月1日・第4戦・横浜スタジアム]
DeNA6-0ソフトバンク

[11月2日・第5戦・横浜スタジアム]
DeNA5-4ソフトバンク

[11月4日・第6戦・ヤフオクドーム]
ソフトバンク4-3DeNA(延長11回)

 今シリーズは、ソフトバンクホークスの圧勝で幕を開けました。
 5回裏、2番今宮選手の四球から始まった攻撃は、一巡して今宮選手のセンターバックスクリーン直撃の3ベースヒットで7点目を挙げるというビッグイニングとなったのです。

 この10-1の大勝が、シリーズの流れを決めました。
 もともと交流戦でも、常にパリーグが優位にあり、「野球の実力」としてパリーグがセリーグより上ではないか、という見方が有る中で、いきなりの圧勝でしたから、多くの野球ファンが「やっぱり」と心の中で思ったのではないでしょうか。

 第2戦、第3戦は接戦となり、DeNAベイスターズにも十二分に勝機が有ったのですけれども、「ここぞ」という場面でホークスの「上手さ」が際立ち、一気に3連勝としたのです。

 この時にも、第1戦の圧勝から来る「パリーグは強い」という呪文のような空気がシリーズを支配していたように感じます。
 各種の報道においても「ホークスの野球の方が明らかに上」といった論調が目立ちました。

 このまま4連勝でシリーズが終わることが、当然の様な雰囲気だったと感じます。

 しかし、ホークスとベイスターズの差が「ほんの少し」だったことは、第2戦・3戦の試合内容を観れば明らかなことだったのでしょう。

 第4戦でベイスターズの濱口投手が快投を魅せました。
 気迫溢れる投球でホークス打戦を完全に抑え込んだのです。
 ノーヒッターが有るのではないかと感じさせるピッチングでした。

 この快投がシリーズの流れを大きくベイスターズに引き戻したことは、間違いないところでしょう。

 第5戦では、今シリーズ初の逆転勝ちでベイスターズが2勝目を挙げました。

 そして第6戦も7回までベイスターズが試合を支配しました。
 しかし、やや追い込まれたホークスが8回・9回と意地を見せ、延長の末押し切ったのです。
 9回に内川選手の同点ホームランが飛び出したところで、このゲーム、そしてこのシリーズは決したと感じます。
 今シリーズを通して好調を維持した内川選手の見事な一発でした。

 第4戦でシリーズの流れを大きく引き戻したとはいえ、結局今シリーズは初戦の結果が大きく物を言ったと思います。

 DeNAベイスターズは、セリーグのクライマックスシリーズCSから「下剋上」と呼ばれる戦いを続けて来ました。
 そして、日本シリーズでもソフトバンクホークスを「あと一歩」というところまで追い込んだのです。

 もちろん、打撃面・投手力・守備面と両チームを比較すれば、ホークスが少し上回っていることは、誰の眼にも明らかなのでしょうけれども、ベイスターズにはそれを補う「不屈の闘志」がありました。
 横浜スタジアムはもちろんとして、ヤフオクドームでも観られた、「ベイスターズファンの心底からの力強い応援」「ベイスターズの勝利を信じて疑うことの無い必死の応援」も見事でした。
 当然ながら、ベイスターズにも優勝のチャンスは十分に有ったのです。

 日本シリーズ2017の戦い振りを観れば、ベイスターズはセリーグの代表チームとして存分の働きを魅せてくれたと感じます。
 セリーグのCSの結果も、決してフロックでは無いことを明示してくれたのでしょう。

 一方、ソフトバンクホークスは、その実力が日本一であることをしっかりと示しました。

 大戦力を保持しながらも、個々のプレーにおける細かな部分での基本に忠実な丁寧なプレーが、まさに「日本一」だったのです。

 プロ野球において当分の間は、「ホークス王朝に他のチームが挑戦する構図」が続くことを感じさせる、2017年の日本シリーズでした。
関連記事
スポンサーサイト



NEXT Entry
[NFL2017~18] ラッセル・ウィルソン選手とデショーン・ワトソン選手の共演
NEW Topics
[ブンデスリーガ2019~20・第27節(無観客)] バイエルン・ミュンヘン 圧勝
[温故知新2020-女子テニス2] アメリカの英雄 ビリー・ジーン・キング選手
[競馬(無観客)] 東京優駿(日本ダービー)2020の注目馬
[温故知新2020-女子テニス1] 「史上最強」 マーガレット・コート選手
[温故知新2020-男子テニス3] ダブルスの名手 ジョン・ニューカム選手
[温故知新2020-陸上競技3] 男子10,000m オリンピック金メダリストの記録
[温故知新2020-競泳2] 男子1,500m自由形 日本チームの全盛期
[温故知新2020-競泳1] 男子100m自由形 日本チームの黄金時代
[FIFAワールドカップ2010準々決勝] ドイツチームの完勝
[温故知新2020-男子テニス2] 「史上最強」 ロッド・レーバー選手
[競馬(無観客)] 優駿牝馬(オークス)2020の注目馬
[温故知新2020-陸上競技2] 男子1,500m オリンピック金メダリストの記録
[温故知新2020-陸上競技1] 男子100m オリンピック金メダリストの記録
[ラグビーワールドカップ2011プールA] 日本チーム フランスチームを相手に65分まで4点差の健闘
[温故知新2020男子テニス-1] ウィンブルドンを勝てなかった イワン・レンドル選手
[競馬コラム268・ヴィクトリアマイル2020] 感動的なレース
[FIFAワールドカップ1986決勝] アルゼンチンチーム 2度目の優勝
[競馬(無観客)] ヴィクトリアマイル2020の注目馬
[NPB・MLB2020] 「開幕」に向けての動き
[ブンデスリーガ2019~20] 無観客での再開へ
[競馬コラム267-日本馬の海外挑戦12] 2009年 牝馬の挑戦
[FIFAワールドカップ2010ラウンド16] ブラジルチーム 貫録の勝利
[FIFAワールドカップ2010ラウンド16] 日本チーム 史上初のPK戦
[FIFAワールドカップ2010ラウンド16] ランパード選手 「幻」のゴール
[Jリーグ2020] イニエスタ選手のオンライントークショー
[競馬(無観客)] NHKマイルカップ2020の注目馬
[NBA2020] 個人トレーニング再開に向けての動き
[UEFA-EURO2012-グループD] イングランドとフランスの激突
[競馬コラム266-天皇賞(春)2020] フィエールマンの連覇とC.ルメール騎手の天皇賞4連勝
[UEFA-EURO2012-グループB] ポルトガル デンマークとの接戦を制す
[競馬コラム265・下鴨ステークス2020] スズカルパン 100戦出走達成!
[UEFA-EURO2012-グループA] 開幕戦 ギリシャチーム 驚異の粘り
[UEFA-EURO2012-グループD] フランスチームの堅守
[競馬(無観客)] 天皇賞(春)2020の注目馬
[UEFA-EURO2012-グループC] イタリアとクロアチア 一歩も引かず
[競馬コラム264-日本馬の海外挑戦11] 2007年 シンガポール競馬への進出
[UEFA-EURO2012準々決勝] クリスティアーノ・ロナウドVSチェフ
[競馬コラム263-日本馬の海外挑戦10] 2006年 ハーツクライとデルタブルース
[スーペルコパ2020準決勝] FCバルセロナ よもやの敗退
[UEFA-EURO2012準決勝] 「怪物」バロテッリ選手の2ゴール
[マラソン2020] 「心臓破りの丘」 山田敬蔵氏 逝去
[競馬コラム262-日本馬の海外挑戦-9] 2005年 ゼンノロブロイとハットトリック
[MLB2020・MVPランキング] バリー・ボンズ選手の凄さ
[フィギュアスケート2020春・世界ランキング] 羽生選手、紀平選手が共に1位
[NPB2020] 菅野智之投手 超絶の仕上がり
[高校野球2020] 花巻東高校 女子野球部が練習開始
[大相撲2020] 豊ノ島の引退
[UEFA-EURO2008決勝] スペインチーム 黄金時代の幕開け
[UEFA-EURO1976準決勝] 降りしきる オランダチームの涙雨
[競馬(無観客)] 皐月賞2020の注目馬
Entry TAG
NPB日本シリーズ2017・ソフトバンクホークス優勝!  
Comment
Trackback
Comment form
 管理者にだけ表示を許可する
プロフィール

カエサルjr

Author:カエサルjr
「スポーツを考える-KaZ」ブログへ
ようこそ!
我が家の月下美人も16年目。同時に30個の花が咲くこともあります。スポーツも花盛りですね。一緒に楽しみましょう。

最新記事
最新コメント
検索フォーム
ブロとも申請フォーム
QRコード
QR

Page Top
CALENDaR 12345678910111213141516171819202122232425262728293031