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HOME   »   サッカー  »  [WC2018ロシア大会] 出場全32チームが確定 組合せ抽選会へ
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 11月15日、南米-オセアニア・大陸間プレーオフの第2戦で、ペルーチームがニュージーランドチームを破って、南米地区5番目のチームとして本大会への出場が決まり、ワールドカップ2018ロシア大会への出場全32チームが確定しました。

 イタリアの敗退など、今回の予選も「思いもよらぬ展開」の連続でしたが、アイスランドとパナマの2チームが初出場を決めるなど、見どころの多い戦いでもありました。

 次の焦点は、12月1日に行われる「組合せ抽選会」に移ります。
 組合せ抽選会はとても華やかなイベントですけれども、出場各チームにとっては極めて重要なものとなります。グループリーグGLの対戦相手が決まるのですから・・・。

 当たり前のことを書き恐縮ですが、32チームの内16チームにとっては、GLにおける3試合が「ワールドカップにおけるゲーム」となります。ワールドカップとはいっても、世界中を相手にするのではなく、同組の3チームを相手にするのです。そして、成績が振るわなければ決勝トーナメントには進めません。
 
 ロシア大会で世界にデビューしようと狙っている、世界中のプレーヤーや監督、コーチにとっては、「人生を賭けた戦い」となるわけですから、その対戦相手がどのチームになるのかは、とても重要なことですし、出来ることなら決勝トーナメントに進出して、ひとつでも多くのゲームでプレーすることが「自己PR」にとって大切なことでしょうから、「より勝てそうなチームが居る組」に入りたいと考えるのが、人情でしょう。

 大袈裟に言えば、世界にデビューしようとするプレーヤーや監督・コーチにとっては、「人生を決める抽選会」なのかもしれません。

① 2017年10月16日時点のFIFA世界ランキング

 KAZブログでは以前から「世界ランキングの重要性」を書き続けていますが、ロシア大会の抽選会におけるポット分けは、2017年10月16日時点の世界ランキング順ということになります。

 その時点のランキングが上のチームから、8チームが第1ポット、次の順位の8チームが第2ポット、次の順位の8チームが第3ポット、最も順位の低い8チームが第4ポットに振り分けられるのです。

 そして、1~4の各ポットから1チームずつが、AからHの8グループ・組に抽選で入っていくという形を取ります。
 世界ランク上位のチームが同じ組に入らないようにすることと、各組のレベルを平均化するための方法です。

 世界中で行われてきた公式戦や親善試合の結果・内容を観ながらFIFAが定期的に決めている世界ランキングですが、ワールドカップの組分けにとても大きな影響を及ぼすものなのです。
 普段行われているナショナルチーム同士の「国際親善試合」とはいっても、疎かにはできないことは明らかでしょう。

② 開催国ロシアが32チーム中で世界ランキング最下位(史上初)

 前述のポット決めルールの例外として「開催国は第1ポットに入る」があります。
 「開催国がランキング最上位のチームと同じ組にならないように」という、開催国チームへの配慮が現れている例外ルールです。これまでの大会でも実施されてきました。

 今回の開催国はロシアですが、このロシアチームの世界ランキングが65位となっていて、参加32チーム中最下位なのです。「開催国チームが参加チームの中でランキング最下位」というのは、ワールドカップ史上初のことであると報じられています。

 他の参加チームにとっては、世界ランキング最上位の7チームの居る組より、ロシアチームの居る組の方が、戦い易いと考えるのは自然なことでしょう。

③ スペインチーム(世界ランキング8位)の帰趨

 今回の抽選会最大の焦点は「スペインチームがどの組に入るか」ということになりました。

 世界ランキング8位のスペインチームは、前述の例外ルールにより第2ポットですから、世界ランキング1~7位の第1ポットが配されたどの組に入っても、当該組が「死の組」になるのです。
 例えば、世界ランク1位のドイツの組に入れば、ドイツとスペインが同じグループとなりますし、世界ランク2位のブラジルの組に入れば、ブラジルとスペインが同じグループとなるわけです。(当たり前のことを書き恐縮です)
 その組に、第3ポット、第4ポットから抽選で選ばれたチームにとっては、GL突破が極めて難しい状況になることは明らかです。

 一方抽選の妙で、スペインがロシアと同じ組に入れば、これは「最も平和?」な形となるわけですが、その確率は1/8と低いのです。
 何時の大会でも同じことですが、今回も「死の組」が出現する可能性が高いのです。

 他にも、第2ポットの世界ランク12位のイングランドや、同17位のウルグアイが入る組も、ワールドカップにおける存在感の大きなチームですから、厳しい組となるのは必定です。

④ 「死の組」には日本チームが不可欠?

 11月16日の「スポーツ報知」の配信で、世界中のツィッターなどで、「死の組」に入るチームが予想されている中で、日本チームが入っている組合せが多いと報じられました。

 その記事によれば、「死の組」予想で目立つのは、以下の2パターン。
 「ドイツ、スペイン、チュニジア、日本」
 「ブラジル、スペイン、デンマーク、日本」とのこと。

 前述の通り、ドイツチームとブラジルチームの組にスペインチームが入っているのは、予想されることですが、第3ポットからチュニジアチームとデンマークチームが選ばれ、第4ポットから日本チームが選ばれているところが、興味深い。

 その記事では、「第4ポット最強と評価された栄誉」といった書き振りでした。もちろん、「死の組」と言う以上は、「強い4チーム」が集まる必要がありますから、そうした見方もできるのでしょうが、私は単純に「世界中のサッカーファンが第4ポットの各チームを見た時に目についたチーム」だったということかな、と感じています。
 日本チームは、世界中のサッカーファンから「様々な面」で「強いチーム」というよりは「良いチーム」と認識されているのではないでしょうか。

 いずれにしても、ハリルジャパンにとっては④の「死の組」に入ることは、出来るだけ回避したいところです。ドイツ、ブラジル、スペインといったチームからワールドカップの大舞台で勝利するというのは、日本のみならず、他のどのチームにとっても至難の技でしょうから。

 とはいえ、当然のことながら、ワールドカップ出場チームは「どのチームも強い」ことは明らかですから、12月1日の抽選会の結果で一喜一憂することなく、同組の他の3チームの調査・研究に注力し、ハリルジャパンのワールドカップメンバーを選定し(他の3チームの戦力・サッカーの質、他の3チームの対戦結果予想、等々によって、日本チームのメンバーが異なってくるのは自然なことです)、チーム一丸となってGL突破を目指さなければならないことは、間違いないのでしょう。
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